先日通夜に行って来ました。ある方の御父様の通夜で御存命中に一度もお会いした事はありませんでしたが、非常に世話になった方の御父様だったので岐阜羽島と少し遠かったですが参列させて頂きました。遠い為に仲間同士で行こうと思いましたが私が最も遠方の為に早く帰らないと終電に間に合わなくなります。ですから一人で会場に行きました。会場に着いても知らない方ばかりで知っている人は唯一喪主の方だけで、通夜は何度参列しても緊張する場面の為に涙なんて流さないと思っていました。ところが歳なのか喪主の方と目が合った瞬間、自分でも驚くほどボロボロっと大洪水。冷静に分析すると大変失礼ですが御父様が亡くなられたから涙が流れたのでは無くて、喪主の方の心中を察したり今後の事が一瞬のうちに頭の中を駆け巡ったのですけど信じられないほど、まさに嗚咽してしまいました。ですから友人達が来る迄待ってようと思いましたが即効で会場を後にしました。鬼の目にも涙ってことですかねぇって誰が鬼やねん!
御父様の御冥福を御祈り致します、合掌。
AIが発達すれば便利になる一方、人の職場は侵されてきます。5年後、10年後には無くなっている職業は沢山有ると盛んに予想されています。しかしヒトにしか出来ない事も有ると思います。例えば東洋医学的な診断法は血液検査やレントゲン、心電図等々を使えないので五感をフルに活用して、時には『第六感?』まで引き出して患者様の身体を診ます。ヒトは無意識に身体や行動から色々なシグナルを出しています。それを活用して総合的に判断するのが東洋医学的診断法ですが、AIの発達は現在ではヒトしか感じられない些細な変化以上を活用出来るようになると思います。勿論現在でも別々に活用している機関は沢山有ります。例えばサーモグラフィーや脈拍、血圧、酸素飽和度、呼吸の深さ、皮膚発汗量、皮膚の電流差、眼球の動き、前回のデータとの比較は出来ます。それを総合的に安価で手軽に出来れば、かなり診断の助けになり西洋、東洋共に診断法の助けになると思います。口の悪い患者様は『大学病院の先生は画面から目を離さず一度も私を見なかった』と言いますけど優れた先生は必ず見ていますから安心して下さい。AIに取って代わられないように今から日々診断技術を磨いて電子頭脳が決して追い付けないヒトならではの更なるテクニックを身に付けようと思います。
新しい患者様がまた来ました。今の時期は『木の芽、枯れ時』の枯れ時なので嫌ですが亡くなる方が多い季節です。因みに何度も投稿していますけど木の芽時は精神的に影響を受ける方が増えます。私よりも若い男性ですけど脈診したら凄い糖分の量に驚きました。本人に伝えると全く自覚していなかったから再び驚きましたが本人はキョトンとしたまま。何故なら甘い物は嫌いで菓子も果物も一切口にしないからでした。しかし食生活を聞いてみると原因が判明。糖分入りの缶コーヒーを1日4~5本とビールと推定出来ました。糖分入りの缶コーヒーは微糖なので気にして無かったようですしビールもツマミは殆んど食べて無かったようですから何故糖分を注意されるのか不思議がっていました。全快堂に来る前に整形外科で『辷り症』と言われ坐骨神経に酷い痺れが有り確かに心配です。しかし私としては辷り症より遥かに目前に迫っている糖尿病の方が心配だと説明しました。とりあえず来た時の症状は楽にして帰ってもらいましたけど今後の体調管理が心配です。未病は戻り易いですけど病名が付いたら治り難いですし病院にいって投薬施術が必要になります。未病のうちに生活習慣を見直して寝たきりや認知症にならない元気な一生を目指しましょう!P.S.勿論『血液検査はしていません』『血糖値の値も分かりません』『糖尿病か分かりません』私は鍼灸師であり柔整師でしかありませんから西洋の検査は何一つ出来ませんから『診断出来ません』し確実で無い事は伝えています。
