東洋医学では独特の診察方法が有ります。無論『非科学的』で『再現性』がありませんから現代医学の主幹である西洋医学からは『劣っている』とされ見下されて来ました。それは仕方ない事ですけど現在問題に成りつつ有るのは皮肉にも、その東洋医学的な診察方法であり診断法(東洋医学では『証』をたてると言います)なのです。また責任転嫁ですけど、某医師の方が「漢方薬を処方するのに本来は『証』をたてなければいけないけど全国に出来る医師は47都道府県に40人程しか居ない。愛知県に2名ないし3名居るから患者の皆様方は正確に漢方薬を処方されているかは甚だ疑問である」と、仰られていました。信じられない事ですが『漢方薬の副作用で亡くなっていると考えられる方々が毎年多く居る』と某週刊誌も取り上げていますし、日本の漢方薬の代表的な製薬会社に漢方薬の指導をされた中国医師であり名古屋大学大学院に在席されていた先生から直接『日本の医師の漢方処方は間違っている。製薬会社に何度も注意したが売上げ優先傾向に有り人命軽視としか思えない』と警鐘を鳴らしていた事が思い出されます。私は医師でも薬剤師でも無いので薬については無知ですし発言は出来ませんけど東洋医学的な診断法『証』はたてないと治療方針が立てられません。その一つが『舌診』です。皆様も毎朝起床したら直ぐに同じ条件下で鏡に自分の舌を出して見て下さい。すると最初は分からなくても少しずつ日々の変化に気付くかも知れません。自分の身は自分で守る気持ちで気構えで今日も一日頑張りましょう!