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これ以上増やすの?

2020.01.20 | Category: 院長ブログ

国会議員や秘書が違法行為で捕まっている「IR問題」ですが、リゾートとか様々な楽しい施設が造られるとは言いますけど、やはりメインはカジノ=「ギャンブル」ですよね。現在「競輪」「競艇」「競艇」「オートレース」「パチンコ、パチスロ」等のギャンブルが有り、ギャンブル依存症の患者も多い事はメディアを通じて知ってると思います。完全なギャンブルではありませんけど、子どもの世界でもゲーム依存症、携帯依存症等も知られていてギャンブル性の高い課金の必要なゲームも有り、最早ギャンブルと表現するのが適当なタイプも数多く有ります。依存症が増えれば当然のことながら治療が必要となります。患者が増えれば国民の生産性は落ち、代わりに医療費が増えます。現在「国民医療費」は赤字額を増大していて今後は高齢化が進み更に医療費が増えることは明らかです。それなのに国民を患者に仕立てるカジノリゾートを造るとは全く何を考えているのか。確かにIRの全てを反対しているのではありません。海外からの観光客が増えれば国内の収入が増え潤います。しかし国民を犠牲にする可能性がある以上「私はIR建設に反対」です。勿論海外に行く余裕の有る人が海外のカジノで遊ぶのは自由です。しかしギャンブル依存症を増やして赤字の医療費を増やして極一部の人だけが利益を得るIRは更なる貧富の差を大きくする事は海外が証明しています。政府も自ら「ギャンブル依存症が増えることが予想できる」として予算編成を計画しているらしいですが、それも税金ですよね。そんな遣い方で増税しないですよね?貴重な血税を無駄遣いしないで欲しいなぁ。

そりゃ詐欺

2020.01.19 | Category: 院長ブログ

もう一度だけ投稿します。電話で「治りますか?」という質問に対しては全て「私は治せません」と回答します。確かに高い金額を支払って治らなければ症状以上に「痛い出費」になりますから尋ねたい気持ちは理解出来ます。しかし診てもいない、触ってもいないで「治ります」と『私は』言えません。「とりあえず来なさい」「治るかもしれません」どんな言い方をしても治療費を請求する事に違いはありません。馬鹿正直と言われても「商売が下手だなぁ」と言われても構いません。全快堂は『信用第一』ですから白か黒で玉虫色はありません。先日も「ギックリ腰になったけど治りますか?」と電話が有りましたので「病院行ったらどうですか」と電話を切りました。病院で治るかは分かりません。しかし保険ですからレントゲンに血液検査をしても全快堂の治療費より安い事だけは事実です。そもそも全快堂はギックリ腰や肩こりや五十肩、糖尿病や頭痛、生理痛に不妊治療等々を治す場所ですから「ギックリ腰治りますか?」なんて電話は、うどん屋に「うどん有りますか?」と聞いてるようなもんで「何処に電話してるの?」って感じです。「じゃ治ると言えばいいだろう」と思う人に言っておきます。「あなたの『ギックリ腰』という診断は正確ですか?」という事です。もしかしたら圧迫骨折かもしれません。事実過去に「ギックリ腰をしました」という高齢の方が圧迫骨折だった事が有りましたから。大動脈解離、腎臓結石、一刻を争う動脈瘤破裂かもしれませんよね。ギックリ腰と呼ばれる急性腰痛治療は今まで数多くやっています。しかしギックリ腰だとしても同じギックリ腰は一つもありません。年齢、男女差、筋肉量に質、状況、季節に時間等の一致は有り得ません。正に「川を流れる水の如し」です。だから電話で回答は出来ません。理屈っぽいと思うかもしれませんが一つ間違えれば生命に関わる事ですから電話だけならば「私は治せません」が最適な回答と思います。

