『欧米に寝たきり老人はいない(中央公論新社)』という本を読んで衝撃を受けました。「日本の平均寿命は世界トップクラスだ」「日本の医療は素晴らしい」と日本人である事に誇りを持ち「ああ日本人で良かった!」と頭の片隅で考えた事は有りませんか?以前投稿しましたが、医師でも看護師でも無い者が現在の日本の医療について否定的な書き込みは出来ませんでした。しかし現役の医療関係者が日本の医療の問題点を書いてくれました。私が言いたかった事、いやそれ以上の事を書いてくれました。是非一度読んで下さい。せいぜい私は『昔の御棺は軽かったけど今は非常に重い』『死因は延命治療の繰り返しで栄養を身体に流し込まれた溺死』『胃ろう考えついた日本人医師が最も胃ろうを否定している』と聞いた話を投稿した事ぐらい(十分ですかね)言いたい事の半分くらいでした。しかしこの本は医師の立場から見た『現在の日本医療の問題点』を包み隠さず書かれていますので、何の疑問を持たなかった方々への問題提議、そして医師や看護士不足問題、医療費問題解決のヒントが書かれています。ここでは詳しい内容は書きませんが全快堂に置いておきますので興味を持ったら購入して下さい。是非一家に一冊購入して全ての人が読むべきです。何故なら「死なない人はいない」のですから。