医学名称では無く俗名なので四十肩でも五十肩でも構いません(正式名称は全快堂内に掲示)、どちらにしても正式名称ではありませんので。正常なら肩甲骨(背中の骨、天使の羽根)と上腕骨(腕の骨)の間が120°と肩甲骨が60°動いて腕は真上まで動くのですが、上がらなくなることが発生するのが所謂『五十肩』です。原因と原因部位は沢山有りますけど(ここからは少し専門用語です)一般的には痛みが上腕二頭筋長頭の結節間溝部位(鎖骨の外側付近)に痛みが出て、肩甲-上腕関節の動きが悪いと考えられる方が多いですが、結節間溝部位に痛みが出るのは肩甲骨の動きが悪くなって肩甲-上腕関節に負担大→炎症→痛みパターンが多いです。すると痛みの為に動かさなくなり益々動かなくなります。動かないと肩付近が栄養と酸欠になります。昼間は身体を動かすことが多いので少なからず肩の血流も有りますけど、夜間は全身の血流低下になり、肩は他の部位より一層血流低下に陥ります。結果「夜間痛」を発症するというメカニズムです。そこで毎日10秒間『プラトーンポーズ』を行うことで五十肩を予防出来たり改善に向かうので是非お試し下さい。完成形は『プラトーン』(映画)でググってもらえればジャケットに付いていますので。注意点は初めに膝の上で手のひらを上に向けること。その状態を保ったままで可能な限りバンザイします。無理ならそこ迄で十分です。もし余裕の有る人は耳を越えたら両腕を開いてプラトーンポーズを完成させて下さい(耳を越え無くてもいい)。出来ればジャケット通り膝を着いて上を見た方が効果絶大です。先ず息を吐いて吸いながら10秒ほどポーズ(この時絶対に息を止めないこと)で終了。外なら立位で良いですが転倒に注意して下さい。ポイントは手のひらを上にし続けることと呼吸です。このポーズはポジティブシンキングにも効果絶大なので肩によし！精神的によし！です。

本日休診です。ということは連休です。が、ご存知の通り明日は名駅6時20分発の「のぞみ」で大阪ですし明後日(月曜)は既に満員ですので火曜17:15以降しか空きはありませんこと、お許し下さいませ。嬉しいことに皆様に教えました筋トレで「ウエストが5cmダウンしました！」とか「諦めていたスカートが入った」という声が続々報告してくれてます。是非とも薄着になる季節の前に「キュッ」としたウエストに挑戦しましょう！

先日のNHK『東洋医学&科学する』は鍼灸治療のみならず東洋医学の考え方から『心身一如』より「心の病」を。また漢方薬の利用から「腸内細菌」についてもクローズアップしていました。その反響は全快堂では大きく口々に「先生、NHK見た？」と質問してきます。だから投稿することにしました『見ましたよ！』と。NHKは今までも繰り返し東洋医学について制作していましたので所々で以前の番組から引用していました(どんだけ見ているんだよ)。嬉しいことに見ていた方から「だから全快堂にグループと治るんだね」と言ってくれたのです。しかし全快堂では『漢方薬の調合は出来ません』ので、小腸には植物性乳酸菌の『ボディメンテ』を、大腸にはビフィズス菌と酪酸菌の『フラクト•オリゴ糖』を全快堂の治療に組み合わせています。ここで投稿は終わりで良いのですが最後に愚痴を。多くの西洋医学の偉い『お医者様』たちが「『鍼？灸？』『医食同源？』『未病？』馬鹿らしい」と考えています。それが証拠に近くの大学病院でも東洋医学科が有りますけど……。また先日も腰痛で来た患者様の脈から「乳がんかも？」(私には診断権がありませんので)と紹介状を持たして病院を紹介したのですが病院間なら必ず送られてくる「回答書」が送られてきません。これは「鍼灸なんて」と馬鹿にしている裏返しでも有ります。座禅や瞑想が『マインドフルネス』と名前を変えると飛び付く黒船時代から外圧に弱い日本人の島国根性。鍼灸治療が世界でもっと広がり市民権を得た時に一部の遅れた医師が鍼灸治療を認めることでしょう。

