3回目のワクチン接種済みました。ワクチンの有効性は置いといて、不特定多数の患者様に接するので不安感を与えてはいけないと考えて早速接種しました。第1回、2回目が「ファイザー、ファイザー」だったので交互接種を希望して『モデルナ』接種が出来て満足です。昨日の接種ですが皆様の予想通り今のところ「何も副反応は無し」でした。完全に効力を発揮するには暫く時間が必要ですけど、日本をパンデミックにならないようにするには国民の一人一人が「出来ることをやる」という責任があると思います。しかし勘違いして欲しくないのは「ワクチン接種」だけがパンデミックを避ける方法ではありませんし色々な問題でワクチン接種が出来ない、やらない人々がいても自由ですから誹謗中傷は絶対駄目です。但しマスクや手洗いや密を避ける等々があるので自身が各々可能な範囲でピークアウトへ繋げて子供たちの感染を防ぎましょう。昨日の投稿で質問を受けましたけど簡単に表現すれば薄い小さな紙袋(可能な限り開放的な物)を頭からかぶる感じです。子供たちに完全を求めるのでは無くて「大人たちが抑える努力」をして子供たちの負担を軽減しましょう。
2歳以上の明記が無くなりましたけど子供たちにもマスクを着けさせたいと大人たちが悩んでいます。そこで提案が有ります。マスクは呼吸機能の発達していない子供たちは「濡れた不織布マスク」だと呼吸困難の危険性が有ります。大人なら苦しいと外すので良いですけど、それでも尚子供たちにマスク着用を強いるならばズレ難く安全で子供たちが進んで着けたがるマスクを作るべきです。「そんなマスク有れば苦労はしないんだよ」と言われそうですね、だから作るんです。先ず問題点は①ズレる②嫌がる③危険性です。①のズレるは小さな顔だからズレ易いので発想の転換で頭から「かぶる」タイプにすると良いと思います。②の嫌がるが最大の問題点ですが、ここで日本の「お家芸」アニメを活用して変身後のヒーローが子供たちが着用するマスクを着用して闘うパターンを作って憧れさせるのです。小さな子供は幼児番組でガチャピン、ムック、とらじろう等々や、少し大きな子供たち用には仮面ライダーやセーラームーン等々が積極的に番組や絵本でマスク着用シーンを垣根を越え各々の子供たちが好きなマスクを多様に用意します。ズレ難い用に『鬼滅の刃』の祢津子の竹を咥える発想も捨て難いです。③の危険性は子供たちの体温は高いので熱中症・脱水は特に注意が必要ですし症状が見えないと困るので口以外の部分は薄い通気性の良い繊維や太いゴムをツムジ辺りでクロス等アイデア次第です。今こそ社会全体で考える時です。大事な子供を守りましょう。誰か作って!
高齢者が増え続けているし今後も益々増え続けることは誰もが分かっている。当面の間は葬儀会社と介護関係の産業は同様に儲かる筈である。しかし儲かると分かれば数多くの企業が参入してくるので収益を保持し続けるのは簡単では無い。最初の頃に参入した企業では施設の老朽化に伴う建て替えの時期が迫ってくるし新規参入の施設は魅力的なので利用者が逃げないように神経を尖らせている。しかし何処も施設側の問題は資格者不足である。当然のことながら高齢者が増え施設が増えれば働き手が必要になるのに介護士等の有資格者が絶対的に足りないのである。すると求人数が増えるが政府の補助金が出ても待遇が良くなければ離職率も上がり続ける。そこで発生してしまうのが介護士等の質の低下。介護士等による高齢者の虐待の事件が連日のように紙面を賑わしているが事件は氷山の一角だし表面に出てきて無いものを合わせればゾッとしてしまう。間違って欲しくないのは「殆んどの介護士等の方々」は誠心誠意の介護に当たっていらっしゃいますから安心して良いことをお忘れなく。但し求人広告の新聞折り込みに関していえば「病院スタッフ募集」「ガードマン(交通誘導)募集」「清掃係募集」そして「介護士等の募集」ばかりであるから引っ張りダコなのは分かります。面接をしても人材確保が優先となれば多少のことは目をつぶるケースも無いわけでは無い。では私たちが将来介護施設に入居する場合に「何を基準に選べば良いのか?」となってきます。以前も話題にしましたけど見学に行くことは当然ですが「時間」が大事です。その作業の時間に人員の余裕が有ればスタッフが充実している可能性が高いという「あくまでも」目安にはなります。