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寒いから

2018.01.27 | Category: 院長ブログ

健康に携わる者は老若男女問わず優しさが必要な事はよく分かります。特に高齢者や病人、ケガをしている方への心配りは尚の事。しかし先日元気な若者と呑む機会が有り『寒いから風邪引きましたよ』と言われ、つい『お前それは違うぞ。単なる不摂生だぞ』と一応(元気な)病人に向かって言い放ってしまいました(反省)。若者の発言も間違いでは有りません。ウイルスは冬の『低温』と『乾燥』が大好きだからです。寒ければ免疫力が低下しますからウイルス感染し易いです。また乾燥するとウイルスが舞い上がり易いですから気管粘膜に付着します。そうなると『冬の寒さと乾燥で風邪を引く』となります。しかし一般には免疫力の低い高齢者や幼児なら分かりますけど、元気な若者が(こういう表現はオヤジ)簡単に風邪を引くな!と説教してしまいました、スイマセン。しかしインフルエンザは話が違いますし、特にノロウイルスは別格ですから若者のような日頃元気な人で在っても狙われたら最後、敢えなく撃沈します。予防は手洗いと加湿が最大の防御。飛沫感染が無い訳では有りませんがウイルスが付着した手で目を擦ったり鼻を触ったり食べ物を触って感染するケースが断然多いです。しかし『咳エチケット』は大事ですし、しないと周囲を不快にさせます。咳やクシャミの時にはハンカチやタオルで口を押さえるか人の居ない方向に顔を向けましょう。因みにクシャミの風速は160km/hで英国では日頃からクシャミを体外に出さないように口を完全に押さえて、全く息が漏れ出ないようにしてクシャミをした若者の喉が一部が裂けて入院したらしいですが、何もそこまでやる必要は有りません(危険ですから良い子は真似しちゃ駄目だよ)。
つづく

当院へのアクセス情報

全快堂

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電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三