私の悪い予感は的中してしまいました。産婦人科のお医者様が「出産する時に筋腫が邪魔になるから取り除かなければならない。その為には今回の出産は諦めて欲しい」と。何だよ!だから言ったじゃないか(すいません、言って無かった)。言わんこっちゃない(だから言って無いんだよ)。泣く泣く筋腫を除去し『妊娠はもう無理でしょうね』と患者様に言われると「天の邪鬼」の私は俄然闘志を燃やして頑張るタイプで、結果的には2人の御子様を授かったから『めでたしめでたし』となるのかもしれません。しかし私は『医師の無計画な中絶』が許せませんでした。生まれて来たいと出来た生命を神でもない人間が何の権利が有って終わらせるのか。しかし「妊娠する為に必要なんだ」と自分を納得させました。勿論私が想像出来ないくらい患者様はショックだったと思います。その時の悔しい思い出は今も鮮明に覚えています。話は変わります。少し前になりますが『山口放送』が制作したドキュメンタリー番組を見ました。戦時中に満州へ開拓団として行った村の話でした。終戦直前の昭和20年8月9日に突然のソ連参戦は帰国しようとしていた人々を苦しめました。