学生時代は先生から「道を外れるな」と様々な場面で「道」について指導されてきましたけど特段実感は湧きませんでした。この指導の「道」は勿論実際の道では無い事は分かりますが、先日患者様がツアーで滋賀の寺院巡りに行った時、あるツアー客の方が近道をしようと参道では無い土地に足を踏み入れたそうです。道では無いので足場が良くない為にバランスを崩して転倒。高価なカメラを持っていたので手を出さずに倒れた所に大きな石が有り、額を激しく打ち付けて10針縫ったとの事。それで終われば良かったのですが頸髄損傷をしていて今後の事が心配されます。話は変わってニュースでは富士登山者が落石で死亡したと。ご存知の通り「日の出登山」が盛んな富士山は道が狭く一列で登ら無くてはならず山頂付近では大渋滞。ここでも早く山頂に着こうと一本の登山道を外れて人を追い越して登る登山者もいます。今回「私が落石を起こしたかもしれない」と名乗り出た人が居たそうですが何気ない行動が、もしかしたら取り返しのつかない結果を招く事も有ります。高速道路で渋滞しても路側帯から追い越して走行する車を見る事が有りますけど一つ間違えば事故に繋がりかねません。精神論でも実際の道でも「道を外れてはいけない」と肝に銘じて過ごしましょう!
「8050」問題が深刻です。勿論「自殺者」もですけど今回は「8050」の件を。今年3月の時点で40歳~64歳迄の引きこもりの人数が61万3千人くらい居るであろうという記事を見ました。この経済的損失は膨大なものです。主に親の年金で生活をしているだけで生産性は僅かな訳で、もしも61万人が生産に転じればGDPを押し上げる事に間違いありません。また積極的に社会に出れば消費行動も旺盛になる筈です。記憶に新しいところでは元キャリア官僚が自分の子供の将来を悲観して自らの手で自分の子供を殺してしまった事件も今後「無い」とは言えません。そしてその逆や、自暴自棄に走って事件を起こさないとは言えません。勿論経済的損失も有ります。そう考えると自殺者の数は全体で見れば減っているとは言え、引きこもりの人数と合わせれば膨大な事は予想出来ると思います。「甘え」とか「本人や家庭の問題」とか片付けないで国も本腰を入れて対策を講じなければいけない時が来たのではないでしょうか。しかし「もしも私の意見が届くので有れば」引きこもりの方々に伝えたいのは「小さな成功体験の積み重ねを大事にして欲しい」という事です。本人も家族もゴール設定は社会復帰でしょうけど「とりあえずのゴール設定」を近くにしてゴールを当たり前にクリア出来るようになったら次というように進んで行く事を伝えたいです。どうしても一回クリア出来たら即次のステージに行くのは危険です。焦る気持ちは分かりますけど何回も当たり前にゴールをクリア出来るようになってから次のゴール設定をして欲しいです。その小さな繰り返しの成功体験が自信に繋がり社会復帰を確実なものにする事でしょう。社会も優秀な人材ほど引きこもりの方が居る傾向が強い事を踏まえて「家庭での作業を中心にした勤務形態」を提案して行けば互いににWin-Winになるのでは?誤解の無いようにしたいのですが言うまでも無く「引きこもりの人ほど優秀な人材が多い」というのは学生時代の成績は優秀で挫折が少なく社会では挫折の連続という現実に耐えられないケースが少なくないと聞きます。現在はITの環境が整い必ずしも会社に出勤しなくても良い場合が多くなっていますので是非活用して欲しいものです。小さな成功体験の積み重ねは、少し落ち込みがちの方にも有効ですから休み明けで気合いの入らない時には是非活用してみて下さい。
以前投稿した内容に「日本は撤退する事が出来ない国」と投稿しました。例えば太平洋戦争の終結がそうでした。どんどん戦争に突き進んで行き満州事変から太平洋戦争へと戦禍が拡大してしまいました。太平洋戦争の終結も、一部の陸軍上層部に日本の舵取りを任せていたら日本が滅亡するまで突き進んでいたかも知れなかったと思います。今回のテーマは二つの事を伝えたいです。一つは「日韓関係の泥沼化」です。互いの言い分も有るでしょうけど両国が争えば北朝鮮、中国、ロシアが「漁夫の利」を得ようと待ち構えている事は小学生でも分かる事です。