偉い僧侶の方々が異口同音「この世に生まれて来たのは修行の為です」と言われますけど、若い頃は心に響か無かったです。しかし患者様を診ていて「この事だったんだ」と納得する事ばかりです。それは「何かしらの病名が付いている人は、それなりの生活習慣が有る」という事です。糖尿病予備軍の人に「果物や甘い食べ物」「飲酒」の節制を告げると「そんなに摂っていません!」と。本当に摂って無くても遺伝的な個人差が有り仕方ないのです。節制しなければ失明か手足の切断か透析になります。主に下半身の筋力不足の人は楽な生活をしています。それは筋力低下と同時に体重増加にも繋がります。「筋トレは疲れるから嫌」「運動しても効果が無い」と医学的に「水を抜く、ヒアルロン酸注射、薬の服用、リハビリ、手術」等で結局楽な方法「他力本願」に。何もしなければ杖の使用や車椅子から寝たきりへ。先送りすれば今は楽が出来るでしょうが必ず「倍返し」が待っているのです。食生活は逃げ道が有ったとしても「何人たりとも逃れられない」のが『重力地獄』です。地球に住んでる以上「重力からは逃げられない!」のです。食生活の改善や薬の服用、サプリメントで逃げて楽な方向に逃げても重力からは逃げられない=何時かは筋トレをしなければ寝たきりが待っているのです(自業自得)。「この世は修行」人各々捉え方は違うでしょうけど共通の修行も存在しました。改めて心の奥底に響きました。