「検診は受けた方が良いですか?」と質問されました。「勿論」と応えました。確かに「?」という検査項目も有る場合は有りますけど、お医者様が必要と考えての検査なので「受けるべき」と私は考えて「是非受けて下さい」と伝えています。40代以上だと「汗が多い•ほてり•動悸•冷え•やる気の低下」勝手更年期障害だと考えてしまう方がいますけど上記の症状は甲状腺機能の異常でもみられるものなので症状の進行は危険な状況に陥るかもしれません。最低年一回の定期検診または血液検査だけでも受けましょう。
夕方のニュースが『OS-1(経口補水液)』とスポーツドリンクの違いについて取り上げていました。「脚がつる」ことが多い人は健康?なら単純に水分不足で解消出来るかもしれませんけど重大な病気が隠されている場合も有りますから「頻繁」なら病院への受診をお勧めします。何を基準に健康というのか不透明ですが本当に健康ならばミネラルバランスも良く脚がつることもありません。しかし夜中に再三再四「脚がつる」ことを繰り返し寝不足にまでなっている人に「『OS-1』という経口補水液が薬局に売っているから一度飲んでみるといいかもね。その場合に一口飲んで美味しく感じたらミネラルバランスが崩れている可能性があるよ」とアドバイスしています。すると夜中に脚がつることで毎晩起きていた方々が「脚がつらなくなった」口々におっしゃいます。しかし飲み過ぎは危険ですし、そもそも心臓や腎臓が弱い人や通院している人は医師の指示を仰ぐことをお勧めします。ただ私が声を大にして言いたいのはスポーツドリンクです。スポーツドリンクというと健康というイメージから「スポーツドリンクなら大丈夫だろう」と「汗をかいたから沢山飲もう」と味の無い「水」を止めてスポーツドリンクを選ぶ人がいます。しかし某製薬会社のスポーツドリンク以外は塩分濃度が低く設定されていますから失われた塩分補給どころか500mlで角砂糖10個分の糖分摂取をしてしまう恐ろしさを知っているのでしょうか?過去の投稿にも「せめて飲むなら」某製薬会社のスポーツドリンクという投稿をしましたけどニュースでスポーツドリンクの危険性を取り上げてくれるのは良いことだと思います。最悪は運動もしていないのにスポーツドリンクを飲む人です。またWHOが『人工甘味料』の危険性を訴え始めたことは甘い物の恐ろしさを訴え続けている全快堂にとっては嬉しい限りです。「ダイエット○○」「カロリーオフ」「カロリーゼロ」「カロリーハーフ」等々に牽かれて罪悪感を誤魔化している人々が少しでも目を覚ます機会になれば幸いです。人工甘味料の飲食物は一時的に太り難い状況を「演出」しますが繰り返しの摂取は逆に太ります!確実に太ります!それでも摂りますか?やっと正常に成りつつ有ります。
コロナ感染者数の発表の仕方が変更された結果「コロナってどうなってるの?」「流行っているの?流行ってないの?」という人が増えています。愛知県に限って言わせてもらえば「全国平均より感染者数の割合は高い」です。それも断トツの沖縄県を除いたら3本の指に入る高さです。それは「コロナ疲れ」からの気の緩みかもしれません。確かに「もういいんじゃないの」と言いたいですよね。でも罹患したら後悔しかありません。だからと言って過度な不安を抱いたり過度な対応は不要です。基本的な生活(食事•睡眠•運動)から逸脱すると感染する可能性が増えるでしょうから当たり前の日常を過ごしましょう。感染症はコロナだけではありませんし熱中症や食中毒や暑さによる睡眠不足の体調不良も有ります。健康第一ですよね。
色々なメディアで『暑熱順化』について語られていますので私が説明する迄も無いと思います。もし初めて聞く人が居ましたらググって下さい。暑熱順化も問題ですが、その逆が原因で症状を悪化させる人が多いのでメディアも同時進行でお願いしたいものです。それはエアコンと冷たい飲食の摂り過ぎです。エアコンに慣れてない身体に日中も夜間もエアコンに入りっぱなしで発汗作用機構は働かないから少しの外出で体調不良に陥ります。また冷たい飲食で消化器は絶不調で下痢気味、その反動で便秘気味に。そうなれば免疫低下し始めるから感染症の餌食に。昔と今では当然平均気温が違います。しかし昔からの知恵を参考にする必要も有ります。陰の食材を活用したり辛い食材で一気に発汗させて体温低下させたりです。千年や二千年で人類の身体は変化していませんがエアコンも冷蔵庫や氷の活用も百年ほどです。そうなると身体には大きな負担が掛かる=体調不良に陥るのも理解出来ると思います。キンキンに冷えたビールは美味しいでしょうけど私は20年以上冷えたビールは呑んでいません。かき氷は断りきれずに10年ほど前に一口食べたら『アイスクリーム頭痛』で七転八倒しました。だから欲しいとも思いません。メディアで連日アイスクリームやかき氷等々の冷たい飲食紹介がされていますけど体内温度は年間•24時間37℃に設定されています。