厚生労働省は本気で医療費削減に取り組んでいるのでしょうか?私は甚だ疑問です。現在では「電子カルテ」の普及が当たり前になった筈です。カルテには膨大なデータが入力出来ます。そして保険証にも膨大なデータが入力出来ます。ならば全てでは無くても過去数年間の血液やレントゲンやCT、MRI、MRA等々の検査データや薬服用による副反応やアレルギー、診察治療結果を入力して共有すれば検査や治療、投薬が重複する事が無く次の治療の参考になると思います。そうすれば巨額な医療費の削減に繋がる筈です。にも拘わらず未だに紙を使ったお薬手帳で業務を行っている。他の病院での無駄な検査や薬剤の過剰投与が外部との病院間でチェックされれば、より慎重になり医療ミスが減り医療費増加の二重三重のチェックにもなると思います。それに何と言ってもレントゲンや血液検査を共有すれば迅速=治癒率向上と医療費削減=患者負担額も減ります。そして個人情報の議論の余地が有るとしても日本国民の膨大なデータがスーパーコンピューターに入力されれば今後の新薬開発等の医療、年金、経済的な運営も予想し易いと考えられます。また入力出来ないような膨大なデータが有るとすれば「役に立って無い?⚪⚪カード」が国民のタンスに眠っていますから(少しイヤミが過ぎましたスイマセン)活用すれば巨額な税金が投与された無駄も少しは解消出来ます。失礼ながら医療業界は閉鎖的な世界ですが病院が統廃合されるほど医療費が切迫している時に「更なる消費税の値上げ」を医療業界は強いるのか?それとも自分たちの儲けを減らすのか?どちらも反対なら効率化を選んで欲しいものです。再度「議論の余地」が有るのは重々承知ですが出来ない話ではありません。早急に検討して欲しいものです。
先月の終わり頃から急に「首が痛い」という患者様が増えました。私の考えですが以前投稿した通り「寝違えるのは九分九厘風邪気味の時」です。だから激しい風邪の症状が出現すれば「風邪を引いた」となりますけど「あっ、首が回らない」となれば同時期に排便状況は既に悪くなっており、暫くするとクシャミ、鼻水、鼻詰まり、悪寒、発熱と悪化していく可能性があるのです。そこで「寝違え」「首が回らない」時の対処法は「初期の風邪への対処法」を行って下さい。それは首の後ろに温湿布と排便努力です。全快堂の患者様以外には「どちらも風邪の対処法じゃねぇじゃんねぇ(田畑政治氏byいだてん)」って言われそうですし更に「首が痛いって言ってるんだよ!」と怒鳴られそうですが、とにかくやってみて下さい。寝違えってスッキリ治り難い症状の一つですから完治への近道ですので「私を信じて清き一票を」違う!そう!(再びby田畑政治氏)じゃない「風邪対処法を」やってみる。世間ではインフルエンザ流行数が増えているみたいだけど患者様で感染した人居ないんだけど冬本番はこれからです。風邪、インフルエンザ、そして寝違えに注意して下さい。最後に昨夜ショッキングな話を聞きました。知り合いの御子様が「インフルエンザ脳症」で急死したそうです。インフルエンザに罹患して病院で薬を貰って少し症状が落ち着いたので隣で親が添い寝して翌朝を迎えたのですけど、起きてみると既に亡くなっていたそうです。今は耐性菌を持ったインフルエンザが流行しています。インフルエンザは本当に恐ろしい病気です。風邪で免疫力が低下した時に罹患し易いです。だから免疫力の根本「腸」の強化と「便の変化」の早期察知が重要なのです。でも日頃から便が悪ければ全く変化に気が付きません。そこで「首が回らない」や「肩こりする」「喉と共に肌の乾燥がする➡️頭皮が痒い」「目が疲れる➡️充血する」等々の上部の諸症状に加えて「便の変化」が有ったら『風邪の初期症状』と考えて温湿布と排便努力をして下さい。医療技術の発展は目覚ましいですけど「風邪さえ治せません」から大火事になる前に、ボヤのうちに治しましょう。
