ヒトは産まれた瞬間から成長する為に母乳を吸います。誰に教わったわけでもなく動物も母乳を頬張ります。これは文字通り「吸収」しようとする表れです。その後は栄養だけでなく知識も採り入れようと生きる為に吸収し続けます。そして次の段階に入ると効率的に固形物を自身で噛み砕いて吸収するのですが、飲み込むという動作は反射でスムーズに消化器へ流します。しかし幼い子供の頃は全ての動作が新しい体験で毎日必死に努力していたのですが「慣れ」てしまうと意識しなくても反射で出来るようになってしまう為に反射も、その時に使う筋力も衰えはじめます。それが『誤嚥』です。老化すると誤嚥も増えますがマスク生活の影響なのか最近では若い世代でも「口呼吸」「イビキ」「無呼吸」という人が増えてきました。これは口から気管支と消化器周辺の「衰え」の表れです。それがCOVIT-19を更に広めた原因の一端であると私は考えています。巷ではペットボトルを吸い込んで潰す練習をして肺活量を鍛えるエクササイズも有りますけど私は違う方法で肺活量・反射・誤嚥予防を行っています。それは『ボディメンテエクササイズ』です。私は「せこい」のでボディメンテが少しでも残るのが「勿体ない」と感じてしまうのです。その気持ちを活用すると「一石『四』鳥」で勿体ないを解決して肺活量・反射・誤嚥予防という素晴らしく「わざわざ」とか「忘れた」とか成らない方法を自然と毎日行っているのです。皆さまも是非『ボディメンテエクササイズ』やれば腸活だけでなく誤嚥予防等も手に入れることが出来ますよ。
ペルーやスリランカの国々で国民が暴徒化している映像を見ました。ロシアのウクライナ進行は紛争では無く不幸なことに戦争。更に『ジェノサイド』と表現しなければならない状況になっています。当然ながら現地や周辺国は影響を受けるのですが比較的影響を受けないと思われていたような国々までが戦争の影響を受けている=世界のグローバル化が浮き彫りになった事案でした。今後まだまだ世界各国でトラブルが発生することが予想されますから、緩くなった感染症による海外旅行規制でも羽根を伸ばし過ぎると感染症では無く他のトラブルに遭う危険性が有ります。ゴールデンウィーク期間中に国内外問わず久々の解放感から気が緩みがちになります。十分注意して欲しいものです。
忙しいと言い訳します。頻繁に投稿してきましたブログですが先月末から院内掲示が目まぐるしく変わっていることに気が付くと思います。移転後に来れなくなる患者様たちに「全快堂に来なくても自分で健康管理を」と、広範囲になるべく簡単に出来る方法を次々と書いています。その為にブログ作成の時間が有りません。もう暫くお待ち下さい。また頻繁に投稿再開しますので。とりあえず深津絵里さんがオードリーヘップバーンを意識しているのかな?と感じました。
認知症になってしまう理由は沢山有ります。逆に予防の為に行った方が良いことも沢山有ります。成ってしまう側・予防側のどれもこれも「たぶん」という憶測の域を越えることは出来ません。しかし昔から言われ続けていることには多少なりとも「何らかの可能性が有る」から言われてきたと思えるのです。その中で『感覚』というものは大変重要で鍛え方によっては大変有効であると思います。度々「左側の嗅覚異常が認知症最初の症状」と投稿しましたけど嗅覚も感覚です。また「手を使う人は認知症に成り難い」と言われますが、こちらは触覚です。しかし感覚も「研ぎ澄まされた」という表現が有るように「僅かな違いを感じる」弱い刺激や違いをいち早くキャッチすることが有効で有って、強い刺激では予防効果に適していないと思われます。そこで「ヒトの情報は8割以上が視覚」という人も居るくらい大切な目を閉じて物を触る練習をすることをお勧めすることも以前投稿しました。ヒトは学習能力に優れていますから熱い物、柔らかい物、冷たい物、固い物を瞬時に判断して掴みます。しかしそれは視覚から得た物を過去のデータから類推して行う判断ですからイタズラで「軽そうに見せて実は大変重い」とか逆も有り驚かされることや不幸にもギックリ腰のように身体を痛めてしまうことも有る程です。それだけヒトは視覚情報に頼って生活しているので逆に視覚情報を遮断すれば他の情報をフル稼動させなければ行動出来ません。良い薫りとジュージュー音がすれば「あっ何か焼いてる」と察しが付くと思います。当然ながら熱い鉄板が有る筈ですから不用意に手を出しません。それは経験から来る注意力の賜物です。しかし経験が無い子どもなら触ってしまう可能性が有ります。また認知症患者ならデータが減少してしまう為に触ってしまう可能性が有ります。そのデータ減少を最小限にする為には繰り返し情報をフル稼動させなければデータの流出が進んでしまい認知症を悪化させてしまうのです。認知症患者に料理をさせると進行を抑えることに有効と聞いたことがあると思います。しかし家族は包丁や火を使うことが危険と判断して「あれもこれも駄目」と行動範囲を狭めてしまいます。その行為が情報による刺激を遮断していることで「進行を抑えるチャンス」と気が付かずに制限してしまうのです、残念(byギター侍って古!)。指先の感覚を含め全ての皮膚感覚、味覚を含め舌の感覚と嗅覚、聴覚。そして立位姿勢は大事です。両足で立つのが簡単な人は片足立ち。閉眼で両足立ちと片足立ちにも挑戦してみて下さい。他には後ろ歩きとか自分が出来る範囲で難しいことをやりましょう。ヒトの脳は新しいこと(刺激)が大好きで、同じことには直ぐに飽きてしまいます(閾値が下がり易い)。死ぬまで知識も体力も感覚も常に全方位のハードルを上げましょう!