それは体内酵素が最も活性化し易い温度だからです。それを飲食物で下げれば人体は体力を使って体温上昇を試みます。それが繰り返されれば疲労、そして体調不良になるのは当たり前です。一時の快楽の為に体調不良に陥ることは全快堂の利益になりますけど『アナタ』に良いことはありません。それどころか人体は「ご主人様は冷たい飲食物が好物で体調が不良気味だから保冷剤を使って腸の回りを埋めて対応しよう」と徐々に内臓脂肪が増えるのです。それが「『夏痩せ』せずに夏を越したら太ったわ」と豪快に笑っている患者様は暑がりが多く冷たい飲食が大好物なのは分かる気がします。日中の外出は極力避けるべきですが「どうしても」という時は首•脇•鼠径部(は無理かも)と手のひらを冷やして下さい。
30代の男性が「オシッコが出難い」と訴えて来ました。50代以降ならば前立腺肥大の可能性も有りますが若過ぎる。そうなると前立腺ガンや膀胱ガン等々が頭を過る。しかしその患者様を10代から診ているので他のことも考えられました。その方は故安倍元首相で有名になった潰瘍性大腸炎を患っていて手術後に初めて来院して以来の付き合いでした。始めのうちは食生活中心の生活指導をするも全く食生活を改めて無いから体調改善も見られないを繰り返すも粘り強く指導した結果快方に向かい始め短期留学•就職•結婚•子供を設けて現在に至っています。最初に会った時は考えられないような生活です。そんな彼ですが今回の「オシッコが出難い」は病気絡みの症状と分かり彼に説明と指導をしました。ヒトは大便と小便を同時に出し始めることが出来ません。どちらか一方が出始めて他方が出ることが有っても全く同時に出すことは出来ません。それは陰部深くに神経のスイッチが有ると説明しました。しかし病気によってスイッチ機能が劣化してしまいオシッコが出難い状況に陥ってしまったと。すると「オシッコだけど念のため座って小便を出そうとすると大便が出てしまうことが有る」というのです。やはりもうスイッチ機能が劣化し始めてしまっているのです。そこで骨盤低筋の筋トレを指導すると同時に肛門を締めることを教えました。更に彼が今後改善するには「もうワンステップ」が必要ですが、そこまでの指導で昨日は終えました。そのワンステップとは陰部の筋肉やそれに繋がる神経回路が正常に近付いたら教えるつもりです。そうしないと更なる症状悪化に繋がるからです。しかしそれを踏まえた上で敢えて書かせて頂きます。それは排尿中にオシッコを止めることです。そうすることで更に新しい神経回路が構築出来て排尿排便スイッチが強化されます。例えば排尿が間に合わない方や早漏で悩んでいる方、骨盤低筋の筋力低下で骨盤内臓器が脱出してしまう方もしくは予防したい方など適応の方々は沢山いる筋トレですが診てない方が勝手にやって症状を悪化させても責任は取れないので主治医の先生の指導の元で行って下さい。ただ彼には今後指導するつもりです。ヒトの身体は奥が深い。
虐待やDVというニュースが多いですが全快堂では服を脱いで頂く為に皮膚から多くの情報を得ることが出来ます。それは以前投稿しましたから今回はしませんけど大変多くの情報を一瞬で得ることが出来ます。その代表が虐待及びDVです。皮膚に傷が多数存在しているからです。勿論転倒でも採血でも皮膚の色は変わります。しかし毎回だったり「こんな箇所に?」という場合は会話や仕草で虐待やDVを疑う場合も有ります。そして疑いは「ほぼ」当たります。今回も以前から元気で?全快堂に通っていた患者様がいました。しかしその患者様が或日突然正常歩行出来なくなりました。同時に呂律(ろれつ)も回らなくなりました。当然ながら脳梗塞や脳内出血等々の重大疾患を疑います。しかし大病院では『異常なし』と言われ経過観察になりましたが一向に改善されません。そして私は本人に伝えました。「あなたの病因はDVです。あなたが彼から離れない限り、または彼の暴言や暴力が無くならない限りは治りません」と。実際に頭に衝撃が無くても繰り返しの暴言だけでヒトの脳は萎縮して機能不全に陥ってしまうのです。最悪の事態に発展しないことを願って経過をみたいと思います。
早いですねぇ~っ!って、所ジョージさんみたいな始まり方ですけどもう今日から7月ですよ。早いの早くないのは置いといて今朝から8月の予約開始です。くどいようですけど1日に限り9時前は予約を取りません。せこい患者様が8時55分くらいに電話して来ますけど1日に限っては9時少し前からは電話には出ませんので御理解下さい。皆様にとって公平で無くてはいませんので。そして1日朝の9時に直接予約に来るのも止めて頂きます。それを許したら1日の朝に全快堂前に並ぶようになってしまいます。それは宜しく無いことですから認めません。色々注文の多い治療院ですが規則は破るから増えると御理解下さい。では明日は晴れるらしいですが今朝は雨。晴れたらいいなぁ、きっと明日は晴れる、ハレルヤ!
