病院の経営が苦しいと訴えている声が聞こえて来るのは医師会が国会議員を送り込んでいることも大きいです。一応私も柔道整復師(以下「柔整師」)なので分かりますけど柔整師は「私利私欲」に走り、また「お山の大将」でトップに成りたがる人が多く結局一つに成らないから協会が乱立して烏合の衆。結局得票に繋がらないので国会議員からも注目されず先輩の方々が獲得してくれた「保険が使える」権利も風前の灯です。そうなると悪事を働く輩が出て更に首を絞める結果となって「柔整師」と言うのも恥ずかしい存在になりつつ有ります。しかし少数ですが本当に真剣に施術している先輩後輩が居ることを知って欲しいです。私は先日はリモートでしたが柔整師のセミナーに参加しました。毎回各地で活躍している柔整師が入れ代わり立ち代わり講師として伝統の技(業)や最新の知識と技術を紹介してくれて大変勉強になると同時に大変刺激になっています。しかし悲しいことに参加者の顔ぶれは限られているように思います。特に私たちに近い世代は殆んど出会いません。私が未だに参加しているのは「勉強不足」の証明ですが、全ての柔整師が「もう習うことは無い」という状態では無いと思いますし医師でさえ常に新しい知識を取り入れようと他の勉強会に出席して居られるので柔整師も見習ってセミナーに参加して欲しいです。ただし協会乱立ですから他の協会主催のセミナーに参加しているのかもしれませんね。世の中の柔整師たちが存在感を発揮するように出来るように一所懸命を一生続けて行きましょう。最後に柔整師の業務ではありませんけど患者様との付き合い方のヒントになるかもしれませんので報告させて頂きます。外科で「魚の目」にメスを入れて痛い思いをしたのに治らず合計三回処置して結局治らず、歩行困難な状態で患者様が来院されました。歩行困難な為あちこちに痛みが有り大変でしたけど「薬局で『スピル膏』を買って良くなった患者様が居ましたよ」とアドバイスすると魚の目が治って、その後再発せず歩行も正常になりました。業務範囲を逸脱することは犯罪ですし医師の業務の妨害も許されません。しかし指示で無く命令でも無く「アドバイス」することは一般人でも可能です。勿論金銭の発生は有りませんけど小さな「良かった」の積み重ねが信頼を得て患者数と繋ります。目先の利益に惑わされず小さなことをコツコツやりましょう。
先日報告させて頂きましたが来週の土曜7月18日は超満員の為に予約受付が難しく「重症な患者様」に限り受付ますが軽症な患者様はお断りさせて頂きますので、どうかご理解下さいませ。全快堂の土曜は数年前からは院内掲示の効果も有り95%くらいで患者の皆様には迷惑を掛けないように対応出来るようになっています。しかし年4回程は今回のように120%以上の予約状況になってしまうことが有ります。全快堂は完全予約制で時間通りで患者様に対応するため「密」になることはございませんが「遠方の重症の患者様」の場面に付き添いの方が待合室で待つ場面が有ります。その場面でも喫茶店に行ってもらい終了予定時刻に来てもらっていますが全く混雑しないとは言いきれませんので誠に申し訳ありませんけど来週土曜7月18日は受付出来ませんので、どうかご理解下さい。これは週2回の患者様、週1回の患者様、月2回の患者様、月1回の患者様の周期が重なって起こってしまう状況で来週の土曜のように超満員のことも有れば、本日は「骨盤骨折+他骨折1で緊急入院」「風邪症状で万が一コロナだったら迷惑なのでとの親子2名」「遠方で豪雨被害で道路寸断家族3名」で昨日急遽キャンセルが発生して全快堂開院以来最も余裕の有る土曜日になってしまいました。これも神様が与えてくれた「ゆとり時間」と考えて有効に活用させて頂きます。まだまだ豪雨被害が予想されますしコロナ禍ですから皆様も十分注意して下さい。
以前アニメの映画で『聲の形』について投稿しました。国内外の映画賞を受賞した作品で、それが7月31日(金)に中京テレビ(日本テレビ系)で放送されます。各々の受け止め方ですが私は非常に感動すると共に非常に考えさせられました。大変良い作品なので出来れば家族一緒に見て欲しいと思います。何故なら各年代でも受け止め方が違うと思うからです。大雨被害に遭われて映画鑑賞の時間さえ無い方々には大変申し訳ありませんが見る価値の有る作品です。宜しければコロナ禍や大雨被害から少しの時間だけ現実逃避して「ホッ」と一息ブレイクタイムを楽しんで下さい。
