凄い台風が来る事は分かっていました。だから患者様には無理を承知でキャンセルをお願いしました。中には「えっ大袈裟じゃないですか?」と言われた患者様もみえましたし、同業者からは「儲けを捨てるのか」と笑われました。しかし県内で有れば田原市や清須市から来る予定患者様もいましたし、県外なら三重県津市の患者様も予約が有りましたから、来れたとしても帰れないとか道中で電車が止まれば大変です。一夜明けて甚大な被害の大きさが分かって来るにしたがって早めの対応をして良かったと思いました。「今まで経験が無かったから」と言っている人がニュースに出ていましたが「同じような事を聞いたよな」と思ったら患者様が以前「70になったのは初めてだから」「そりゃ当たり前」と笑った事を思い出しました。経験が無いからと『生命の危機』も『自身の人生』も手遅れになったら大変です。「じゃあどうすればいいの?」と思ったら直ぐに最低限の食料と避難生活に必要な道具を纏めましょう。そして避難の時にも日常生活にも必要な体力作りを「明日から」では無く「今から」始めましょう。一生のうちに何度も遭遇しないからこそ早めの対処ですね。P.S.でもだからこそ日本が勝って被災地に明るいニュースを届けて被災者の方々を元気付けたいですね。ガンバレ、ニッポン!