24時間テレビで毎年恒例のマラソンが有ります。この事について述べさせて頂きます。私はこの番組を殆ど見ませんが、家族は睡眠時間を削ってテレビの前から動きません。寄附は本当に×2少額ですが毎回させて頂いております。この番組に関して賛否両論有る事は知っています。『人の不幸を見世物にしている』『ボランティアを視聴率に使うな』等、痛烈な批判を投稿する人が居る事も知っていますし、それは自由な事です。また芸能人のさんまさんが出演依頼を受けた時に「『俺のギャラは要らんから全額寄附してくれ』と言ったら『それは出来ません』と言いやがった。あんなインチキな番組は無いでぇ」と言ったとか。これには理由が有り、さんまさんほどの大御所がギャラを要らないと言えば若手芸人が貰い難くなる。するとスタッフを始め関わる人の何処までがノーギャラで何処からの賃金が発生するのかの線引きが難しくなります。全てボランティアを強制すればスタッフの犠牲の上に番組は成り立ち数回で番組は終了したでしょう。ですから『出来ません』の回答になったと知りました。この場合の模範回答は全額さんまさんが一度ギャラを貰ってから、さんまさんのご意志で全額寄附だったら良かったのかも知れません。しかしあくまで聞いた話ですから真偽の程は分かりません。ただこの番組の最大の功績は日本に余り無かった『寄附』という概念を根付かせた事は確かです。話を戻してマラソンですが、今回『ランナーは当日発表』となって、ランナー自身も知らない企画でした。歴代の走者は最低でも42.195kでしたから練習をしない人が突然走る事は不可能に近い事になります。だからネットでは『やらせ疑惑』となり大炎上になりました。しかし現実は『誰もがランナーになる可能性がある』と複数の人が練習をしていたそうです。現場では本当に知らされていないので可能性の有る芸能人一人に付き二人のプロデューサーが付いて練習を収録して当日誰がランナーになっても良いようにビデオ編集してスタンバイしていたそうです。だから当日発表はたぶん本当だったと思います。まぁどちらにしても炎天下で走るブルゾンさんの無事完走を祈るばかりです。
現代最大のタブー »