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進化してない

2024.06.25 | Category: 院長ブログ

ヒューマンエイジ(NHK)で『性』について取り上げていました。このブログでも何回か性について投稿してきましたがインターネットにポルノが氾濫し、AIの発達でバーチャルポルノが進化している現状が流れていました。そして現在問題になっていることはバーチャルの世界への依存度が高まると尾状核の萎縮が進み『勃起不全』の患者数が増えていることが分かりました。「勃起不全なんて他の理由も考えられるでしょう?」確かに。でも年齢が上がるにしたがっては分かりますけど20代の若者が30代よりも多いことには説明がつきません。また女性側も現実の恋愛から逃避してAIとの疑似セックス、バーチャル恋愛にのめり込むことが紹介されていました。更に驚いたのは古代ローマ時代のポンペイでは売春が行われていた場所が40ヵ所以上確認されていて売春が盛んに行われるにつれて快楽の部分だけが庶民に広まっていくと現在各国で問題になっていることを含む「婚姻外のセックスが多発」「若者の結婚離れが進む」「人口減少」「財産トラブル」が既に起こっていたのです。これに対し皇帝『アウグストゥス』は『婚姻法』によって国家として国民の性行動を統制、宗教の力も借りて「子孫を増やし社会の維持を優先する価値観を固める」政策を取りました。世界各地、様々な時代に問題は繰り返される。それが『性』も同様だったのには本当に驚きました。さて問題解決策の歴史は良くない方向に向かいます。女性への抑圧、同性愛者の弾圧です。特に『LGBT』問題は現在でも多発しています。さて性のバーチャル化、ポルノ依存で尾状核萎縮を治す方法は有るのか?番組では実際にポルノ依存で勃起不全に陥った男性の改善過程を取り上げていました。最初に日記をつけてポルノ依存の可視化することから始めました。それによりポルノ依存と勃起不全の関係性を自身で認めることが出来ました。次にポルノを見る動機と状況を分析して『ストレス発散』の為に見ることを突き止め解決策として新たな趣味、番組内では音楽•語学•運動に意識を向け、更にインターネットを使い世界中で同じ問題に苦しんでいる仲間を見付けてオンラインで互いの気持ちを吐露し問題を共有しポルノ依存からの脱却に挑戦している様子が流れていました。実際番組内の男性「勃起不全」を克服して現在では新しいパートナーと恋愛中でした。少なくともローマ時代の人間と同じ構造の現代人は文明が進んでも人間の進化は無いから突き当たることは結局同じような問題。歴史は繰り返される。温故知新とは重い言葉と実感しました。

2024.06.24 | Category: 院長ブログ

『GOETHE』の記事を読みました。医学博士同士対談の記事でした。柴田博さんと和田秀樹さんの意見が一致しているのが『コレステロールは下げる必要がない』というものでした。私も何度も投稿していますが『小太りの方が長生きしている』という事実があります。小太りとは『BMI22~26』くらいの方が長生きというデータが有るのに「何故BMIを18~22くらいにさせようとするのか?」が分かりません。記事でも書いて有りましたけど極端な表現「コレステロールが『がん』を抑制する」ようなことが載ってましたがコレステロールを下げて血管系の病気(脳卒中や心筋梗塞)を発症し易くなり『がん』もまた発症させ易くなるという最悪の結果を作り出しています。「だったらコレステロールを下げなければ『がん』は減り血管系の病気も減るのに何故そうしないのか?」と考えてしまうのは変なのか?いやいや全く変じゃ無くて完璧な回答です。では何故方針転換しないのか?それは腐ったこの国が昔から全く変わっていないからです。一度決めたら変えられない、良く言えば伝統を重んじる受け継ぐ、大切にする。でも悪いことに間違ったことでも変えられないから時代に取り残されていく。例えばIT産業なんて新しいから昔が無い、過去が無いから犯罪が発生しても取り締まれない判例が無いから。だから海外に比べて刑罰が追い付かず出来ても格段に軽い。前の大戦でも間違いに気が付いても止めれない前進有るのみ、何も変わらない変えようとしない大日本帝国(笑)。だから『コレステロールを低めにすると健康になる』と大半の人たちは繰り返し刷り込まれてきたから疑っていないが、医学者や科学者や頭の良い人々はとっくの昔に間違いだと気が付いている。止められのと並行して『コレステロールを下げる』病院•製薬•医師•サプリメント•ヘルス産業に方針転換を阻止する政治家が6000億円という利権にぶら下がっているから国民を騙して国民の生命を脅かしても尚、方針転換はしないだろう。対談記事を読んで「国は信じられない、賢い国民にならないと駄目」だと思いました。

