新型コロナウイルス感染で病院経営が厳しくなったとの情報が流れています。「不要不急の外出を控えた結果で、ということは今まで不要な医療が多かったんだよ」と揶揄する意見も有りますけど「病院の必要性」は今さら話をするまでもありません。確かに保険を使ってマッサージを希望する困った患者様が居ることも事実です。全快堂は「保険治療をしない『鍼灸接骨院』です」から保険治療に無縁の自費専門の治療院ですけど(交通事故治療のみ例外)、過去に外科や整形外科で勤務していた時には保険を使ってマッサージ感覚?の患者様が「居なかった」とは言えませんでした。また全快堂を始めた当時は「困った人を保険の安い料金で助けないなんて」と非難されたことも一度や二度ではありませんでした。そのことは何度も投稿してきましたけど、今回の感染症の影響で「ほねつぎ、接骨院」の保険治療離れが加速されたことは事実です。それが病院にまで拡大していることは治療が必要な患者様まで病院に行かない=重症化する危険性が高まるのかもしれませんので問題です。しかしリラクゼーション感覚やドラッグストアよりも保険で安く薬を貰えるからの受診では、医療費の増大は際限無く経済破綻、結果として保険診療の崩壊へ繋がることは必然でした。それに対して今回の感染症が一石を投じたことは皮肉なことです。この国は外圧が無ければ変われない情けない国なんですね。しかし再度、必要な医療を受けないで重症化することだけは避けなければいけませんので「感染するのが怖い」と病院に行かないことだけは避けてください。最後に日本人の死亡原因の第三位に「老衰」が入ったことは医療抑制には良いことと考えます。病院に入院して最期を迎えると寿命だとしても多額の医療費が使われます。病院側も儲けようとするのでは無くて義務で緊急の処置を「やらざるを得ない」ので色々施すのですが、寿命も無限ではありませんから限界が有ります。自宅で最期を迎えると警察が来たりと大変ですが医療費抑制の為に今回の感染症を契機に国民全体で考えましょう。
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