海外のドラッグが使えない状態を解消することを政府が考えています。これは大変良いことで、今までは患者数が少なく採算性の乏しいドラッグは製薬会社が積極的に創りませんでした。にもかかわらず海外の薬の輸入を積極的に奨めてきませんでした。そうなると患者側は高額な薬を個人で輸入することを強いられて来たのです。だから私は賛成です。とはいえ、良いことでも有り危険なことでも有るのです。それは何故か？そもそも個人的な意見ですが、日本人の身体は西洋人とは明らかに違っているからです。当然『脈』を診れば明らかですが「脈診なんて非科学的」と言われますし再現性に乏しいので「ほら違うでしょう？」と騒いでみても相手にされず虚しい限り、一緒だと言われるだけです。まぁだからこそ解禁になるのですが服用する薬を海外から即導入ということは危険と思っています。例えば『油』『脂』一つ取っても耐性は明らか違うから、海外の臨床実験が日本人に当てはまるか甚だ疑問だからです。油料理が続くと胃もたれや下痢気味になる人が多いですし海外旅行が長いと食欲不振や和食が恋しくなる人が多いのはそれが理由です。他にも筋肉量や骨格も西欧人とは違います。更に複雑にしているのは日本人の遺伝子を解析すると、縄文人と弥生人とは違う人種の遺伝子が入っているので現代の日本人の体質を一層複雑にしているのです。(私の口癖)兎に角、ドラッグロスが解消されることは大変良いことですがドラッグのお世話にならないことを目指しましょう！

「私は毎日筋トレしているのに筋肉が増えないんです」と言われました。このブログ読んで下さいね、何度も投稿していますが「簡単に筋肉は増えません」と。「私は毎日ウォーキングもしているんですよ、それなのに何でですか！」って怒り気味に言われても、ねぇ。どれだけ筋トレして、どれだけの距離を歩いていて、どれだけタンパク質を摂っているのか知りませんけど簡単に筋肉は付きません。テレビで見るマラソンランナーがムキムキですか？彼らは無駄に体重増加させないようにはしていますけど「走っても筋肉が付かないのに少し歩いたくらいで筋肉が付く筈が無い」と言いたい。大学や企業の駅伝部は毎日走って、それでも筋肉不足で毎日筋トレしています。それでもムキムキにはならないんです。そもそも考え方が間違っています。だから何処でも器具無しで誰にも気付かれず、寝ていても出来る筋トレを教えているんです。「えっ筋肉は簡単に付かないじゃないの？」その通り、付きません。でも殆んどの人が「ぶら下がっているだけ」アクセサリーのように「付いてるだけ」で全く使っていない筋肉へ意識が向いたから「OFFがON」というか「0→100」というか寝ていた熊が冬眠から覚めて活動し始めたということだから「働けば効果が絶大」となります。すると失礼な表現ですが「だらしなく」力の抜けた腹部の忘れていた遠い昔の記憶が鮮明に蘇って来るのです。すると「棄てずに良かった」というスカートやズボンが再び陽の目を見るのです(ファッション的に通用するのかは知りませんけど)。廃棄処分の救済は兎も角、メタボ対策には大変有効ですし腰痛予防にも絶大な効果を発揮しますから早いとこ覚えて深い眠りに陥っている筋肉を呼び覚まし抜群？のプロポーションを復活させて下さい。今年の夏は新しい水着を着てビーチでフィーバーってかぁ？間違ってもお互い『ドルフィンズアリーナで夏場所』に成らないようにしましょう。