増えてる

2024.06.23 | Category: 院長ブログ

再び「コロナ感染症」患者数が6週続けて増加しています。増加している理由は分かるような気がします。最大の理由は「気の弛み」だと思います。しかしその「弛み」は学生時代に言われた「弛(たる)んでるから風邪を引くんだ!」という『気合い』で「どうのこうの」というものではありません。例えば電車に乗っても街を歩いてもマスクの着用率は確実に低下しています。また会話のボリュームは言うまでもありません。ここで断っておきますけど「マスクでウイルス感染を防御出来るなんて考えていない」ということは理解しています。しかし何かしらの「ウイルス感染症」が世間では広まっている、感染するリスクを少しでも防ごうという心構えの大きさの反映がマスクの着用率だと思えるのです。「アナタは帰宅したら手を洗いますか?」と尋ねると大概の人は「洗いますよ!」と応えると思います。それなのにマスクを着用しないなんて私から考えると信じられません。テレビで見ましたが特別な機械を使うと会話している時に多くの飛沫(しぶき)が飛んでいるのが見えます。特別大きな声を発していないのにもかかわらず。全快堂を始めて27年目、それ以前は病院勤務でしたが対面していると多くの飛沫が顔に降りかかりました。勤務していた時は(気分を害して欲しくありませんけど)高齢者の多くが声が大きくなり前歯が無い人もいて酷かったです。だから個人で開業したらマスク着用したいと思っていました。でも現実には踏み切れずにいましたがコロナ感染症をキッカケに出来る限りの感染症対策をと思いました。センサー流水の手洗いとトイレ•ペーパータオル•アルコール消毒•各自タオル持参•こまめなタオル交換•室内でのマスク着用等々、まだまだ甘いですけど出来る限り行っています。皆さんは平気で電車の席に座りますけど「本当に『ソコ』はキレイですか?」と尋ねたい。驚いたことがあります。認知症で無い中年女性の患者様の裾に『便』が付着していたのです。排便時に裾が便に触れたと考えられますが驚きました。それからは大変でした。気付かれないように全てのタオルを交換して、歩いた経路を全てを念入りに拭いてタオルを廃棄してアルコール消毒して。しかし全快堂のようにマンツーマンなら対応出来ても病院や多くの治療院で次々入ってくる場合、何処まで対応出来るのでしょう?ペーパーの使い捨てのタオルやシーツを使ったことも有りましたが結局は不完全でしたから複数の『目視確認』が良いという結論に。このような内容は以前にも少ししましたが感染症に限らず色んな危険が潜んでいることを肝に銘じていて下さい。帰宅時に座った、触った場合なら「まだ」良いですけど出社する、デートに行く時なら絶望します。何に触れても感染しても良いことはありません。潔癖症になれと言っているのではありません。世間は危険がいっぱい潜んでいますから最低限の注意をしましょう。

