転んで傷めたり階段を上がろとして痛くなったりと患者様は様々な原因で来院されます。勿論前回の「塩分摂取量が多くて高血圧から動脈硬化になって肩が痛い」とか「糖分摂取量が多くて糖尿病になって血流不全を発症しくて脚が痛い」等原因は多岐に渡ります。でも食生活、運動、睡眠の生活習慣を日々注意していれば現代の日本に住んでいるなら「余程の事」が無い限りはケガも病気も少ない筈です。だから乱暴な言い方ですが「自身に厳しければ高齢になってさえも病気やケガをし難い」と考えられます。それが証拠に自身に厳しい修行と控えめな食事と規則正しい生活の代表格で在られる修行僧、特に高僧の方は高齢に成られても元気なイメージが有ると思います。但し永平寺の僧侶の方々の墓石に刻まれた年齢の若いのは(語弊が有りましたらお許し下さい)厳し過ぎる修行によって命を落とされた方々と。患者の皆様は「⚪⚪が痛い」「⚪⚪が調子悪い」と訴えますけど全快堂経営は患者様の他力本願で成り立っている立場なので強くは言えませんけど「もう少し自分で努力したら如何でしょうか?」と伝えたいです。全快堂でも食事指導の他に殆んどの患者様が「体幹と下半身を中心とした筋トレ」を行うようになってからは痛みを訴える回数が激減しました。「生活習慣病の予防を進んでやろう」という意志の表れと結果だと思います。最後に僧侶の方々を見て「えっ、あの人たちこそ他力本願じゃ?」という冗談は止めましょう。あの方々は自身で十分努力して「努力の足りない私たちの為に拝んで下さっている」のです。ありがたい有難い。 合掌