『チャンスの女神は前髪が長く後ろ髪は短い』なんて誰も見たことが無いのに実しやか(まことしやか)に語られるのを聞いたことが有りませんか？でも私も見たことが有りませんが本当だと思います。何故なら過ぎ去った後に『あれは◯◯だった』と気が付くからです。以前も投稿しましたけど大谷翔平氏と同じ時代に生きていることは凄いことです。「大谷翔平の日」が制定されましたけど銅像や「◯◯の日」なんて生きている間は珍しいですし大谷翔平氏の場合は「これからの人」ですから、その偉大さは凄まじいのですが「そんなに騒ぐほどでは無い」なんて鈍感な人もいます。それはそれでいいですが、本日の話は「今が激動の時」と気が付いて対応しないと「後々泣きを見るよ」というネガティブな話。戦争が各地域で勃発している、それが長引いて少しの行き違いが発端で世界大戦に陥る危険が有ります。プーチンの安定感と「もしトラ」に、中国経済の不安定感と台湾総統が代わって両国関係の変化。そして日本は企業献金の禁止を打ち出さない結果「たぶん」与野党逆転が到来するかも。それが陰陽道で考えると太陽フレアという『天変地異』が偶然起きている『今が激動の時』と考えるのは強引なのか？安倍晴明なら何をするのか？どう対応するのか？凡人の私は兎にも角にも『健康』に注意して「どんな時代が到来しても良い」と言える身体づくりしか出来ません。たまたま大谷翔平氏も全く違う意味で『健康』に注意しています。世界の最先端の男がやっていることと同じように行動するのは最も危険が少ないと考えるのは如何でしょうか。

治療に集中してるとテクニック向上のみに向かってしまう時が有ります。それは勿論大事なことで当然です、患者様は症状改善の為に来院されるのですから。でもテクニックを幾ら磨いても鍛練しても確信を突けない時に気付くことが有ります。それは症状の本質的原因が身体の使い方だけでは無い時が有るからです。何度か投稿して来ましたが「心身一如」という言葉が有るように身体だけに原因が有るのでは無く『心』、言い換えるならば『人生』、格好良く言うなら『生き様』も含めて向き合わないと本当に治らないことに気付くことが有るのです。特にこの時期は急激な環境変化が多いので影響を受ける人が多いです。進学や就職等々の新生活は無関係の人でも配置移動されたり、新しい上司•部下や仲間が来たり出ていったりと目まぐるしい変化が多いです。それらが無くても秋冬の「陰」から春夏の「陽」と季節が移り変わるのですから身体には影響が無い方が不思議です。また今年も『太陽フレア』が有りましたが人体への電磁波の影響は計り知れません(2022年6月24日投稿)。身体をよく見て治療をするのは当然最優先ですが、周囲のこと等々のことも鑑み対処して行かなければと思います。

思った通り昨日は忙しかったです。休みと休みの合間で満員続きとなれば入りきれない方で「どうしても」という人は当然時間外に。勿論休日だからといって休んでませんから休診日を作れば治療日に患者様が集中してしまって激務という悪循環から抜け出すことが出来ません。かといって治療以外にもやることは沢山有りますから、つくづく自分の時間の使い方の下手さに落ち込みます。そうなると睡眠時間を減らして対応するという最もやってはいけない行動に出るので睡眠負債の増加は否めません。それを補うのは移動電車内の爆睡ですが「そんな熟睡出来る筈は無い」と過去には泥酔時しか電車内の爆睡なんて出来ませんでした。しかし慣れとは恐ろしいもので現在では新大阪駅直前に目が覚める体内時計がセットされたみたいです。但し最も危険なのが帰りです。行きは勉強会の遅刻で済みますけど、帰りは名古屋駅を通過したら次は横浜です。時間を考えても帰りの終電迄に間に合えば良いですが、横浜泊まりの朝帰りになる可能性も有ります。だから「兎に角寝る」「何処でも寝る」「短時間でも寝る」ということに徹して「寝過ぎ」ぐらいを目指して常に睡眠不足に対応しようとしています。でも悲しいかな歳のせいか睡眠時間が短くなっていることは確かです。

