愛知医大のセミナーに行って来ました。今回は「総合診療科」の伴信太郎先生の内容から抜粋させて頂きます。突然ですが「今20歳の50%の方の寿命は確率的では何歳迄生きるでしょうか?」以前もっと低年齢の平均寿命の内容を書きましたから想像出来るかも知れませんね。答えは100歳だそうです。同じ条件で40歳は95歳。60歳なら90歳だそうです。長寿はめでたい事と1963年に100歳の方々に国が銀盃を御祝いに渡す事にしたのです。その当時は全国で100歳以上が153人だったそうです。それが2014年29530人になり銀盃を配る事は財政的に困難なり2015年に中止になりました。国民の多くが100歳近くまで生きる時代となると考えなくてはならない事が発生します。名古屋大の井口先生も言われていましたが学校卒業後40年ほど働いた後、年金で悠々自適な生活をするのが今までのライフスタイルでした。しかし年金が下がり寿命が伸びた事により「健康寿命」なら良いのですが、介護が必要な時間が長くなったのなら年金だけでは経済が困窮または破綻する可能性が出てきました。そこで更に次のライフステージを考えなくてはならない状況になりました。生涯現役でPPK(ピンピンコロリ)を目指して健康なのは当たり前ですが、プラス生涯収入を得る手段も考えなくてはならない時代になりました。連れ合いが寝たきりになっても最期まで対応出来る経済力を得るか、寝たきりにならない健康を手に入れるかは「あなた次第です!」よ。どちらにしろNNK(ねんねんコロリ)は嫌だね。つづく