入浴介助も大変ですが見ることは難しいでしょうから食事を見ることをお勧めします。本当に食事の介助は大変です。そこで大手居酒屋チェーンが介護事業に乗りだし頑張っていると聞きますし、最近では3Dプリンターで食材をペースト状から再び食材の形や触感に戻して食べる側への配慮に気を配る等の話題も有ります。また介護者の負担軽減の為に器具を装着させたり資金の豊富な施設では介護用ロボットの導入も有るそうです。しかし介助施設巡りも大事ですが、私たちが「今」やらなくてはならないことは筋力低下を防止することです。介護の資格を取得させる側に回った会社や取得者の技術向上指導の側に回った会社も有りますが介護士等の資格者が足りないことは事実ですし海外からの人材確保も益々難しくなるので「自分の身は自分で守る」しかありません。それはたった二つの器具不要の家の中で出来る簡単な筋トレと日々の生活習慣改善が自身の将来を左右します。介護ベッドの上で後悔しないように明日からでも今日からでもありません!「今から」という気持ちになりましょう。
今だからもう一度投稿させて頂きます。2022年4月の診療報酬の見直しが検討されている。「高齢者で医療費増大に歯止めを掛ける為」という至極当然のことだが偏屈な私は色々な仕掛けを勘繰ってしまう。診療報酬とは医師らの技術料や人件費にあたる本体部分と薬や医療材料の価格に当たる部分から成るのですが検討されて引き下げられるのは薬や医療材料費部分ですから「ブラボー!」と叫びたい。しかしその陰で全国の公立・公的病院の病床は4年間で5700床削減されているのです。コロナウイルスが蔓延していて毎日メディアが「医療逼迫が迫っている」「病床稼働率が高くなって」というのに5700床も既に削減されているのです。きっと更に削減数は増えていくことでしょう。確かに医療費増大は問題ですし空きベッドは赤字垂れ流しの原因ですから理解出来ます。しかし民間は今回の対応でも分かるようにコロナ患者受付を理由を付けて拒否している。それでも国からの補助金で赤字にならないから安心して拒否できる。その時に行き場の無い患者の頼りになるのは公立・公的病院です。そのベッド数が更に削減された将来に、弱い立場の患者たちは民間病院に健康保険による窓口負担金以外に菓子折りの二重底負担金が物を言う時代が来るかもしれないのです。実績に病院に受け入れられないから自宅療養者が増え容態急変でも受け入れ拒否が発生しています。それでも病床削減と公立・公的病院を民間病院に移行推進しますか?少し立ち止まる時かもしれません。病院側としては診療報酬引き下げは辛いですけど経営は成り立つように患者を民間病院に集中させようと「空きベッドは削減」を推進しているのでは?と考えるのは不謹慎でしょうか。
毎日メディアが繰り返しオミクロンの話をしているので皆様の知識はコロナに関しては一般的なドクターぐらいになりつつあるので「今さらながら」と思われるかもしれません。しかし意外に質問が多くて驚いています。PCR検査も抗体検査も正確ではありません。特に感染初期には。しかし簡易的な目安にはなりますし「それしか無い」ので仕方ないのが現状です。そこは専門家に任せて私たちは自身で予防しなければなりません。「あれっ?」「もしかして」という時の目安はデルタ株は「嗅覚」「味覚」に特徴が有りましたけどオミクロン株は「喉の痛み」関連して「発声出来ない喉の痛み」「水さえも飲めないほどの喉の痛み」「咳が止まらない」等の『喉』にポイントが有ります。それは簡単に表現すればデルタ株までのコロナウイルスは気管支の奥深くに炎症が起きたので呼吸困難を伴う重症化し易かったのですが、今流行っているオミクロン株は比較的浅い気管支の入口付近での炎症なので喉の痛みになるわけです。しかしどちらも凄い炎症なのでオミクロン株は弱いウイルスと思わないで下さい。炎症する部位が違うだけです。結果として無症状の人たちが大声で話をするとウイルスが口の近くに存在しているので感染させ易くなり「感染力が強い」となります。来週がピークだと考えられますが基本的な予防法を守ってワクチン接種をして下さい。ファイザー、ファイザーと接種した私は交互接種のパワーを信じてモデルナを希望して接種します。