東京の感染者数が減りません。何故なのかと推論してみました。昔から「一旗上げよう」と東京を目指した話をよく聞きました。吉幾三氏の『おら東京さ行くだ』なんて典型的な歌ですし、矢沢永吉氏の著書『成りあがり』の中で矢沢氏は「金が無くて普通列車にしか乗れずに広島からずっと座っていたら尻が痛くなって我慢出来ずに横浜で降りた」との記述が有りますけど本当は彼も東京に行こうと思ったのです。それからも分かるように野望が活気になり「野望を持った人々が集まる街」それが東京です。その街に「自粛?」私から考えると言葉が悪いですけど「アホか」となります。何故なら野望が最も多いのが「夜の街」だからです。ホストやキャバ嬢、風俗で働く人たちの多くは「短期間に借金を完済しよう」「有名になろう」「一発当てよう」等々野望の塊です。集まる側の人々も飲食やギャンブル等々「自分だけは」「今夜だけは」とか「称賛されたい」「良い思いをしたい」人が集まって来ます。そこに「自主的」は通用しません。特に若者たちは生命力に溢れていて生命の危機感が最も欠如している年代ですから自主的な行動での「自粛」なんて無理。それだったら一律に満遍なくでは無くて業種を絞って所得補償をするのが良いと思います。ただし虚偽の申請が発覚した場合は補償金の何倍も請求するべきです。今回の自粛要請の店でも外の電気は消して施錠して「お得意様」のみ入店可能にしたり、ホステスやキャバ嬢を高級マンションやホテルに呼んで騒いでいた話を聞きました。それでは感染拡大を防げません。真面目にやってる人々から不満が出ないように、感染終息に向けて厳しくしっかりした対策して欲しいです。
電柱を埋めることが勧められています。確かに景観的には良いですから私も賛成です。しかし洪水の現場での報道で映し出された人を見ると電柱に昇っている場面や助かった人の話を聞くと「電柱に掴まって助かった」という話。また「何処が道路か分からなかったから電柱と電柱の間を目標に車で走って助かった」等の証言が有ると「いざと言う時に目印や助けになるのなら本当に電柱を無くしてしまって良いはのか?」と考えてしまいます。最も大事なことは水害を無くすことですから無計画、無謀、利益優先の伐採等々を止めてもらいたいです。そして水害防止の為に私の日本再生計画という壮大な考えが有りますけど、その内容は後日に回すとして九州地方で水害に遭われた方々の一日も早い復旧をお祈りすると共に、まだまだ悪天候が続きそうですから皆様も十分注意して下さい。殿中でござる、殿中でござる!電柱は必要でござるか?
ここ最近のことですが少し冷静になってみると毎日が忙しく前だけ見て走っているように思います。昨年末から「新型コロナウイルス感染症の流行」で世界中が多大な影響を受けて生活が激変しました。倒産や解雇等で収入が激減した人々が世界中に溢れています。勿論身体が大事ですが今回は精神論について少しだけ書きます。『セネカ(BC4~AD65)』というローマの哲学者が居ました。彼の言葉は彼の死後に幾度となく各方面で使われたので一度は聞いたことが有ると思います。「いかに長く生きたかではなく いかに良く生きたかが問題である」というものです。私たち庶民に向けた言葉かもしれませんが長期政権の方も含めて聞いて欲しい言葉です。再度「身体は大事ですが、こんな時だからこそ、より一層精神が大事」です。今だからこそ読んで欲しい本が全快堂に置いて有ります。『くじけてなるものか 笹川良一が現代に放つ警句80(工藤美代子=編著 幻冬舎)』です。今こそ「昭和の傑物」の言葉に耳を傾ける為に大きく深呼吸をしてみるのに良いかもしれません。その日食べる物さえ無い昭和の激動の中で力強く生き、のし上がって生き抜いた彼の言葉だからこそ今一番必要なヒントが有るように思います。
「ポツンと一軒家」(テレビ朝日)の視聴率が好調です。喧騒な都会暮らしから解放されて羨ましいと考えている人々に人気が有るようです。しかし今後「限界集落」という言葉が有るように自治体の財政が苦しいと住民が多い地区には水道管、ガス、電気等のライフラインのメンテナンスが出来ても「ポツン」では対応が難しくなるのは明らかです。更に今回の感染症が追い討ちを掛けて各自治体の財政面は一層苦しくなった現在、ポツンは「完全自給自足生活」を余儀なくされるでしょう。その場合「若者なら」という過酷な日常生活が予想されるだけで無く万が一病気それも緊急性の高い場合は生命の危険も考えられます。ただし今回のような「新型コロナウイルス」の関確率は極端に低くなるでしょう。あなたはどちらの道を選びますか?