東洋医学では独特の診察方法が有ります。無論『非科学的』で『再現性』がありませんから現代医学の主幹である西洋医学からは『劣っている』とされ見下されて来ました。それは仕方ない事ですけど現在問題に成りつつ有るのは皮肉にも、その東洋医学的な診察方法であり診断法(東洋医学では『証』をたてると言います)なのです。また責任転嫁ですけど、某医師の方が「漢方薬を処方するのに本来は『証』をたてなければいけないけど全国に出来る医師は47都道府県に40人程しか居ない。愛知県に2名ないし3名居るから患者の皆様方は正確に漢方薬を処方されているかは甚だ疑問である」と、仰られていました。信じられない事ですが『漢方薬の副作用で亡くなっていると考えられる方々が毎年多く居る』と某週刊誌も取り上げていますし、日本の漢方薬の代表的な製薬会社に漢方薬の指導をされた中国医師であり名古屋大学大学院に在席されていた先生から直接『日本の医師の漢方処方は間違っている。製薬会社に何度も注意したが売上げ優先傾向に有り人命軽視としか思えない』と警鐘を鳴らしていた事が思い出されます。私は医師でも薬剤師でも無いので薬については無知ですし発言は出来ませんけど東洋医学的な診断法『証』はたてないと施術方針が立てられません。その一つが『舌診』です。皆様も毎朝起床したら直ぐに同じ条件下で鏡に自分の舌を出して見て下さい。すると最初は分からなくても少しずつ日々の変化に気付くかも知れません。自分の身は自分で守る気持ちで気構えで今日も一日頑張りましょう!
私はもう何年間も毎朝『生卵』を飲んでいます。『ロッキーかよっ』と突っ込まれますけど凄く元気で風邪を引きません(飲む前から引いていませんでしたが)。先日テレビを見ていたらTBS.で『卵の素晴らしさ』をやっていて改めて『卵って凄いんだなぁ』と関心しました。卵はコレステロールが高いと心配する方がみえますけど番組内では遺伝的な問題、コレステロール値が極端に高い人以外は1日2個や3個なら心配無いと私が最も信頼する医師の一人『白澤卓二』氏が話しておられたので安心しました。卵はセロトニン(幸福ホルモン)の材料のトリプトファンや代謝機能を促進するロイシン、目に良いとされるルティイン、アミノ酸のスコアーでは満点の食べ物と言われていましたので高齢者に必要な栄養素がバランス良く入っているので私はサプリメントを飲むくらいなら卵を摂る方を推奨します。また卵は加熱調理するのなら冷蔵保存さえしていれば賞味期限を1ヶ月近く過ぎても大丈夫で、その卵は『ゆで卵』に適しているとの事でした(ゆで卵は調理後3~4日以内に食べる必要が有ります)。また赤いカラの卵は栄養価が高い、黄身が濃いと栄養価が高いと思っていましたが白い卵だろうが、黄身が薄い色だろうが同じと聞いて少しショックでした(勿論それ様に作っている商品は違うと思います)。知らない事がまだまだ沢山有ると実感しました。ネットでは生卵の否定的な記述が沢山有る事は知っていますけど信じるか信じないかはアナタ次第。私は自分の身体を信じます。ところで卵が先か鶏が先かどちらなんでしょうか?