先ほど連絡が有りましたが残念ながら全快堂の患者様の中で初めてオミクロン株の感染者が報告されました。その患者様の来院履歴を調べると94日で3回の治療なので「なかなか難しい」というところが本音です。しかし「全快堂の患者でしょ?」と言われれば「間違いない」ので報告させて頂きました。その患者様には以前から「腸活を積極的にやって」と注意していたのに残念です。免疫力は腸が鍵を握ることは最早周知のこと。その腸の善し悪しは毎日の食生活を含む生活習慣ですから手を出すことは難しいです。せめて「もう少し頻繁に治療に来てくれたら」というのは言い訳ですし、たとえ頻繁に来ていても「感染しない」なんて言いませんので各自で感染予防をお願いします。しかし残念です。悔しいです。第1波から0を自慢していたので悔しいです。しかし途切れない、永遠なんて無理なのは分かっているのに心の何処かで「0行進」を期待している驕りが有りました。すいませんでした、反省しています。第2、3の感染者を出さないように努力します。感染された患者様の一日も早い完全復活を祈るばかりです。
CMの歌詞ではありませんけど「コロナを舐めたらアカン」のです。感染しても無症状の人たちが多いという報告は有ります。しかし感染してみないと無症状か軽症か重篤な状況になるかは全く分からないのです。どれだけ注意しても、どれだけ身体が丈夫でも感染する危険が有るのです。今まで私を含めて全快堂の患者様たちは誰も感染していませんけど、それは「たまたま」「偶然」「幸運」なだけで明日感染する危険さえ有るのです。先日「全快堂に来ていれば大丈夫だよね」と笑って言われました。当然のことですが「そんな事は、あ・り・ま・せ・ん!」と強い口調で言ってしまいました。しかし患者様は悪くありません。上述のように「今まで全快堂の患者様たちに感染者は居ない」という本当の情報ですが与えた結果「全快堂に来ていれば大丈夫」「たとえ罹患しても軽症で済む」という安易な考えを植え付けてしまいました。全て私の責任です。すいませんでした。コロナを舐めないで下さい。但し過大に心配する必要が無いことは事実ですし武漢の海鮮市場で話題になってから3年目ですから、もしあれから感染が怖いと外出を控えていたら生活出来無かったことは事実です。どうしても食料調達と仕事と「必要最低限の外出」はしなければなりませんし精神衛生上から考えても自宅待機は筋力低下を含めて良くありません。だから可能な限り予防策を講じて日々の生活を送って下さい。舐めず、かといって過大に怖がらず繰り返し治療時の注意を守って投稿した内容を読み返して出来る限りの予防策をお願い致します。最後にホワイトボードに期間限定の予防策が有りますので治療時に読んで下さい。
今は世界中で感染性が流行り経済が混乱して、ガソリンや生活物質が値上げされ地震が頻発してミサイルが飛びと、良い話題が少ない時です。この閉塞感漂う状況は出口の見えないトンネルの中を歩いているようで沸き上がってくる不安に「いったい何時になったら此処から抜け出せるんだよ」と叫びたくる気持ちも分かります。しかし困難な時に人間力が試されると思います。弱い人間は更に弱い相手を探してマウントを取って少しでも優越感に浸って不安感から一時逃げようとする。だからクダラナイ犯罪が多発しているが、どれもこれも抵抗出来ない人や弱い相手に向かって、または道具の力を使って相手をやり込める。本当に恥ずかしい。具体的には無抵抗の高校生を殴ったり散弾銃を使ったりガソリンで火を着けたり車で煽り運転をする。怖そうな兄ちゃんに素手でケンカしないし自身の体力で勝負しない。また面と向かって直接文句を言わず、名乗らずネットで批判するし大勢に同調加担する。そもそも卑怯者が問題を犯すのは明らかで我慢出来ない輩が「鬱憤を晴らす為」に周囲に迷惑を掛ける。みんな不安だよね。生活が保証されている訳では無いのに値上げラッシュで。でもだからこそ辛抱です。太平洋戦争も4年ほどですから昔の人たちも辛抱したのです。もう少しで夜が明けることを信じて励まし合いましょう。折れそうな心を支え合いましょう。そうすれば痛ましい事件や事故だけでも減ることでしょう。非常時の時に本性が表れます。
