世界経済は失速しています。事の初めは米国の自国第一主義が米中貿易摩擦を生み、その影響で国内経済に黄信号が点滅し始めていた世界経済の牽引役「中国経済」の失速が決定的に。一方「磐石の一枚岩」の筈のEUは英国の離脱決定と経済優等生の筈の独国が中国経済に引っ張られるような形で陰りが。「日本経済は好調だよ。日経平均はバブル崩壊以降の高値更新中」と喜びたいところですが私のような素人でも限界が見えます。来年まで持てば良いですが既に国内景気が凄い勢いで失速しています。誰でも分かるのは「求人数」「求人広告」の減少です。こういう事は新聞折り込みの求人広告が如実に出ます。枚数が減り、求人数も少なくなる為にスペースが大きくなります。企業が「期間工でさえ雇わなくていい」との決定をしている証拠です。年金の支給年齢引き上げと支給額の減少、学生時代の納付免除が無効?とか政府は「あの手この手」で年金確保に奔走中。医療費確保に要介護認定を厳しくしたり窓口料金を引き上げたり診療報酬を引き下げたり、花粉症薬の実費や湿布の有料化で病気をしても健康保険の恩恵は激減。企業に勤めていても全く安心出来ず、社会保険の「極力使わせない」というプレッシャーは相当なものです。病気やケガは大袈裟では無くて今後の人生を大きく左右するものとなるでしょう。「トランプ大統領のトリガー(引き金)が世界中の人々を貧困に引き摺り込んだ」という表現が決して間違ってなかったと分かってしまう事に近々来るでしょう。そして経済の嵐だけで無く「自然災害」の原因である温暖化の加速も米国のワガママが更なる拍車を掛けて世界中を悲劇にする事でしょう。既に日本には珍しい強力な台風がコースを外れて襲来している事は紛れもない事実です。あの強引さが良い方向に転べば世界の救世主に成れるのに私の少ない知識では現在の所までは「負」のオーラしか見えないです。今後の彼の改心に期待して本日は終了します。