政党助成金

2020.01.18 | Category: 院長ブログ

8党に317億円の助成金が配られます。先進国の中で極端に景気減速が鮮明になっているのに恥ずかしく無いんですかねぇ。景気変動の計算方法を変えて落ち込みを隠そうと努力しても、生活の苦しさを実感している賢い国民は誤魔化されません。そもそも議員への報酬(毎月130万)は支払われているんですよ(他にボーナスに当たるものが個人差が有りますが300万円の人も)。政党助成金なんて支払われ無くても議員は生活出来るから全く不要なんですよ。現に共産党は政党助成金分配に反対なので無しです。それなのに自民党173億円立憲民主党42億円国民民主党46億円等々。「政治には金が必要なんだよ!」という議員は辞めて下さい。2025年の基礎的財政収支の赤字額が高成長想定でさえ3.6兆円になると言われていますが、沢山議員が居て借金が減らせないような無能な議員は不要。結果を出す議員だけで十分。そうすると殆んどの議員は該当しないから自然減少する。『議員通知表』を作って国民に分かるように査定して欲しいなぁ。「そんな事言ったって米中の経済摩擦の煽りを受けて」と隣の国の大統領のような言い訳をしても他の先進国は頑張って結果を出しています。政党助成金を無くして議員定数が減れば未来の借金は確実に減ります。何度も投稿していますが、何処かの政党が「真剣に議員定数削減に取り組みます」と言えば第一党になりますよ。しかし選挙に行かない国民も悪い。「どうせ変わらない」では駄目なんですよ。そろそろ国民も真剣に政治に関心を向けませんか?

「いざ」という時に

2020.01.17 | Category: 院長ブログ

以前「意思表示」について投稿しました。「あなたは延命治療を望んでいますか?」という内容でした。しかし今回は財産についてです。私は借金は有りますけど財産はありませんので安心ですが(泣)今回は財産が有る人について投稿します(チクショー)。相続の話なんて嫌ですよね。「若いから全く考えてません」と言われる方も多いでしょう。しかし一秒先の事は誰にも分かりませんから地震や事故なら老若男女誰にでも危険は有ります。また自分は大丈夫だと思っていても徐々に認知症になり始めていたら現在考えている結論とは違う結果になるとも考えられます。しかしだからといって財産を早くから渡してしまうと失敗してしまうケースをよく耳にします。「この人なら大丈夫」「信用できる」と思って「このお金は私の介護用ですので宜しくね」と渡しても、渡してしまったら既に頼んだ人の財産になってしまうのです。渡された=貰った瞬間から人は変わります。嫌な話ですけど世間によく有る話です。遺産相続の場合は「うちは揉めるほどの財産は無いから」という人も居ますけど意外にも少額な家族ほど揉めるそうです。遺産になれば本人は関係有りませんけど財産は違います。それぞれの使い方などを年度末や誕生日等の区切りを機会に家族で話し合うタイミングにすると良いでしょう。

小腹が空いたら

2020.01.16 | Category: 院長ブログ

皆さんは小腹が空いたら何を食べますか?太りたくないから我慢出来る人は良いですが反動でドカ食いは最悪です。だから少しお腹に入れると食事の時に「然程空腹じゃない」となりますので何かを少しだけ食べた方が良いです。そこでオススメはマメ。今がチャンスの豆まき用の豆を買い占めて下さい。すいません今は買い占めなくても一年中「豆まき用のマメ」は売られていますので大丈夫ですね。小腹が空いたら「マメ」の他に「ナッツ類」が最適。他に少しなら「スルメイカ」も良いでしょう。しかし豆はタンパク質ですから安心と食べ過ぎると動脈硬化を助長して心筋梗塞や脳梗塞、高血圧や脳内出血になる可能性も有ります。何でも食べ過ぎは駄目ですよね。最後に鬼退治に豆まきをする理由は投稿済みですから詳しくは読んでちょっ。豆は「魔滅(マメ)」ですから想像はつくと思いますけど。P.S.やはり白鵬関が休場してしまいました。14回目の休場です。残念です。さぁ鶴竜も負けました。休場するのかな?とにかく残念です。

勝手に推薦

2020.01.15 | Category: 院長ブログ

全快堂ブログを読む人なら知ってると思いますけど『食べる投資(ハーバードが教える世界最高の食事術)』って知っていますよね。もし知らなかったり読んでなかったら「絶対即購入」をお勧めします。これは本当に良い本です。詳しくは伝えてませんが最新栄養学が満載だからです。しかし推薦する理由は、それだけではありません。全快堂の患者様なら「何これ日頃全快堂で指導されてる事ばかりじゃないの」と言われるんじゃないかと思うほど「私が言いたい事ばかり」どころか「そのもの」なんです。1350円+税で『アチーブメント出版』から出されていますが絶対に後悔しないと私は思います。さぁ書店またはクリックして即購入すべし!

