しかし意外と知らないのが大腸と小腸の違いです。勿論大腸だけ良くしようとか小腸だけとか拘る必要はありません。しかし口に入れる物は「目的に合わせて選ぶ」のが当然ですよね。「便秘だからオリゴ糖」というのは大腸。「私はビフィズス菌」という人も大腸。科学や医学は毎年のように新しい発見や発表ですから「今までの常識は非常識」なんて事も考えられますけど、毎日患者様を触っていますと間違い無く『免疫力は腸。それも「小腸」』です。そこには「乳酸菌」が絶対的エースとして長年君臨しているだけで無く実積も抜群です。しかし日本人には動物性由来の乳酸菌より植物性由来の乳酸菌の方が断然合っていると経験上感じています。例えば動物性由来のヨーグルトを食べている女性は非常に多いのに常に便秘で悩んでいるのが何よりの証拠です。巷にヨーグルト信者は非常に多く、その消費量は膨大です。にもかかわらず便秘解消はおろか、大腸がんで亡くなる女性が死因1位とは何故でしょう?これは嘆かわしい事ですが再度、凄く大まかな表現をすると①ヨーグルトは大腸を意識している商品が多い②日本人には動物性由来のヨーグルトは合っていないという二点です。私は大腸を軽視している訳ではありません。ビフィズス菌は大腸安定の為には非常に大事です。またそのビフィズス菌を増やすフラクトオリゴ糖はオリゴ糖の中でも最高です。つづく