転んで傷めたり階段を上がろとして痛くなったりと患者様は様々な原因で来院されます。勿論前回の「塩分摂取量が多くて高血圧から動脈硬化になって肩が痛い」とか「糖分摂取量が多くて糖尿病になって血流不全を発症しくて脚が痛い」等原因は多岐に渡ります。でも食生活、運動、睡眠の生活習慣を日々注意していれば現代の日本に住んでいるなら「余程の事」が無い限りはケガも病気も少ない筈です。だから乱暴な言い方ですが「自身に厳しければ高齢になってさえも病気やケガをし難い」と考えられます。それが証拠に自身に厳しい修行と控えめな食事と規則正しい生活の代表格で在られる修行僧、特に高僧の方は高齢に成られても元気なイメージが有ると思います。但し永平寺の僧侶の方々の墓石に刻まれた年齢の若いのは(語弊が有りましたらお許し下さい)厳し過ぎる修行によって命を落とされた方々と。患者の皆様は「⚪⚪が痛い」「⚪⚪が調子悪い」と訴えますけど全快堂経営は患者様の他力本願で成り立っている立場なので強くは言えませんけど「もう少し自分で努力したら如何でしょうか?」と伝えたいです。全快堂でも食事指導の他に殆んどの患者様が「体幹と下半身を中心とした筋トレ」を行うようになってからは痛みを訴える回数が激減しました。「生活習慣病の予防を進んでやろう」という意志の表れと結果だと思います。最後に僧侶の方々を見て「えっ、あの人たちこそ他力本願じゃ?」という冗談は止めましょう。あの方々は自身で十分努力して「努力の足りない私たちの為に拝んで下さっている」のです。ありがたい有難い。 合掌
世界的にみて日本人の味付けが濃い事を御存知でしょうか?塩分摂取量が高い事は有名ですが「砂糖摂取量」も世界的にみて突出しているのです。先ず塩分摂取量はWHOが日本人男性に求めるのは1日8g女性7gと、本来なら更に少ない6gと宣言したいところ、現実には男性11.3gに女性9.6gとユルい筈の基準より遥かに上回っている始末。日本人は島国で特異の進化をした為に必ずしも世界基準に当てはまるとは言えません。しかし現在「高血圧」が生活習慣病のトリガーになっている事は紛れもない事実です。同じようにWHOの「砂糖摂取量世界基準」は1日25gなのに日本人の平均砂糖摂取量は、それより多い15gも多い1日40gと言われています。これが結果的に生活習慣病「糖尿病」の原因である事は誰の目にも明らかです。凄くショックな事が有りました。日本で人気の洋菓子店の商品を発祥国に持って行って本場の菓子と食べ比べる企画が放映されていましたが、日本洋菓子店の責任者が「甘さは旨さ」と豪語したのでした。私は菓子をあまり食べません。けれども日本人の感覚は「ほんのり」とか「僅かに」と表現される通り「素材の味を邪魔しない」「控え目な」奥ゆかしさが菓子を含む料理の世界でも有ると思っていました。だから「柚子」等の僅かな香りも料理の一つだったと思っていましたので化粧品や香水、最近では柔軟剤にも強い臭いが有り食事マナーとしては少し遠慮して欲しいと思う事も多々有ります。話を戻して確かに和菓子で無く「洋菓子」ですから「ほのかな味」は不要なのかもしれません。しかし結果は2-4で日本洋菓子の負けでした。そして採点者が数人が「自然の甘さじゃない」「甘過ぎる」「甘さが口の中に残る」と表現していて再びショックでした。日本で人気になるには極端な表現ですが「世界一甘くないと旨いと思ってもらえない=売れない」のかもしれません。商売ですから売れなければ企業の存続は有り得ません。だから売れる商品を作るのは当たり前です。でも知らず知らずに塩分も砂糖も過多になる「濃い味付けに慣らされている」現在の日本人に危機感を持ちました。砂糖を多く摂取しても摂り方次第で血糖値の急上昇は抑えられますし、運動やサプリメントや薬剤で不完全ですけど問題の「先延ばし」には出来ます。また塩分も同様です。しかし投稿済みですが「日本人の医療に対する悪習慣、悪い思考は引き算では無くて足し算」という事です。これは医療業界と企業の「利益確保」が根底に有るからです。「⚪⚪を止めれば改善」では儲かりませんよね。「⚪⚪を摂れば改善」となれば利益が発生する事に企業が飛び付く。日本の第一次産業(農業漁業林業)も付加価値をつけて利益確保に。もう少し自分の身体を鍛えて、もう少し自分の身体を信じて自分の力で健康を掴み獲って下さい。他力本願の潮流から抜け出しましょう。次回短めに上記とは全く関係ない「他力本願」の話題をします。