便が柔らかい

2020.01.15 | Category: 院長ブログ

便が固くて困る人は多いですが、同じくらい便が柔らか過ぎて困っている人が居ます。その場合が突発的なら体内(主に消化器内)に細菌やウイルス等が入った事により「身体から早期に危険もしくは不要な物を排泄しよう」という大事な生態反応ですから必要です。しかし「急性」では無くて毎日となると話は別です。この場合は精神的な事により自律神経の乱れが起きて下痢を引き起こしますから「腹式呼吸」「マインドフルネス」「瞑想」等を行う。それでも駄目な場合は整腸剤や全快堂に治療に来て下さい(なんだよ営業かよっ!)。いやいや営業では無くて根本的に「腸」の治療が必要なのですから本当の事です。しかし治療に来れない人の為に続けます。「腸」を小腸と大腸を分けて考察して下さい。あなたが非常に疲れ易く軟便なら「小腸による吸収力」に問題があるかもしれません。疲れ易くは無いけど軟便なら「大腸の吸収力」に問題があるかもしれません。身体は情報を与えてくれますが西洋医学にどっぷりの現代人は身体からの情報を軽視しがちです。情報が有ればこそ優秀な西洋医学の対処法が効果を発揮出来ます。小腸には乳酸菌等を、大腸にはビフィズス菌等の善玉菌を摂り入れる対処法が有りますけど、投稿済みですが水溶性食物繊維と不溶性のアンバランスが原因かもしれません。それらの複合が原因とも考えられるので、症状や時間や状況を書き出して精査する事が早期改善に繋がるかもしれません。自分の身体は自分で守るという事で『コナンくんに負けないように』自分でも推理してみて下さい。

バヤルタイ3

2020.01.14 | Category: 院長ブログ

友弘さんは国交が回復すると直ぐに現地で出来る限りの遺骨を元抑留者たちと集めて墓碑を建てました。また友弘さんは親の居ない子供たち(マンホールチルドレン)を集めて寄宿舎を建て、教育と食事を与えました。慰霊の旅では20年ぶりに立派に育った当時のマンホールチルドレンがお礼に来て感謝されていました。話は前後しますが直木賞作「胡桃沢耕史」氏の『黒パン俘虜記』で自身もモンゴル抑留者で実体験を書いたのですが、偶然友弘さんの手術の現場に居合わせた様子が書かれていた事は衝撃的でした。本当に悔しいのは戦争が既に終わっていたのに凍傷になり両足を失ったという事。これは悲劇であり戦争という人間の愚かな行為が引き起こした「本来なら平凡に暮らせたであろう人生を狂わした出来事」としか言いようがありません、本当に悔しいです。最後にバヤルタイの意味は「さようなら」と共に「幸せと一緒にまたあなたと会いたい」という意味だそうです。日本を含めて世界中が戦争を引き起こす可能性が有ります。一部の愚かなトップの気まぐれが招く悲劇、戦争は狂気が引き起こす本当にクダラナイ出来事です。自国のトップは責任を持って選んで欲しいものです。その為にも自国民は慎重にリーダーを選んで欲しいものです。令和元年9月7日土パラ「モンゴルドキュメンタリー」(中京テレビ)より。P.S.モンゴルなので一つだけ言わせてもらいます。日本国籍に帰化した白鵬関ですが私は大好きな横綱です。しかしながら東京五輪の時に横綱でありたいという気持ちは十分理解出来ますけど「休場」を繰り返しての延命は見苦しいです。千代の富士にしろ貴乃花にしろ稀勢の里でも横綱の地位を守るため満身創痍で、どんなに苦しくても闘い続けて華々しく散って引退して行きました。もう横綱の休場は見たく有りません。しっかり15日間闘い抜いて優勝してこそ横綱だと思います。正々堂々東京五輪の時には横綱白鵬として在籍していて欲しいものです。