両国のトップは国民の事を第一に考えて、もう少し冷静にになって一度下した決断でも破滅の道、または不利益が大きければ見直す勇気を持ってもらいたいです。もう一つは「消費税の増税」です。確かに「もう各方面で準備中」は分かります。今「中止」と発表すれば大混乱は必至です。しかし米中貿易摩擦、EUの優等生だった独国の経済不振により世界経済の急速な減速に加えて日韓関係の悪化が未曾有の世界不況の海に飛び込んでしまうかもしれません。世界経済は繋がっていますから鎖国しない限りその影響は必ず受けてしまいます。しかしその影響を最小限にするのが国の舵取りを任されてる責任者だと思います。大混乱に陥ろうとも大きな非難を浴びようとも「消費税凍結宣言」を一刻も早く出すべきです。
偉い僧侶の方々が異口同音「この世に生まれて来たのは修行の為です」と言われますけど、若い頃は心に響か無かったです。しかし患者様を診ていて「この事だったんだ」と納得する事ばかりです。それは「何かしらの病名が付いている人は、それなりの生活習慣が有る」という事です。糖尿病予備軍の人に「果物や甘い食べ物」「飲酒」の節制を告げると「そんなに摂っていません!」と。本当に摂って無くても遺伝的な個人差が有り仕方ないのです。節制しなければ失明か手足の切断か透析になります。主に下半身の筋力不足の人は楽な生活をしています。それは筋力低下と同時に体重増加にも繋がります。「筋トレは疲れるから嫌」「運動しても効果が無い」と医学的に「水を抜く、ヒアルロン酸注射、薬の服用、リハビリ、手術」等で結局楽な方法「他力本願」に。何もしなければ杖の使用や車椅子から寝たきりへ。先送りすれば今は楽が出来るでしょうが必ず「倍返し」が待っているのです。食生活は逃げ道が有ったとしても「何人たりとも逃れられない」のが『重力地獄』です。地球に住んでる以上「重力からは逃げられない!」のです。食生活の改善や薬の服用、サプリメントで逃げて楽な方向に逃げても重力からは逃げられない=何時かは筋トレをしなければ寝たきりが待っているのです(自業自得)。「この世は修行」人各々捉え方は違うでしょうけど共通の修行も存在しました。改めて心の奥底に響きました。
某企業が35歳以上の男女2118人に「副業したいか?」と尋ねたところ68%が「副業したい」と回答したとか。副業すれば必ず労働時間は増える訳で、現在問題になってる残業を含む「労働時間の時短」に対して確実に逆行する筈です。これは何を意味するのでしょうか?以前投稿しました「やるか、やらされるか」の違いなんです。自分から進んで労働をする場合は、指示されて労働と違って「いやいや」で無い「納得した労働」です。それは「身体を壊さない労働」なのです。月曜日の朝に脳卒中が多いと聞きますし長期休暇明けの朝は救急車が大忙しとも。また夏休み明けは自殺者が多いと。どちらも「いやいや(ネガティブ)」を各々の方法でポジティブに持って行って下さい。それが命を失わない、病気にならない方法なのです。月曜日から仕事という人も多いと思います。たかが「気持ちの問題」ですけど「されど」気持ちの問題なんですよ。それに「どうせやるなら」楽しくやった方が良いに決まってる「じゃんねぇ(by『いだてん』田畑氏)」。
休まない、何が有っても休まない!と威張ってみても『患者様の安全が第一』で既に15日は終日休診にしました。「どんな状況でも15日に来ますから診て下さい」という猛者もいますし「台風だからこそ仕事が休みになって来れるから診て下さい」という患者様もみえますが、一人でも予約変更をお願いしたからには新たに予約を取りません。どうか御理解下さい。台風の状況によっては更に予定変更をお願いする患者様もみえるとは思いますが「患者様の安全第一」のスタンスを何卒御理解下さいませ。
「スネ夫は韓国?」の続編です。次は「日本はスネ夫」です。これは現在の日米関係の事です。トランプ大統領のジャイアンに従うスネ夫日本。例えば有志連合参加を要請されていますけど、この問題を作り出したのはトランプ大統領=米国であって有志連合なんて作る必要が無かったのにジャイアンに命令されてハッキリしないスネ夫日本。その他の無理難題にも完全なジャイアンースネ夫状態。また日本はロシアに対してもジャイアンースネ夫関係。ジャイアンは代わるけど日本は代わりません。ドラえも~ん!何とかしてよ~っ!