『痩せる』を投稿して反響が大きく、また早くも「ウエストサイズがダウンした」との反応も多くて教えた側が逆に「こんなにも」と驚いています。そこで「痩せる」の第2弾目を指導したいと思います。とはいえ第1弾が出来た方が第2弾に進むので私が実際に確認して「ちゃんと出来ている」と御墨付きを与えた方から随時次のステージに上がって頂きますのでパワーアップした第2ステージを期待していて下さい。但し1つだけ伝えておきたいのは『ダイエットは短期間では必ず失敗する』ということを肝に銘じておいて下さい。『1週間で◯kgダウン』とか『1ヵ月で◯kg痩せる』なんてのは本当に痩せたとしても必ずリバウンドをして更に痩せ難い身体を作り上げてしまい取り返しがつきません。個人名は控えても分かるとは思いますけど漫才コンビで『ホンマでっか』や『モニタリング』に出演してる片方の人ですが、色々な番組でダイエット企画を繰り返しリバウンドして失礼ですが「手術以外もう痩せるのは難しいのでは？」と思えるほどです。ダイエットの回数が増すほど痩せ難くなりますので、先ずは①本物志向(結果出る)②いつでも出来る(道具•施設不要)③長く続けられる(簡単•無料)④無理せず等々が大事です。体重減少やスタイルが改善してくると「もっと痩せたい」「早く痩せたい」と他のダイエット法を組み合わせる人がいますけど、これが落とし穴です。そのダイエット法が間違っていれば必ず失敗します。最低3ヵ月続けられて1ヵ月に2kg以内の体重減少は必ず守って下さい。どちらか外した途端「必ず」ダイエットは失敗します。健康診断に行って「メタボです」と言われないように一緒に頑張りましょう！

どれほど素晴らしい生活をしても病気になるし寿命は尽きます。簡単に言えば大谷翔平氏だって病気になるし寿命が尽きる時が来ます。しかし極力身体に良い生活習慣を続けることに徹してリスクを少しでも減らして生きることが、他の生き物たちの尊い命を頂いてまで生きる人間の使命ではありませんか？牛だって豚だって魚だって植物だって生きていたい筈です。しかし人間は他の生き物たちの命を奪って生きる。時には必要以上に無駄に料理を作って廃棄処分してしまう。また時には必要以上に食べて健康を害して寿命を縮めてしまう。そして開き直って言うのは『自分の人生だから勝手でしょ！』と。冗談じゃない、アナタの人生の為に多くの生命が犠牲になっているんだよ。アナタは産まれた瞬間から独りでは生きていけなかった。だったら少しでも寿命を縮める行為を減らして1日でも長生きする努力をするのが協力してくれた方々や奪った尊い命に対して報いる、人としての生き方じゃないんですか？私は他人に説教出来るような立派な人間ではありません。しかし結果はどうあれ最低限の努力はしています。毎日運動して少しでも良いと思われる食事をして毎日の飲酒を避けて生活しています。それでも一秒後に寿命が尽きるかもしれません。一秒後に病気を発症するかもしれません。それは最初に述べたように「どれほど素晴らしい生活をしても」避けられない寿命の壁が有るからです。ヒトの血管の総延長は10万km(地球2周半)です。その何処が詰まったり破れたりしたら倒れます。何処かにガンが出来れば対応が迫られます。時限爆弾のように生まれた時から異常が有っても表面に出てない臓器が有ることも考えられます。それらのリスクに上乗せして更に不摂生でわざわざ自ら身体を傷付けるのは如何なものか。奇形で細い血管が有ったとして糖分過多でプラーク(コレステロールの塊)を形成したら血管が破裂するか血栓が形成されます。そのような自殺行為を私たちは毎日しているのです。そして自粛するのが嫌いな人たちが他人の死を前に「どれだけ健康に注意しても死ぬんだから食べたいものを食べて楽して生きるわ」と。それぞれの人生だから勝手です。でも迷惑を掛けないように、介護されないようにしたいですよね常識なら。だって生まれた時は他人の世話になったんだから、せめて逝く時ぐらいは最小限の世話で済むように心掛けるのが人としての振る舞い、人生の終わり方なのでは？最後に「植物が意思疎通する」って知ってますか？私もテレビで知ったのですが、容器内の植物に青むしを付けて葉っぱを食べさせ、その容器内の空気をスポイトで採取して青むしの付いていない他の容器内の植物に吹き掛けると植物に異常な電気信号(危険を知らせるサインと考えられる)が発生すると。どの生き物も『生きたい！』のです。