運動でもダイエット法でも何でもですけど極端は禁物ですよね。勿論『食事療法』も例外ではありません。世界的に信頼出来るであろう医学会での発表や医学雑誌では「『ローカーボ食』は正しい」となっています。私もほぼコレに間違いは無いと思っています。しかしそれがイコール『肉食は安全、脂は病気から解放してくれて長寿へ導く』なんて思わないで下さい。『取捨選択』という言葉を常に念頭において食事を考えて欲しいのです。脂肪酸の種類には既に投稿済みですが飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸が有ります。そして私が薦める不飽和脂肪酸の中にも一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸が有ります。更に多価不飽和脂肪酸はオメガ(ω)3系脂肪酸とオメガ(ω)6系脂肪酸に分けられます。そして私の非科学的な東洋医学の身体の見方をさせてもらえばオメガ(ω)3系脂肪酸を食べても身体は文句を言いませんけど飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、オメガ(ω)6系脂肪酸を食べると身体が文句を言いますから、あくまで『私の思い込み』でしょうけど全快堂の患者様には伝えています。クドイですが、あくまで私の思い込みでしょうけど今まで20数年の患者様の多くは、その方法で改善傾向に有ります(勿論全員なんて言いません)。結論を申しますと糖質(炭水化物)を極力減らし、タンパク質と脂肪は取捨選択して摂り、食物繊維は積極的に摂りましょう(不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維1の割合)。鉄分の摂り過ぎは肝臓にダメージを与えますし一部では『がん』になり易くなるとも言われていますから適度に。肉類は牛より豚、豚より鶏肉が良いと思います。全快堂の患者様は知っていますけどオリーブ油信仰は危険です。だから代替品は教えて有ります。私はコレステロールに関する一般的知識、カロリー信仰からもそろそろ離れた方が良いと思います。先日の投稿で飽和と不飽和の間違いをしましたので投稿させて頂きました。申し訳ありませんでした。
子供は筋肉痛が早く、大人は筋肉痛が遅いと真面目に言っている人によく会います。確かに有る事かも知れませんけど解剖学的には子供は後先考えずに全力で事に当たり、大人は1日が終了するまでを考えて行動します。当然子供は素早い行動をするので白筋を主に使うことになる為に瞬発力は有るけど持久力が無くて、特に幼児と言われる年齢だと煩く遊んでいたと思っていて「急に静かになったなぁ」と覗いて見るとバタン・キュー(完全に死語だね)、急に電池が切れたかのように寝ていたなんて事が有ります。それに比べて大人は持久力の有る赤筋を無意識に多く使う為に、疲れや筋肉痛を早く訴える白筋より遅く訴えるのです。しかし赤筋と言えども筋肉自体が少なければ白筋と同じように早く筋肉痛になる場合が有ります。すると嬉しそうに『まだ若いから』と自慢気に話をする方もみえます。日頃運動から遠ざかっている人は今しか運動を始めるチャンスは無いですよ。暑からず寒からず、陽射しも少し弱まり清々しいカラッとして汗もかきにくい季節です。もう少ししたら風が冷たく外に出にくくなります。そして何より冬は体温を上げようと代謝機能が上がり痩せ易くなりますからダイエットには最適。ダイエットで無くても健康診断でメタボやロコモティブシンドロームと言われた方も『いつやるの?』今でしょ!(死語では無いけど古いね)。お子様やお孫さんの運動会にカッコ良く参加して株を上げて下さい(この場合は白筋使用)。ただし一週間程『筋肉痛』で動けないなんて成らないように頑張って下さい。《お詫び》先日『続きの色々』で「不飽和脂肪酸」と記入するべきところ間違って「飽和脂肪酸」と投稿してしまいました。読み返していなかったミスでございます。お許し下さい。今後この様な事の無いよう再発防止に努めさせて頂きます。この度は誠に申し訳ございませんでした。
『こうすると便秘が良くなるよ』『痩せたければ○○してみて下さい』等々、その方に合った自分で出来る事をアドバイスしています。すると『めんどくさそうだ』『やらなきゃ駄目?』『もっと簡単にしていい?』とか言いたい放題。挙げ句の果て『毎週来るから先生が治して下さい』と。勿論私は施術家の端くれですから言われ無くても症状を治す事に全力で頑張りますよ。しかし少しでも早く良くなればと思いますから自分でも出来る方法を教えます。でも患者様は『受け身』の方が多く積極的に治す事に取り組めば早期治癒になる筈なのに。『自分の身体でしょう?もう勝手にして下さい』『「他力本願」より「自力」じゃなければ駄目でしょう』と少し投げやりな感じ、患者様に失望しかかってる私を見透かしているかのような時に東洋経済オンラインに掲載されている本が目に飛び込んで来ました。「『飛行機に乗る』とバレる!残念な6欠点byムーギー・キム(東洋経済新報社)」です。そこには一流と二流三流のビジネスマンの違いが書いてありました。現在の自分は二流三流どころか四流です。いかんいかん!気付かされました。反省です。猛省です。最近忙しさを言い訳に謙虚さが欠けていました。襟を正し今日から再び患者様に対して挨拶から施術そして会計迄を謙虚に、誠心誠意、心からの『お・も・て・な・し』を目指して少しでも施術が効果的になるように施術+αを無意識に出来るように、至らなかった自分を考え直し鍛え直します。不思議と自分に必要な時に必要な人で有ったり、必要な書籍で有ったり教えに出会う事が多いです。やっぱり神様は居るのかなぁ。さぁ鏡に向かって思いっきり口角を上げて笑顔を作って朝の挨拶から。今日も1日事故の無いように明るい1日を過ごしましょう!