本日は4月1日でスーパーマーケットの「Feel(フィール)」は「エイプリルフ『イ』ールの日」だとそうで、それを知って私の悪い虫が出てきてしまいました。そこで今日は少しだけ「お付き合い」下さい。シカゴ芸人とは呼ばれていませんけど『ゆめちゃん』(人力舎)のギャグを私なりに考えてみました。
①今年って2022年だよね。令和では~~4か5!令和4年です。
②今年大リーグに移籍して期待されてる元広島カープの鈴木誠也選手の入団したチームの本拠地って~~シカゴ!シカゴカブスです。
お粗末さまでした。
5月22日が今の場所での診療最終日で6月4日(土)開院します!これはエイプリルフールじゃないからね。宜しくお願い致します。
コロナウイルス感染者が再び増加傾向に有ります。投稿済みですが完全終息は有りません。ハッキリ言ったら「永遠に」繰り返します。しかし私が言っているのはコロナに限らない「ウイルスが」ということです。毎年インフルエンザの感染が有り、毎年ノロウイルスの感染が有るように「何らかの感染症が流行し続ける」ということです。だから施術院を移転するのです。だから移転するしかないんです。もう多くの人々が密集する場所や施設には極力近付かないことが唯一の防衛策になります。それが「何の施設」で有ってもです。但し最悪は感染症の患者が集まる病院、個人で有っても総合病院で有っても呼吸器や内科系が有れば感染症患者が集まって来ることになります。だから病院でも外科とか整形外科等々は「まだ」感染症患者が少ないと考えられますけど、そこに+内科系が有れば確実に感染者も集まって来ることでしょう。今までは診療科が多ければ患者数が増える=儲かるという図式が成り立ちましたから「えっ何科?」「先生一人だよね?」という個人病院も有りましたけど、今後「個人病院」に行くなら症状に応じて診療科を絞って行くことも感染症罹患リスクを減らす為の自己防衛策になります。当然複数の担当医師が在籍されれば対応能力は高まるわけですが感染リスクは同じですよね。以前の全快堂は1時間に4人(15分おき)でしたが、今は1時間に3人にしています。それでも瞬間的には8人が室内に居ることもありますから移転して45分間隔でマンツーマンの施術にします。それでも瞬間的には2人になってしまいますから限界は有ります。避けられないのは遠方の方々が電車の時間や渋滞回避の為に早く来院すること。大変とは思いますけど移転後は極力「早過ぎず遅過ぎず」でお願い致します。東京の患者様でさえ『5分前来院』を毎回守ってもらっています。みんなで協力して全快堂から感染者を出さないようにしましょう!
