全快堂に通っている患者様のお義母さんが亡くなられました。全快堂に来院された事は有りませんでしたが99歳の大往生だったそうです。若い頃から豪快でユーモアたっぷりで97歳迄は何でも一人でやる元気いっぱいの方だったらしいのですが破傷風?になってからは徐々に体力を失われたとの事でした。お子様三人が全て最期に間に合って、その方の最期の言葉が息子さんに向かって「あっかんべー」だったそうです。カッコいい!実に格好いい。私の大好きな『白州次郎』氏の遺言書なる物は小さなメモ用紙程度の紙に「葬式無用」「戒名不用」のわずか2行だけの走り書き。義理で人が集まる葬儀を嫌った白州次郎氏が「自分流」を最期まで貫いた格好良さに感動しましたけど、失礼な表現かも知れませんが「普通」のお義母様が言い放った言葉が実に素晴らしい。私もそう言いたいものです。梅雨空も吹っ飛ぶ、まさに天晴れ!合掌