現在の日韓関係は異常です。だから少しでも仲良くなる手助けが無いものかと考えていました。そこで相手の事を「分かろう」と日中韓の関係を『ドラえもん』の登場人物に例えて考えてみると少し感情的に成らなくて済むかと思い浮かびました。勉強不足の私の知識ですから間違っているかも知れませんから韓国の方々、お気を悪くされずに読んで下さい。のび太は日本、スネ夫は韓国、ジャイアンは中国とします。スネ夫はジャイアンに泣かされていますけど反抗する事が出来ません。実際に韓国の歴史を考えても中国の属国として辛い年月が有った筈ですし朝鮮戦争は同じ民族同士の戦いで戦死者の数も膨大と聞きます。現在も中国の韓国に対する経済制裁は日本の比ではありません。しかしながら韓国は中国に逆らいません。まるでスネ夫とジャイアンの関係です。それに対してスネ夫はのび太に対しては常に強気です。のび太が怖くないからです。スネ夫がジャイアンに苛められると捌け口のようにのび太に当たります。しかしスネ夫も辛い事はみんな分かっていると思います。誰しも何処かに、スネ夫的な感情や行動や言動が有ると思います。そう考えると少し韓国に対する気持ちが優しくなりませんか?韓国の方々には大変失礼な表現でしたが、今の日本人には有効だと思いまして投稿させて頂きました。少しでも日韓関係の雪解けの助けになれば幸いです。
以前投稿しましたけど「ハイタッチ」の危険性がやっと認知されて良かったと思います。先日全英オープンで優勝した『渋野日向子』さんはファンへの感謝の気持ちとして多くのファンと移動中に気さくにハイタッチをして話題になりました。しかし中日ドラゴンズの松坂大輔投手の故障の件も有りハイタッチは「子供たち限定」という注意が告知されました。大変良い事だと思います。残りは私が投稿したスピードスケート界です。レース終了すると選手とコーチが敢えて述べますけど「アホみたいにハイタッチする」のです。選手はゴールしてスピードが落ちているとは言え、止まっているに近いゆっくりのコーチとのハイタッチは大変危険な行為です。誰も怪我しないうちに一刻も早く悪習慣を止めるべきです。読む筈がありませんけど松坂大輔投手もこのブログを読んでいたら勝ち星を拾っていたかも知れませんね。
新潟県燕市の『国上寺』のイケメン絵巻が物議の的になっている事を御存知でしょうか?大きく①見た目の問題と②文化財保護の観点の二点からです。②の文化財保護は申請すれば簡単に解決と思ったんですけど役所が少し感情的?+賛成していないのか解決していません。そして最大の問題は①の「艶かしい」絵巻が描かれている点です。賛成していない多くの方々は「相応しくない」「派手」との意見のようです。艶かしい?絵巻の事の賛否は置いといて、私は以前から「寺院に関係する物は派手な物が多いなぁ」と思っていました。考えてみて下さい。キンキラキンですよ。仏壇も高級感漂う漆塗りで落ち着いた雰囲気ですけど対照的に眩しいばかりの金色。また御釈迦様が横になってるという場合も有り、理由を聞かないと「えっ!」と驚かれる事も。仏教が伝来して必ずしも全ての宗派が派手でないですが昔としては「仏教=最先端」で有った事が伺えます。そう考えると「艶かしい?」も有りかも。この休みを利用して『絵巻』見に行ってみせんか?