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鉄たび展とゴジラ展

2017.08.24 | Category: 院長ブログ

先日『鉄たび展(模型の神様「原信太郎」氏)』を高島屋で見てきました。感動しました。凄く良かったです。ただ一人で行ったので展示物以外で嫌な事が有りました。私はNゲージ(9ミリ)が中学の頃から好きでOゲージは場所と金額的にも無理でしたので諦めていました(えっ、ひょっとしてオタク?)。しかしやっぱりOゲージ、更に大型になると迫力が違いますよね。それも市販されている物では無く、設計図も何も無い物を個人が長年かかって製作したというのは驚きと感動でした。また当時(戦前)の絵葉書や各地の時刻表等も展示されていて垂涎物でした。戦争突入への色が濃くなりつつ有った時期、海外に一人で行った事により五か国語が堪能になったのは副産物としては相当大きな物だと思いした。勿論私が必死になって手配して両親にプレゼントした『トワイライト・エクスプレス』のA寝台もバッチリ撮影しました。しかしやはり世間では『鉄道好き=オタク』と思われるみたいで50過ぎのオッサンが一人でガラスにへばり付いて見ていると『メガネ+中にTシャツ、外に赤色チェック柄のシャツ+リュック+少しダブついた薄めのブルージーンズ、小太りで無駄に汗を垂らしている』で無くても『コイツ絶対オタクだよ』と見られるようです。実際カップルから奇異な目で見られている事に耐えられず結果的に模型が見たいという魅力との葛藤に負けて『そうだよ、俺はオタクだよ。なんかアンタ等に迷惑掛けたかよ』と言われてもいない冷たい視線にムキになって被害妄想と戦っていてフルマラソン以上に疲れ、折角の数少ない盆休みを複雑な気持ちで過ごしたのでした。実は名古屋市博物館で現在開催されている『ゴジラ展(9月3日迄)』にも行きたいのですが『鉄たび展』以上にオッサンが一人で行くのは、行く前から既に葛藤が有り『夏休みが終われば少しは見物客が少くなってゆっくり見れるかなぁ』と、もっともらしい理由を隠れ蓑にしつつ実は『マジかよっ、オッサンが怪獣かよっ、ゴジラかよっ!』と言われるのが嫌で患者様から孫を貸して欲しい、または閉館後に「ルパン」のように忍び込んで一人でゆっくり見物したい衝動を抑えてチャンスを伺っているオタクですって、やっぱりオタクじゃねぇかよっ!

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三