日本はPCR検査が各国に比べて極端に少ないです。またPCR検査は必ずしも正確では無いと言われています。偶然発見された唾液での検査が意外にも信頼度が高いという嬉しい誤算?も報告されていますので今後増加することでしょう。病院経営は通院を控える傾向により他の業界同様「苦しい」という声も聞こえてきます。その苦しいと訴える殆んどの病院が「患者が検査を控えている」と言っています。それならと肺のCTを撮影してAIに判断してもらえば患者数は増えるでしょう。AIによる画像診断はベテラン医師と同等、本当はそれ以上の結果が出ています。それなら肺の専門家が居ない病院でも新型コロナの感染症に対応出来ますし24H365日の対応も出来ますから診断数は激増します。結果として早期診断早期治療が出来ますから日本国内のパンデミックを抑えることも可能でしょう。また実験によると新型コロナウイルスだけで無く「乳がん」や「肺がん」も多くの医師が発見出来なかった「早期のがん」もCTの方が早期に発見するという結果が出ています。なかなか進まなかったAIの医療業界への導入が思わぬことで加速するかも。CTなら接触も少なくWin-Win。頑張れ日本!
東洋医学に詳しい人や、このブログを読んでいる人なら「肺が皮膚を司る」と理解して頂けると思います。「優れた西洋医学が科学的に考えられている現代に東洋医学を信じるなんて馬鹿じゃないの?」と多くの人が考えています。現に私も「非科学的だ!」と何度も言われて悔しい思いをしてきました。しかし今回また一つ東洋医学の考え方に「微かな光」が差しました。7月2日の「中日新聞」に『下垂体に副作用 生存期間「長く」』という記事が有りました(詳しくは記事を読んで下さい)。名古屋大学附属病院の研究結果で、簡単に説明しますとノーベル医学生理学賞受賞の本庶佑氏の発見を基に開発された「がん治療薬『オプジーボ』」が「悪性黒色腫」と「非小細胞肺がん」の患者に投与され、副作用が出る患者ほど生存期間が長いというものでした。それは素晴らしい発見で今後の医療の発展に大きな足跡を残したと思いますが、今回私が訴えたいのは「その副作用と生存期間の関係」が悪性黒色腫という「皮膚がん(皮膚)」と非小細胞肺がんという「肺がん(肺)」にスポットが当たった点です。多くの人が「偶然」で片付けるでしょう。逆に私もこれで「肺が皮膚を司るという東洋医学独自の理論が証明された」なんて言いません。しかし「肺と皮膚」が「何らかの関連性が有る」という推測が出来て僅か、ほんの僅かな小さな一歩ですが前進したと私は考えます。「新型コロナウイルス殲滅」が最優先課題ですが完全解明がされてない今は多方面からの研究が殲滅の糸口に繋がるかもしれません。
キャッシュレスを国は勧めています。コロナ禍では良いことかもしれません。ただし全快堂では導入予定は今のところありません。ご迷惑をお掛けすると思いますが何卒お許し下さい。さて災害時に迅速に対応して下さる電力会社の社員の皆様の行動力が有れば停電が長期間続くとは考え難いとは思いますが、万が一停電が長期間続いた場合、キャッシュレスは有効なのでしょうか?日本のように自然災害が多発する国にキャッシュレスが進み若者の中には「現金は持たない」と豪語する強者も居ます。しかし単独の災害なら復旧するのは早いかもしれません。しかし東日本大震災のように広範囲だったり震災被害中に大雨や台風が重ならないとは言えません。それが交通の便が良い地域なら心配無いかもしれませんけど、不便な所だとしたら?キャッシュレス化と現金の使用が都合良く国民全員バランス良く併用して『日本型』として残ってくれることを期待します。