バヤルタイ2

2020.01.11 | Category: 院長ブログ

1972年モンゴル(人口300万人首都ウランバートルには145万人)と国交が回復して94歳72年ぶりの最後の旅です。日本兵が造ったオペラ劇場、モンゴル証券所、国立中央図書館、そして市役所が補修はされてはいますが現在でも立派に使われているのには驚きました。モンゴルには12318人が50ヶ所に分けられて抑留され皮革工場、木材工場で強制労働していました。抑留者の10%が亡くなったシベリア抑留者より高い13%の死亡率。その凄まじさは想像を絶するものだったでしょう。当時モンゴルに何故強制労働が必要だったのでしょうか?モンゴルは共産主義陣営の一つで首都ウランバートルはまだ荒野で資本主義社会には遅れをとっていました。しかしモンゴル国民も各々の生活で精一杯。とても首都の整備にまで手が回らない状況でした。そこで抑留者たちを利用した強制労働で首都整備をしたのです。日本人は捕虜という身分で有り強制的だったとはいえ手を抜かず、逆に命懸けで真面目に働きました。70年以上立派に建っている、それこそが事が何よりの証拠で無関係な立場ですが日本人として誇らしく思えました。友弘さんは移動中に両足が凍傷になり意識も朦朧とした状態とはいえ部分麻酔しか出来ない僅かな麻酔での両足切断は、痛みと共に骨が削られ切り落とされる感覚を与えるには十分だったようです。その後も高熱を出したりと直ぐには自身で身の回りの事さえ助けが無ければ出来ない。最も辛かったらのは自分たちも結核やチフス等の病気で辛いのに、代わる代わる無理をして友弘さんの排泄物を処理してくれた事だったそうです。そして世話をしてくれた面々が友弘さんよりも先に次々亡くなってしまう状況が辛かったと涙ながらに語り、途中で耐えられなくなり取材を中止する一幕も。やっとの思いで奇跡的に帰国しますが1972年に国交が樹立するまでは行けなかった国でした。つづく

バヤルタイ

2020.01.10 | Category: 院長ブログ

大正13年生まれの94歳(撮影当時)神戸市須磨区に在住の友弘マサオさん。毎日愛犬「とも」と1時間の散歩をするのですが実は両足とも義足。命と引き換えに終戦後両足切断をしたのです。シベリア抑留は有名ですが同様に終戦後強制的にモンゴルに抑留され収容所に移動中凍傷になり両足切断。義足生活を余儀なくされました。その最後の旅が中京テレビで放映された番組を録画してあり年末にやっと観ました。どうしても見たかった作品が観れました。本当に良かった。そして泣きました、恥ずかしいけど凄く泣きました。内容は1945年8月8日にソ連が宣戦布告。事実上の植民地としていた満州国にソ連軍が雪崩れ込んで来ました。次いで8月10日にソ連に続いてモンゴルも参戦。日本は15日に敗戦するとスターリンは日本兵の移送、強制労働を命令。これにより満州や樺太に居た60万人を超える兵士や民間人の一部がシベリア等に抑留され6万人が死亡した事は有名です。しかしそのうち1万2千人が1945年~47年日本から3000km離れたモンゴルに抑留され1600人余りの尊い命が失われた事はあまり知られていないです。日本在住のモンゴル人番組スタッフが日本人もモンゴル人も殆んど知らない「モンゴル抑留」について友弘さんの最後のモンゴル慰霊の旅に同行して調べた作品です。友弘さんは「生き残ってきた。しかも厚かましく今まで生きている事に負い目と申し訳ない気持ちが有る」と語っていました。何故でしょう?亡くなった方への墓参、靖国へのお参りは必ずすると誓い続けて生きてきたと。そして終活として最後にもう一度モンゴルへ赴きキチッとしたい。向こうで死んでもいいとの決意で8年ぶりの旅に出ます。つづく

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
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院長宮木 謙三