海外旅行に行く時はワクワクで楽しみで一刻も早く飛行機に乗りたいです。それなのに手荷物検査で待たされる。「何だよ、早くしろよ」とイライラした経験ありませんか?帰国時も同じです。疲れて早く帰宅したいのに再び手荷物検査で止められる。「もうウンザリだよ」と。当然ながら人によっては不満を爆発させる人もいて検査官は困惑気味。でも仕事ですから何を言われても黙々と作業をこなします。中には本当に理不尽極まり無い発言や行動をする人も居ると聞きます。だから割に合わないと退職する人も多いらしいです。だから新聞に特集記事が掲載されたのでしょう。でも考えて下さい。あの方たちが水際で頑張っていてくれるお陰で日本は安全な国と言われているんです(麻薬探知犬も)。だから感謝こそすれ文句を言うのは間違いです。「いつもありがとうございます」とお礼を言って一人一人が積極的に協力すれば早く終わるものです。危険と重労働、それに精神的なプレッシャーでは離職率が高くなる事も理解出来ますが「絶対に必要な人」なので留まって欲しいものです。来年は東京五輪で今年以上に来日外国人が増える筈です。年末年始に国内外問わず飛行機に搭乗する人が増えると思います。家族と自身の安全の為にも、そして「安全な国」を過去のものにしない為にも感謝する気持ちと協力する行動を。
今まで花粉症を説明する時に「容器に入った花粉が溢れると花粉症を発症する」理論を使っておられた先生方が多かったですけど「減感作療法」というアレルギーの原因物質(抗原)を少しずつ体内に入れて慣らしていく治療法が広まると上記の理論では説明が付かなくなったのか一斉に「容器での説明」に否定的な見解が大半を占めるようになりました。そもそも容器とは「ゴミ箱」です。不要な物(この場合は花粉)を閉じ込めておく入れ物です。私の考え方は容器+違った考え方です。その説明は既に投稿済みですけど一応簡単に。身体には容器が有り花粉症の人は花粉が危険な物なので溢れると花粉症になる説明は変わりません。しかしその容器には花粉の他に冷たい食べ物、甘い食べ物、油(脂)を含んだ食べ物も身体には有害な為に一緒に入ります。だから花粉が少なくても他の食べ物が多ければ花粉が入る余地が無く花粉症になります。逆に花粉が多くても他の食べ物が少なければ花粉は溢れず花粉症にはなりません。では何故「減感作療法」は有効なのか?は、花粉を異物(外敵)では無いと免疫系に少しずつ知らせて「身体に害が無い=ゴミじゃ無い」と分かれば容器(ゴミ箱)に入らなくて良い物に成れるからです。容器の大きさは遺伝的な体質で変化しますから大きな人は身体に悪い食べ物を沢山食べても花粉を沢山吸い込んでも大丈夫ですか、逆もまた然別。好きで同じ食べ物ばかり食べていたらアレルギーになったりするのは、その食べ物が不要だった場合は容器に入れなくては為らず、また限界が有るからです。「容器の大きさは一生変わらないの?」答えは「No」です。それが「腸」への治療であり、フラクトオリゴ糖や無添加ユーグレナや発酵食品等が容器の容量を大きくしてくれるのです。整理すると「①花粉が悪者で無い事を分からせる努力をする②身体に悪い食べ物を食べ無いようにする③容器の容量を大きくする」のどれかです。勿論①②③の全てやれば完璧です。その他には東洋医学では「肺」の強化に努めます。東洋医学の肺は気管支と皮膚も司り(主り)ますから皮膚に付着して体内に侵入する花粉対策にも有効です。何故「今花粉症対策なのか?」は、この時期から減感作療法を始めなければ来春の花粉症対策に間に合わないからです。各々の対処法で花粉なんか関係無い人生を送りましょう!
徘徊する人に「何処に行くの?」と尋ねると自分の家が無いのに「家に帰る」と応える人が多いと聞きます。施設に入居しただけなら生家が存在している場合も有ります。しかし古くなって建て替えたり違う人が住んでいたりと、高齢者が子供の頃に育った家は存在しない場合が殆んどです。認知症の人は昔の記憶は鮮明に覚えているのに新しい出来事は忘れてしまいます。高齢になってから急に環境が変わると認知症を早めると聞いた事も有ります。自分の記憶だけが安心出来る拠り所だから昔の記憶に有る「生家」を探して徘徊するのです。しかし遠方で有ったり、既に存在しなくて物理的に無理な事が殆んどです。そこで現在使われている不動産屋さんのAIを駆使した3Dの物件を見る機械。ゲーム機で頭に装着しているので知ってる方も多いと思いますが、それを使って自分の生家を見てもらえば精神的な安定に繋がり徘徊も減ると思います。予め患者情報を入力しておけば懐かしい人々が画面に出演する事も。そんな介護現場になれば患者様も笑顔が増えると同時に不安が消え、介護の負担も少なくなるでしょう。簡単な事なので直ぐに導入するべきです。そんな私も家族には「お父さんは?」「また出てたわ」「あ~徘徊ね」ってランニングだっちゅ~のっ!
