食事は「よく噛んで」と言われますよね。私はデブだから噛むことは大事と頭では分かっています。しかし「カレーは飲み物」なんてデブ芸人が言うように私もよく噛まないです。出来るだけゆっくり食べるには最低30回と言われますけど、外食した時に痩せている人の口元を凝視して驚きました。30回どころじゃないんですよ。「えっ50回?何を食ってるんだよ」と叫びたくなり、口の中を想像したら失礼ですけど気分が悪くなりました。でもこの人は毎食消化器管に優しい事をしているのと同時に、食べ物の栄養を余す事無く「全て吸収しているんだなぁ」と思いました。よく噛んでいる人は結果として食べ物を無駄にしませんから、きっと「生命に感謝」して「作ってくれた人に感謝」している人なんです。何故なら噛まなければ多くの栄養は吸収されず消化器管を素通りしているんですよ。肉だって端から端まで噛んで噛んでエキスを吸ってこそ食べ物を全て吸収したと言えるのに「私は何て食べ物を無駄にしているんだ」と気が付きました。特に植物の場合は固い細胞壁の中に栄養が入っているので、しっかり噛まないと細胞壁は破壊出来ません。ですから噛まなければ沢山の食べ物を胃に入れて拡張させてるだけで一部の栄養素のみ吸収して大事な栄養素は排泄して「満足出来ない」と更に大食いになるという効率の悪い食生活をしている事に気が付きました。そこで野菜の栄養素を噛むよりも確実に更に効率良く吸収出来る方法を紹介します。それは「天日干し」する事です。天日干しすれば水分が抜けて旨味が濃縮されて美味しくなる事に加えて調理する時に膨脹して細胞壁が破壊され易くなります。更に確実にするには戻した後に冷凍すれば確実に細胞壁は破壊されます。すると栄養素は吸収され易いですし、噛む回数を増やせれば完璧です。これからは「細胞壁、細胞壁」と呟きながら出来る限りよく噛んで食べるようにします、って何度も決心した気がしますけど。