今月の4日が『シン•全快堂』開院一周年ということも有って御祝儀なのか、今月の予約率は95%でした。予約が思うように取れなかった方々すいません&全快堂に来てくれた患者様、誠に有難うございました。ご夫婦でコロナ感染の疑いで急遽キャンセルしたり、決まっていた目の手術日程がやはり急遽前倒しになった患者様がキャンセルしていなければ、そして治療を忘れていて出入り禁止にした方が居なければ96%超と本当に御祝儀数字を叩き出していたかもしれません。その数字に恥ずかしくない治療をしなければいけないという新たな気持ちになりました。「休みたい」とか「眠い」とか「ダルい」とか言ってる場合ではありません。近郊の患者様に対しては勿論、遠方から来られている方々の期待に応えれるように尚一層の努力をしなければと思いました。「こんなこと書いたって」と思う人も居るとは思いますが文字にして投稿した瞬間から後戻りは出来ません。「口だけ」と言われないように頑張ります!「来れば分かるさ、ありがとー!」と言える治療院に「行けば分かるさ!1•2•3ダァーっ!」(byアントニオ猪木)。
大谷翔平の活躍は止まることを知りません。投打に大活躍で応援する甲斐が有ります。全米何処の球場でもカナダの球場でも敵地の球場でも相手チームのファンさえも大谷翔平を応援しています。ファンとしてはその熱狂ぶりを見ることが嬉しく関係者でも無いのに感謝しかありません。但し球場に行く日本人に言いたいことが有ります。テレビに映りたいのは分かるんですけどバックネット裏で観戦する場合は投球モーションに入ったら激しく動かないで頂きたいです。それは大谷翔平が投球していても他のエンゼルスの投手でも、そして当然相手チームの投手で有っても同じです。投球モーション以外なら動いても良いですが激しい場合は強制退場を言い渡されることを覚悟して下さい。しかし投げて良し打って良し走って良しとは野球の為に生まれて来たような人間ですね。すいません、人間性も「最高です」(by巨人軍•岡本和真)。
普段の休みの日の夜は必ず全快堂に寄って色々チェックしていましたけど今回から止めました。それでは仕事を引き摺り完全休養(休み)では無いと考えたからです。鬱傾向の人や疲れが取れない人にアドバイスするのは「頭を空っぽにしましょう」と伝えています。休みの日なら好きなことに集中して思い切り楽しむようにと。うつ病傾向の人はそれが出来ない、頭の片隅に仕事や嫌いな人や辛かった出来事が常に有り繰り返し考えてしまう傾向に有ります。完全休養出来ないから休めない、熟睡出来ない、疲れが取れない、考えるだけで24時間嫌なことから逃れられない、そして鬱病への道へ。そこで繰り返し登場しますけど『マインド•フルネス』です。日本風に言えば『禅』です。マインドフルネスの考え方は「今を集中する」「今に集中する」「今を大事にする」です。誰でも出来る簡単なことですが初心者は座って閉眼すると良いでしょう。聞こえる音、流れる風、鳥のさえずり等々に意識を集中します。聞こえる音に集中したなら「何の音?」と追及してみましょう。とは言っても目を開けて移動して本当に究明するのではありません。あくまでも想像力を膨らませて考えてみるだけです。だから当然正解はありませんが「その時」は集中しているので「その時」が大事なのです。意識が「その事」に集中していた時間は仕事のことも嫌いな人のことも嫌な出来事も頭に無い状態になったからです。繰り返し浮かんでいた嫌な出来事に支配されていた不幸な時間は精神だけで無く身体をも蝕んでいたのです。そこからの脱出する為の手段がマインドフルネスなのです。繰り返しマインドフルネスを行うと動きながら出来るようになります。例えば食事をしながらだったら「この食材は何?固い、甘い、大きい」とか散歩中なら「歩幅は?重心は?速さは?あの人のウェア素敵」とか無限に湧き出てきます。正解はありませんから何でも良いでしょう。とにかく「今の出来事に集中する」のです。しかし初心者は色々考え過ぎて逆に疲れてしまう傾向に有りますから8割の情報が入って来る目を閉じてマインドフルネスに望みましょう。また慣れたら歩きながらで良いですが「今日は自身のことだけ」「今日は他人の歩き方」「今日は他人の服装」「今日は聞こえ来る音」という具合にテーマを決めると情報過多で疲れないでしょう。頭を空っぽにする、頭を休めることがマインドフルネスなのですから疲れたら逆効果です。しかし他の情報に振り回されるくらいなら嫌な出来事も嫌な人のことも一時的では有りますけど考えなかったので少しずつ改善に向かうでしょう。さて大変な遠回りをしましたけど私は自他共に認める仕事人間ですから月2回の休診日には全快堂に近付かないように努力します。仕事人間「からの卒業」(by尾崎豊)。