やっぱり毎日勉強ですね。新しい事を覚える事に必死になっていて「復習」を疎かにしていました。「そんな事は分かっている」と思っていたけど本当に基本的な事を勘違いしていました。凄くショックで焦りました。落ち着いて考えれば「当たり前じゃん」という事でも一度「あれっ?」と思っちゃうと急に不安になって「今迄どうやっていたのか?」と頭の中は「???」と、恥ずかしい。しかし恥ずかしいどころか私のミスは「後遺症」等の一生問題。更には極端な話「命の危険」が無いとは言えません。これが勉強会で良かったです。最近は患者様が増える一方で忙しく疲労だけで無く「気の緩み」が有ったかもしれません。来週からも勉強会と忘年会が続きます。気を引き締めて仕事に向かうという基本に戻って頑張ります。違う意味で勉強になりました。ありがとうございました。そして「反省!」です。
腸に注目し続けている事は有名な全快堂ですから「便秘解消」に小手先の対処法は最も嫌っています。巷の情報で「⚪⚪が便秘解消には良い」なんて有ると直ぐに患者様が質問して来ます。全快堂の患者様で全員が知っていると言っても過言ではありませんけど結論から申し上げますれば「フラクトオリゴ糖」、80%以上の無添加「ユーグレナ」、「不溶性食物繊維2に対して水溶性食物繊維1」を摂取する事と、有酸素運動と水分補給と十分な睡眠にリラックスと全快堂治療で便秘解消が出来なければ病的理由が隠れている確率が高いと考えられます。24年以上に渡って患者様に接してきて最初の頃は「フラクトオリゴ糖」を中心に考えて、その後「無添加ユーグレナ」も導入して参りましたけど病的な理由が無ければ「何をやっても便秘が解消しない」と言われた患者様方も快便に向かって来ました。しかし更なる便秘解消の秘策を日夜考えていたところ、夕食後と就寝前のリラックスタイムに「成分無調整『豆乳』をホットで飲む」方法を思い付きました。よく「水を飲むと便秘解消に最適」と巷で言われていますけど腸には暴力的な行為だと私は考えます。あれは腸への強い刺激で無理やり動かしている結果の便秘解消法ですから続けていれば再び便秘になって「更なる強い刺激」が必要となり腸を痛めつける結果に繋がります。「北風と太陽」なら北風ですよね。やはり太陽が腸には向いていると思います。ですからホット豆乳を試してみて下さい。またインフルエンザが流行していると聞きますからインフルエンザ対策(それ以外の時も有効ですが)には「ボディメンテ」の活用も。そして最後に「あれ風邪かな?」「何か身体がダルいな」となったら就寝時に首後ろと肩甲骨間部に「温湿布」を。昔からの知恵と新たな知識を融合して快適で健康な毎日を過ごして年末に向かって頑張りましょう!
「鉄不足」について健康番組が放映されたようです。案の定「生臭い食品は苦手だからサプリメントで鉄を摂っていいですよね?」と早速質問されました。答えは「医師または薬剤師の方による検査をした結果で判断して下さい」が模範解答です。ただ私の意見としてはサプリメントによる摂取は限りなく「No」です。この内容の投稿は凄く前にした事を思い出しました。しかし「それを読んで」では「不親切!酷い!」と炎上バッシングの嵐をなると困るので再度(優しい)。先ず鉄は野菜でも摂れますけど吸収は断然「生臭い食品」の方が良いです。仕方なく野菜で摂る場合はビタミンCと一緒に食べると吸収率がアップします。厄介な事に「鉄は過剰摂取した場合に排泄する事が出来ない」から体内に蓄積されます。悪さをしなければ良いですが悪さをします。又たんぱく質と結合していれば良いのですが過剰摂取は結合していない鉄が増えるので臓器に付着して活性酸素を生み出します。心不全、肝炎、糖尿病、がん、認知症や炎症を発症し易くなります。だから安易にサプリメントでの摂取は「私は」賛成出来ません。「焦げるフライパン」「鉄瓶」「鉄鍋」が良いですが「管理が大変」と敬遠されがちなので、お勧めは「鉄の卵」です。これなら洗うのも簡単なので鉄摂取に最適です。鉄ではありませんが「フェリチン不足」も隠れ貧血に繋がりますから注意して下さいね。フェリチン摂取には「枝豆の蒸し焼き」が良いので「疲れ易い」「不眠に悩んでいる」「うつ病のような症状」という人は鉄やフェリチン不足を疑ってみると改善するかもしれません。