抗え(あらがえ)!新型?オミクロン?ステルス?凄い数の感染者が日々限りなく増えて。だから感染しても仕方ないって?馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ!抗えよ、精一杯抵抗しろよ!適切な睡眠・無理しない運動(スポーツは駄目)・和食中心の温かいバランスのとれた食事。その他に出来る人は発酵食品(私はヨーグルト否定派)を摂って、水溶性繊維(1)に対して不溶性食物繊維(2)の割合、38℃以上の水分を15分おきに補給と、可能ならば毎日同時刻に排便をする。不要不急の外出は控えてマスクとアルコール消毒だけで無くて石鹸による手洗いをする。そして営業では無くて全快堂に治療に来ることです。これらのことを行っても『100%罹患しない』なんて言いません。しかし確実に言えることは「やらないよりは絶対いい」ということです。お陰様で今までは全国からも来院される患者様たちを含めて「誰一人として」感染報告はありません。その全てを信じられないことは分かっていますが、少なくとも毎日来ている多くの患者様たちは喉の痛みや発熱等の不快感を抱えて来院されてはいません。ですから3年間の治療も指導も概ね間違っているとは思いません。人には生まれながらに備わった治癒力が有ります。その治癒力を最大限に活かし、その治癒力を信じましょう。その為に自身の生活を見直して下さい。最後にこの季節に症例数が増える「感染性胃腸炎」の原因ウイルス『ノロウイルス』にアルコール消毒は効きません。ノロウイルスに感染して免疫力が下がったところにコロナウイルスというケースを避ける為にも石鹸手洗いをしましょう。
先ず本の名前を伝える前に少し述べさせて下さい。この本は今回出版されましたけど、この話は以前から知っていました。ご本人がカメラの前で語っていましたので。決してこの地域の人々を責めるつもりはありませんが、あまりにも酷い・惨い(むごい)・悲しい話です。第19回開高健ノンフィクション賞受賞作品「平井美帆」氏『ソ連兵へ差し出された娘たち』1980円(集英社)です。「生きる為に、みんなの為に、妹の為に」と耐えた娘たち。そして詳しくは書けませんけど自らや病気でというケースも。みんなの為に日本に帰る為に耐え難いが堪え忍んだのに、日本に戻ると娘たちを見る周囲の目が変わった。その悔しさは耐えた者しか理解出来ない、誰にも言えずに亡くなって逝った仲間たち。私が死んだら無かったことにされてしまう。死ぬ前に打ち明けた話は衝撃を受けず、涙無しでは聞けない、読めなかったです。人間はこんな惨いことが出来るのか?戦争は男だけの出来事では無い。たまたまこの話は明るみに出ましたが、この何倍も何十倍も何百倍も同じようなことが有った筈です。『銃後』という言葉が有りますが一言では言えない重たい言葉だと改めて感じました。この話ではありませんけど南方の激戦地で生き残った元兵隊の高齢者の方が、長い沈黙の後に開いた口から出た話も信じられない悲しい話でした。食べる物も飲む水も無く補給は全く無い日々が続き栄養失調やマラリヤ等に倒れる仲間たちを引き摺って島を逃げ回る。自分の体力も無くなり仲間を置き去りにしても尚逃げる。しかし限界が来た時に一緒に居た仲間が先に亡くなる。その仲間の血管から「すまない、すまない」と言いながら血を飲み渇きをしのぎ、「すまない、すまない」と言いながら仲間の体の肉を食べて飢えをしのいで再び逃げた。そして帰国の途に。親にも誰にも話さず死ぬつもりだったが「二度と戦争をさせない国にする為の助けになるなら」とカメラの前で戦後初めて語った話を私は忘れることが出来ません。今回の推薦本も、この話も戦争の見落としがちな話ですが戦争とは「その時」だけで無く「その後」も有ることを知るべきです。心の病だけで無く被爆して今も苦しんでいる人も居ますし戦場で受けた心の傷で苦しみ続けた人もいました。しかし話が通じない武力で攻めて来る国が有ることも事実です。綺麗事に聞こえるかもしれませんが日本は「米国に守られている」立場も有るでしょうけど世界に向けて平和・友好を訴え続けることが戦争の犠牲者への謝罪、数々の戦争を引き起こした謝罪になると考えます。永久平和への道を終戦記念日だけで無く考え続けることが生き残った者が、また戦争を知らない私たちも一緒に考えなければと考えさせられる本です。