以前より全快堂に通院していました刈谷市在住の方の交通事故治療が終了して賠償金が全額支払われました。事故の凄まじさが身体からも読み取れました。患者様が停車中に後方よりノーブレーキで追突されて「えっ何が起こったの?」と、プチパニックになって後ろを振り返ると、何と追突した車のドライバーもプチパニック。ご丁寧に同じ車が再度追突したそうです。患者様曰く「最初は正面を向いてハンドルをしっかり握っていたからまだ良かったけど、二度目は振り返った姿勢で追突されたから衝撃が強かった」と。そして意識朦朧となり救急車で病院へ搬送となりました。にもかかわらず保険会社からの全快堂への電話は、事故後の患者様を「まだ診ていない」「事故の状況を知らない」を良い事に「治療期間は1ヶ月、1部位で」と事務的な内容に驚かせされました。いたずらに治療期間を長くしたり治療部位を多く請求する接骨院が増えてきた昨今。理解は出来ますけど怒りが湧き出て電話口で「何だ、その言い方は!まだ身体も診て無い患者様の治療方針なんて分かる訳無いだろう!私は軽い事故でも整形外科と連絡を取って部位数を抑えて治療期間も短くしているよ、だから接骨院だからと十羽一絡げにするな!」と言ってしまいました。患者様に事情を聞くと総合病院に搬送されて応急措置をされたとの事でしたので私の方で信頼出来る整形外科を紹介してリハビリをしてもらいながら並行して全快堂にも通院してもらいました。ただ保険会社の電話が気になり初めから弁護士も紹介して賠償金を貰う時点になって揉めないように対処した事を鮮明に覚えていました。すると先日「先生ありがとうございました」と言われて「えっ何が?」と尋ねると「賠償金が倍になりました」との事でした。腑に落ちない私は紹介した彼の担当弁護士に尋ねると賠償金が不当に安く設定されていて知らなければ患者様は泣き寝入りだったそうです。それを聞いて加害者側の保険会社の担当者とは一回の電話のみでしたが第一印象って大事だと改めて感じました。過大な賠償金の請求は駄目です。しかし正当な金額は受け取る権利が被害者には有ります。不況で保険会社も大変な事は分かりますけど全快堂の患者様だけは今後も不当な扱いを許さないつもりです。