器が大きくて人の事を思って相手を傷付けず底抜けに明るくて常に前向きで。そんな同級生が発した言葉に救われました。中学時代に一度も同じクラスにならず部活動も違うし接点が全く無かったので在学中一度も喋った事が無かったのですが、中学生とは思えない存在感の有る男でした。そんな彼だから同級生というだけで『貧乏治療院』が少しでも流行るように気を遣って今でも来てくれます。先日、中学時の共通の恩師が名古屋に来たから(兵庫在住)一緒に呑もうと彼が誘って来ました。しかし平日なので私は仕事も忙しく次の日の事を考え失礼ながら乗り気ではありませんから何度も断りました。でも当日まで誘ってくれたので根負けして行きました。『楽しかった!』本当に行って良かった!久々に恩師や同級生に会って凄く刺激を受けたのが良かった。しかしそれは彼が気を遣ってくれたからこそ。遅れて来た私を恩師の横に座らせてくれ話し易いように話題を振ってくれてと最高の夜でした。きっと接待を受ける側とはこんな感じなんだろうなぁ。彼との久々の再会は数年前に遡ります。彼の奥様が来院された時に子供が無く病院で不妊治療をするも上手くいかず諦めかけている事を知って「不妊治療してみましょう」と持ち掛けたのでした。幸い妊娠出産となったのですが少しだけ障害のあるお子様でした。私は自分を責めました。来る日も来る日も自分を責めました。そして不妊治療を止めようと真剣に思いました。