ドイツが難しい岐路に立たされています。ドイツの産業の中心的存在といえば勿論車です。しかし世界で温暖化が問題になり中国でもガソリン車、ディーゼル車を止め電気自動車に移行する事が決まりました。ドイツ車にとって中国は最大の輸出国ですから影響は計り知れないです。『だったら電気自動車の開発に移行すればいいじゃん。EUだって世界中も電気自動車にする事は火を見るより明らかなんだから』と考えるのは当たり前です。でもそうは言っても電気自動車はガソリン車に比べ、部品数が少なくドイツ国内の自動車関連の従業員60万人の雇用が失われ、日本円で毎年6兆3000億円の損失が試算されているのです。メルケル首相にとっても非常に悩まされる問題ですが徐々に電気自動車への移行を選択する模様です。無論日本も例外では無くて電気自動車への移行がスムーズに行くかは今後の政財界の舵取りに掛かっています。また自動車産業は自動運転の開発も急ピッチで行われているので自動車業界も気候変動のように『百年に一度』という表現がピッタリ。暫くの間は目が離せない状況が続きそうです。
有馬哲夫(早稲田大学教授)著による新刊『こうして歴史問題は捏造される』は鋭い切り口で「ミサイル問題」と「慰安婦問題」について書かれていて、大変興味深かったです。北朝鮮の核開発、ミサイル開発が1993年くらいから問題になって世界中が北朝鮮を非難したり制裁に動きそうになり始めた時に注意を反らすかのように慰安婦問題がクローズアップされ始めたのです。私は以前から疑問だったのですが韓国はベトナム戦争で日本の慰安婦問題以上の悪行の数々を行っていて日本を非難すれば当然ながら韓国も非難される事は目に見えていました。案の定、英国の市民団体が韓国のベトナム戦争時とその後の軍と民間人による行為を非難し始めました(現在ベトナムには韓国とベトナムのハーフが多く存在)。だから何故あれほど積極的に問題視するのか疑問でした。現に私が知る(メディアによってですが)慰安婦の方々は騒いで欲しくないとのインタビューだったからです。しかし今回この本を読んで合点がいきました。キッカケは北朝鮮によって巧みに問題が取り上げられ世界に発信されたのだと。以前投稿した日本の捕鯨問題も日本が国連の場で米国のベトナムでの『枯れ葉剤』爆弾使用によるベトナムで多発する奇形児出産(ベトちゃんドクちゃんら)との因果関係を発表直前に米国が事前に察知して対抗策として日本の捕鯨を問題視して巧みに目を反らしたのです。米国国内では当時、ベトナム戦争反対の気運が高まり始めていたので米国としては国内外の戦争反対を非常に恐れていたのです。だから一石を投じる必要が有ったのです。キッカケさえ作れば正義の味方を掲げる市民団体が動き出します。後は資金援助さえ行えば世論が高まり続けるという訳です。私達は意図的に問題を発信するメディアに踊らされないようにしなければなりません。意見を操作しようとすれば簡単に国民の意見は歪められ、しかし国民は自身で導き出した考えと疑わない。そして恐ろしいのはヒトとはある考えが浮かび決定すると、その意見を肯定する意見を集めて『この考えは絶対に正しい』と自分を擁護防衛する行動を無意識にしてしまうのです。私達が今後行う事は、もし行動情報発信するなら間違ったり偏った情報に惑わされず出来る限り数多くの情報を集め、自分自身の考えで動くべきと考えます。先日の『ディスる』内容の対象が個人では無く国でも有ると心得ておきましょう。最後に『慰安婦』の問題は大小の違いは有れど確かに有ったでしょうし『731部隊』の事や他にも戦争時の日本人による悪行が有ったと思います。それに対して賠償や謝罪をしている日本の行動は当たり前で足りないと言われるかも知れませんけど私は偉いと思います。そして何よりそのどちらも日本発信だった、自ら公表した事が何よりも誇らしい事を最後に付け加えて本日は終了します。