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悔しい思い出

2018.03.17 | Category: 院長ブログ

ドラマを見ていて不妊治療に来ていた患者様の事を思い出しました。ドラマは一瞬見ただけでストーリーは分かりません。ただ主人公らしき女性が流産してしまう内容でした。思い出した患者様は30代後半の時に全快堂に初めて来られました。病院の不妊治療に疲れて希望を失って少し鬱気味で、妊娠はもう諦めておられました。ですから肩凝りと腰痛と冷え症の治療を望んでの来院でした。すると全快堂に貼ってある多くの赤ちゃんの写真を見て突然泣き出してしまいました。『何でこんなにも赤ちゃんの写真が貼ってあるの?』と。そして『これは不妊治療で生まれた赤ちゃんだよ』というと『羨ましいけど私には無理』と病院での不妊治療を何年も繰り返し挑戦したけど無理だった事を私に泣きながら話してくれました。私は『辛かったね』と頭を軽く撫でたら再び激しく泣かれました。そして『妊娠出来るか分からないけど肩凝りと腰痛と冷え症を治す過程で血流が良くなればプレゼントが有るかも』と治療を開始しました。しかし私は初診の時に『筋腫が有るかも』というと『有りますけど妊活、出産には関係無いと言われています』と回答された事を否定せずに気になりながらも治療していた事を後悔する結果になりました。暫くすると『先生、妊娠しました』と喜びの報告が。私も喜びましたが一抹の不安が有りました。
つづく

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三