マスコミや新聞紙上では「老後に2000万円必要」「いや3000万だ」とか話題になっていました。何でこんな日本に成ってしまったのでしょうか?バブルは異常だからバブルと表現される訳ですが、バブルの頃は今では考えられないことを平然と行っていました。全国各地に「一億円」が無条件に配られて無駄遣いされた地域も多数有りました。反対する人々に政府は「金は天下の回りもの(「賜り物」とも)。使わなければ今の好景気を止めてしまう」との考え方を変えませんでした。そう言われてしまえば、いつか終わるで有ろう「右肩上がり」を自分たちが反対したことで終わったように言われ責任問題にされては困ると結局尻窄み。政府はバラマキを決行してしまいました。一億円貰った地域は「なんて素晴らしい政府なんだ、この世の春だ」と喜んだのも束の間、バブルは崩壊して現在に至ります。本来ならこれも責任追及するべきです。しかし反対しなかった国民も悪いので仕方ありません。当時日本企業は世界に進出して今の中国企業のように影響力を及ぼしました。日本人旅行客もコロナ禍以前の中国の人々のように世界中に旅行しました。その後日本国民は長い不況を経験してGDPも世界第三位になり自信を喪失しました。しかしよく考えて下さい。日本国民は何も変わっていないのです。働く事を辞めた訳ではありませんし納税を拒否した訳でもありません。子供たちも不登校になった訳でもありません。私は責任転嫁する事は大嫌いです。責任転嫁は無責任だからです。でも現在の不安な未来を作ったのは与党と野党と官僚です。そんな日本の政治家の収入が飛び抜けて世界一と知っていますか?GDP世界一の米国の政治家よりも遥かに高給取りとは二世三世が政治家に成りたがる訳です。先日某政治家の孫が株式を処分した収入を14億円と申請しましたが一時的とは言え庶民生活とはかけ離れた金額です。年金の問題も追及しようにも責任機関が変わってしまい責任の所在は有耶無耶になってしまいました。現在流通している?マイナンバーカードもワクチン接種の対応には不十分で使えないカードに。民間なら無駄を省くと思いますけど結局は税金だからでしょうか?どうして愚策を賢い筈の官僚たちは平気で居られるのでしょう?真相は賢いからアホな国民から吸い上げた税金を迂回して自分たちのポケットに入るようにしているのでは?国民に責任が有るとすれば「真面目に政治を見ない、考えない、選挙に行かない」事と「官僚を始めとする行政に目を光らせていない」事です。大事な国有地や国有林野等の土地を遠縁の身内に安く売ったりしてもアホで優しい国民は何も文句を言いません。ではどうすれば良いのでしょうか?選挙に行きましょう!たかが一票ですが投票率が上がれば政治家は焦ります。すると官僚に対しても厳しくなります。香港やミャンマーのように過激なデモをしろとは言いません。しかしもう少し自分たちの将来を考えましょう。敗戦直後の日本国民は、戦争を起こした戦前の政治に無関心だった自分たちを責め真剣に政治に向き合いました。だから安保は別にして反対を叫びデモをしました。現在の「8050問題」もバブル期の招いた結果で、現実版の「アリとキリギリス」です。親の金で裕福に暮らしていたキリギリスが親の終末期になって犯罪者になっています。盛者必衰だから国民に残された道はコツコツ真面目に働くしか無いんです。「昔の日本国民は優秀だった」のは政治家を始め全て戦争で破壊され何も無い状態から始めた為に必死だった真面目だったのです。だから「優秀」では無くて「勤勉」だったのです。現在も多くの日本企業は勤勉で優秀なので世界と戦えます。しかしこのままでは未来の日本国民には期待出来ません。ノーベル賞受賞者の数も如実に減るでしょう。それを阻止するには優秀な国民(自分の事しか考えて無い賢い人)と馬鹿な政治家(二世三世の置物)とズル賢い官僚(目立たず甘い汁だけ吸っている奴)が一致団結して海外勢と真剣に戦わなければ日本は本当に衰退するでしょう。日本国民の知的水準は高いが最高にアホな従順な人々、政治家は国の未来より自分の未来が気になる金儲けだけ考えている輩、官僚は国民にバレないように税金を自分たちの老後の為に使う手段を日夜模索している集団で、これほど馬鹿にされて損をしているのに国民が怒らないのが不思議でならない。もしかしたら日本国民は従順では無くて「本当に馬鹿なんじゃないか?」と世界中から思われ始めています。それが東京五輪の開催です。表に出ているだけの国会議員の平均(あくまでも)所得は2416万円です。国会中に居眠りしていてもです。真面目に働き納税するのが馬鹿らしくなります。「勇気ある中止よりも万歳突入を、医療崩壊よりも世界中に感動を、日本国民の命よりも世界平和・世界の祭典を」叫ぶ世界一愚かな国民は金メダルに値する。