この季節は肌荒れと抜け毛が目立ちます。夏の酷しい紫外線のダメージを受けた肌と髪の毛が悲鳴を上げるからです。肌は紫外線だけで無く、汗でのダメージとエアコンによる寒暖差と乾燥にダメージで日頃から腸がベストで無い人の肌は肌荒れが目立つでしょう。髪の毛も紫外線のダメージと汗のダメージと入浴回数の増加で瀕死の状態です。また髪の毛には秋は『抜け毛の季節』ですから更に髪の毛の本数に注目する人も多いでしょう。動物の体毛は「夏の毛」から「冬の毛」に生え代わる季節ですがヒトも名残りが有りますから抜け毛が増えます。また水分の多かった夏の食べ物を、水分補給で薄まった胃酸での消化吸収するのに頑張った内臓のダメージ修復に忙しい身体には、生命の重要度から言えば最下位の肌や髪の毛のダメージ修復は後回しとなるのは当然です。東洋医学で髪の毛は『血余(けつよ)』ですから余って無ければ回って来ない血液は「何時になったら来るの?」という状況です。そこにパーマやカラーリングやドライヤーでのダメージは将来に影響する事「間違いない」でしょう。最悪は人生的に考えれば「子供は春」で「青年期は夏」となれば「更年期は秋」の『秋』と、季節の『秋』が重なると気持ちも身体もドン底を経験するのです。その時に治療を受けたりアドバイスを上手に受け入れると素晴らしい冬の到来を受け入れる事が出来るのですが「今まで自分流で大丈夫だったんだから」と『強引なマイウェイ』を突き進むと脳梗塞、くも膜下出血、心筋梗塞、動脈瘤破裂、動脈解離等々の『突然死』が待っているのです。秋は夏の疲れが一気に噴出する季節です。行楽の秋、運動の秋、食欲の秋も良いですが「身体を見直す秋」を行ってから秋を楽しんで下さい。身体のサインは「肌荒れ」と「抜け毛」です。コレが大丈夫なら「ひとまず」安心(持病が有る人は要注意)ですが、心当たりの有る人は『メンテナンス優先』ですよ。