ファッションに全く無関心なのに走る(Tシャツと短パン)、全快堂は365日同じユニフォームという毎日。たまに外出するのは飲み会か勉強会のみ。そうなると想像はつくと思いますが、見るも無惨なファッションになる訳で、せめてゴルフでもすればファッショナブルになるとは思いますが全くやらないと。更に追い討ちを掛けるオヤジ+デブが末期症状に拍車を掛けているにもかわからず家族は誰も寄り付かないし注意もしない放置プレー。「『機動力デブ』は柔道とアメフト経験者だから仕方ない」と気にしていなかったが、昨日『AEON』に行ったらファッショナブルな若者や家族連れが沢山居て自分の服装に恥ずかしくなり「何か服を買おう」と年に一度有るか無いかのショッピング。しかし入店するのは世界のブランドメーカー『UNIQLO』、常に上から下まで『UNIQLO~ゼ』の私は、他の店の「いらっしゃいませ~っ、良かったら試着して下さ~いっ、裾直しも直ぐに出来ますよ~っ、よくお似合いですよ~っ、違うサイズお出ししますよ~っ」という流れるような波状攻撃に身体は固まり、呼吸が出来なくなり、同側の手と足が出て上手く歩けなくなってしまい、最後には噛み噛みの日本語で「マタキマス」と何も買わずに退散してしまうので私が買い物出来る唯一の店はUNIQLOしか無いのです。と決心して入ったのに、なんと此処にも大勢の人人人。試着も並んでいるし裾直しなどは贅沢と『勘』だけで手に取ってレジに並んで脇汗イッパイで握り閉めた「お札」を出して帰路についたのですが、帰宅して早速買ったばかりの上着に袖を通すと何か違う。鏡の前に行って見るけどやはり違う。その時、背後を通った娘が一言「モデルと現実の違いは現在の格差社会に相当」と言い放つ。悔しくて振り返ろうとすると『松の廊下の浅野内匠頭』のように裾直しをしていない長い裾が邪魔をして転倒。悔しさが倍増して殴り掛かろうとすると後ろから「殿中でござる~っ!殿中でござる~っ!!」と妻に掴まれて意気消沈。ファッションセンスと身長は仕方ないので改めて食欲の秋を止めて運動と減量の秋を心に誓っうので有った。ちくしょ~っ!