思わず「赤胴鈴之助だぁ!」と応えるのは年寄りしか居ないのか?そりゃそうだよね、赤胴鈴之助なんて知る筈無いもんね。患者様たちとメールで相談や予約の受付をすることも多いですが「必ず名前(フルネーム)・診察券番号」を記入して頂いております。特に新しい患者様たちは記入して頂かないと全く分かりません。昨今は「迷惑メール」が多いですから「そのような場合はスルーしています」ので返信が無い時は送信メールを確認してみて下さい。先程も無記名メール有りましたので注意して下さい。
「もういいかなぁ」というくらい時間経過したので投稿します。私から見れば「親が親なら子も子で、アホな親子だなぁ」と感じる親子が以前施術に来ていました。子供(成人している)が「疲れた。凄く疲労感をおぼえる」と訴えるから滋養について話をしました。身体が冷やすことは最悪なので温かい飲食を心掛け体内から温めると同時に、首・腹・足を意識して服装(外側)からも保温を心掛けることを伝えました。そして滋養の有る食べ物も摂るように伝えました。すると「滋養の有る食べ物って何?」と質問してきたので「主に根菜類」と伝えました。山芋・生姜・ニンニク・高麗人参は有名ですがニラ・ラッキョウ・発酵食品という「臭いのキツイ食べ物」も良いと伝えました。すると「滋養って聞いたこと無いわ」というから「昔から滋養強壮って言うけど聞いたこと無い?」と質問すると今度は「強壮って何?」というから「強壮っていうのは精力絶倫ってこと」と伝えると自分が質問してきたのに、そこだけ切り取って「先生はイヤらしい。精力絶倫になる物を勧めてきた」と言いふらす。またそれを親が信じて軽蔑してくる始末。息子の初診時に「こいつ『ヤマシ』だな」と直感的に感じたことを今でも鮮明に覚えています。虚言癖が有るタイプで友人には絶対成りたく無い典型的な奴です。でも善い人ばかりで無く「悪い人・避けるべき人」のような色々な人と出会えることは財産です。『我以外皆我師』『切磋琢磨』です。どんな相手でも学ぶべき点が有る。最悪の師なら「あの人の考え方・行動は真似しては駄目だ」と反面教師になります。また尖った大小の石がぶつかり合い角が取れて丸くなっていく間に自身も磨かれていくので、丸い同じくくらいの石だけでは成長は有りません。この職業に就いて本当に多くのことを学ばせて頂きました。昔から若者の行き過ぎは問題でしたが最近は「老害」が問題化しています。若者でも高齢者でも結局は人間性なんですよね。常に自分を戒め、他人の振り見て反省材料を探して周囲に迷惑を掛けないように心掛けなければ。
移転先情報を足湯上に掲示しているので患者様たちは足湯しながら読んでいますが「先生、読み難い」と文句を言う人が居ます。そうすると私は心の中でシメシメと『ほくそ笑みんで』います。ヒトは読み易いと注意して読まない(簡単に流す)傾向に有ります。だから看板でも斜めに書いてあると違和感を覚える為に注目する癖が有ります。何も無い所に掲示すればインパクトが有りますけど全快堂は今では少なくなったとはいえ数多くの掲示物が有る為に流されて読まないかもしれません。そこで無茶を承知で掲示物の上に掲示物を貼り付けるという手段に。最悪読まなくても良い内容ではありますけど今度施術に来たら読んでみて下さい。
「うがい」なんて今さら話題にすることじゃないと言えますが、年中「痰(たん)」が絡んでいる人がいます。何か喉に詰まった感じがするという訴えの原因が『梅核気(ばいかくき)』というストレスの玉で有ると以前投稿しました。その時に「特に春先に多い」とも。しかしコロナ、花粉、黄砂に加えて頻発する地震にロシアのウクライナ侵攻に北朝鮮のミサイル発射。それに物価高と「ストレスの宝石箱やぁ」と言える状況は誰もが梅核気(ストレス玉)を発症して当然。それなのに「まだ喉の渇きを感じ難い」という春なので水分摂取が少ないことが痰の絡みを多く感じられる原因に拍車を掛けてるようです。周囲にオヤジみたいに「エヘン」と唸っている人は居ませんか?オヤジに痰の絡む人が多いのはオヤジ→飲酒→体温上昇→漿液水分蒸発→漿液粘る→痰完成。またオヤジ→徐々に体重増加→喉周囲に脂肪付着→イビキ→漿液水分蒸発→漿液粘る→痰完成です。またオヤジじゃなくてもマスク生活で「口呼吸」が増えた人も痰が増える原因です。漿液も説明済みですが鼻腔後部から胃に毎日1.5L流れている液のお陰で粘膜が潤っているのですが、非常に僅かな量なので乾燥し易い。だから「10~15分毎に一口の水分摂取(白湯なら尚良い)」が健康への近道です。そして粘り気の有る漿液を痰にしなくなる方法です。「もう一つ」の痰を作らないようにするのが「うがい」です。但し最初からガラガラとしないで出来る限り喉の奥まで水を入れて十分粘膜を湿らせてから「うがい」をします。それは誤嚥予防にもなりますが誤嚥にもなるので始めのうちは無理せず慣れてきたら徐々に喉の奥深くまで水を入れるようにして下さい。それが出来るようになったら「エヘン虫(懐かしい)」は居なくなります。耳鼻科に「エヘン虫がいるから」と受診した人がいると聞きましたけどCMの影響は凄いですよね。