昨夜はNHKが過激でした(台風の影響だったのか?)。NHKスペシャルでは『精子力クライシス』という題名の放送が有りました。このブログでも何度か精子の問題を投稿してきましたが、ゴールデンタイムにNHKが流す内容としては一般的な御家庭には過激に映ったかも。しかしそれだけ日本人の精子の問題点が山積している事と、少子化問題が「待ったなし」の状況まで追い詰められている裏返しだとも思えました。日本は形振り構っている場合では無いのです。Eテレでも『ウワサの保護者会』で性の問題が取り上げられて両親が性について「どのように説明すれば良いのか?」という内容でした。またBSでは『専門家だってヒトゴトじゃない』で、やはり性の問題を取り上げていました。性の問題は人前で話すものでは有りません。しかし大事な問題です。では「いつ教えるのか?」「誰から学ぶのか?」「人前で話す内容では無いという事は悪い事なのか?」「情報が氾濫している現代、歪んだ性情報が先に入るのでは無いのか?」等々、切実な問題点を話し合っていました。しかしその中で「凄い!」と思った専門家の言葉が有りましたので紹介します。「性を『善と悪』で考えがちだが性は『幸か不幸』で考えるべきである」と。これは衝撃的で突き刺さりました。今までのモヤモヤが吹き飛びました。全快堂の患者様には「幸せの妊娠」は有りますけど「不幸な妊娠」は有りません。だから全快堂では「性の問題」は取り上げて来ませんでした。しかし私がスポーツジムで小学生~中学年の子供達を指導している時に質問された事の中に性に関するものが有りました。しかしその時、恥ずかしながら私は「御両親に聞いて」と逃げていました。答えが無かったですし家庭毎に考え方が違いますから今でも適切な対応だったと思っていますが「答えを持っていたのか?」と尋ねられたら「持っていませんでした」となっていました。ですから「幸か不幸」は素晴らしい回答だと思いました。有能な精子の作り方、幸か不幸かの説明は長くなったので次回にします。