連日映画の話題になってスイマセン。夏休みなのでお子様に是非とも観て頂きたい映画を紹介させて下さい。絵本も出版されているのでご存知の方々も多いとは思いますけど『風をつかまえた少年』です。アフリカの貧しい国であるマラウィの14才の少年が主人公です。あらすじを知るよりも予備知識無しで観るのが良いと思いますから書きませんけど、本人であるカムクワンバさん(31)が日本の14才に向けて「困難にぶつかった時に夢や目標を諦めないで欲しい」と語った時には胸が熱くなりました。同じくような事をルパング島で戦後も暮らして居られた小野田少尉も「目標を失わなければ生きていける」と。状況は全く違う人が奇しくも人生について語った時に同様の言葉を発する。きっと困難や極限状態に陥った時に「生きる希望」が無ければ人は生きていけないんだと考えさせられました。恵まれている私たちは極限とは程遠いですが、恵まれているからこそ大事に一日を過ごさなければいけないと思いました。