膝の痛い人は数知れず。特にこの季節は多いですね。現在勉強に行かせて頂いている整形外科でも同様です。最悪なのは早く治療に来ないで庇って歩いていた為に骨盤がズレて腰痛も発症してしまうケースです。「腰痛」はまたの機会にするとして今回は膝の痛みを。結果的に筋力不足が膝の痛みに影響しますが『筋トレをして下さい』というと『痛くて出来ない』と言われる方が多いです。その場合は痛くない筋トレを教えますが、ご存知の通りベルトを巻くと瞬時に痛みが無くなるので他の筋トレも教えます。しかしもう一つ注意して欲しいポイントが有ります。分かっているのに出来ていない爪先と膝の皿が違う方向を向いている事を。面白いと言ったら怒られるかも知れませんが年齢で皿の向きが違う人が多いですね。特に女性ですが若い人は皿は正面を向いていて爪先が外に向いているケースが多いです。これに対して高齢になると爪先は正面を向いているのに皿は外に向いています。どちらも内側に負担が加わります。日常生活で爪先、皿の方向に注意させて自然に出来るようになったら(筋力が着いた証拠)膝の痛みが無くなっている事が多いです。内側広筋が強化されたのです。しかし安心してはいけません。何故なら筋肉は72時間で落ちていきます。プレッシャーになる言い方になりますが『生きている限りは生涯筋トレをしなければいけません』ね。生きる事は辛い事なんです、修業なんです。宗教が最も似合わないのに、また宗教っぽくなってしまいました。早期治療、早期回復を目指して日常生活を。筋肉の元になるたんぱく質を意識して摂る事も忘れずに。