ス•ト•レ•ス

2024.06.22 | Category: 院長ブログ

何回もストレスについて述べてきました。同時に「ストレスは必ずしも悪いものではない」ということも述べてきました。しかし一般的にストレスというと悪いイメージが先行することは確かです。そこで分かったことがあります。色んな症例報告を読むと「ストレスだから仕方ない」という悪い表現をすると、簡単に『逃げを正当化』する言い訳に使っている人が意外と多いことに気が付きます。治療する側も「ストレスですね」と言えば原因を追求し正確な解答を導かなくとも済むので互いに全く違う原因を想像しているのに互いに納得という不思議な結論に達します。雲っている、寒い、暑い、乾燥している、気圧が下がっている、嫌いな人がいる、辛い仕事をやらされてる等々、いかにも「ストレス」という言葉がピッタリです。今の風潮として「ストレスに立ち向かうな」「ストレスからは逃げればいい」なんて言われています。だからって困難の大小や受け手の感じ方もありますが、常に逃げていれば良くないことも有るでしょう。逃げる、立ち向かう、我慢する等々、状況に応じて「積極的に」対応することが今後の人生を快適に過ごせるかもしれません。という私たち治療する側も原因は何なのか?どう治療すれば良いのか?をしっかり対応して「ストレスだからねぇ」と逃げないようにしなければいけません。でも「ストレス」という言葉は互いに便利だよね。

極上の

2024.06.21 | Category: 院長ブログ

皆さん凄いです。殆んどの人が上手く出来ています、教えた「ウエストキュッ」筋トレ。動きの有る筋トレは理解し易いです。それに比べて動きの無い筋トレは「何処に力を入れれば?」と感覚的に非常に難しいです。だから失礼ながら「無理かなぁ」と思っていましたが、ごめんなさい。皆さん凄い、上手い、凄く上手く出来ています。それでいて最も簡単で分かり易い完全版を教えます。最も簡単で分かり易いのだから本来なら最初に教えれば良いと思うでしょうが、しっかり力の入れ方を理解した上で完全版を知ると効果が倍増します。更に非常に、本当に非常~に良いことが起こります。ウエストがキュッとなりながら気分が良くなり精神が安定するという「この上ない極上の理想」が待っているのです。こんなに持ち上げて大丈夫?難しいんでしょ?凄く辛いんでしょ?誰にでも出来るの?続けられるかしら?→全て『ノープロブレム』『無問題(モーマンタイ)』心配御無用です。これで快腸•快便なら全快堂が要らなくなります(そりゃ困るから教えるの止めようかなぁ)。しかしそれくらい素晴らしいです。誰でも簡単に出来て本当に『心身ともに健康』ということを生まれて初めて手に入れることでしょう(宗教ぽく聞こえるかなぁ)。でも本当のことですから、ごちゃごちゃ言わず、つべこべ言わず体験して下さい。信じて得するか逃すかはアナタ次第。たった一点の注意は順番通り、最初が出来てから次ということだけは御理解下さい。

何かが

2024.06.20 | Category: 院長ブログ

先日投稿させて頂いた方が2回目の治療を受けられました。50年前に脊損(脊髄損傷)で車椅子生活を余儀なくされました。膝より下の皮膚感覚は無く、足関節より末梢の意図しない動き(不随意運動)もありませんでした。しかし昨日の治療中に不随意運動が出現し、治療後に皮膚感覚を調べると明らかに過去に感じなかった足首付近の皮膚感覚が出現したのです。まだ始めたばかりで偶然とか一過性かもしれません。しかし今までと違うことが起こっていることは確かです。50年間の車椅子から立ち上がり生活出来るなんて言いません。でも何かが変わりつつあります。その何かを確実なものにする為に継続して治療してみます。

コレだよ

2024.06.19 | Category: 院長ブログ

患者様から予想も付かない質問をされました。「大事な栄養素って沢山有ると思いますが、何か1つだけと言われたら何て応えますか?」って。えっ1つ?ひとつ?と、足りない頭をフル回転させた結果「コレだ!」という栄養素が頭に浮かびました。それは『トリプトファン』です。トリプトファンは「幸せホルモン」と呼ばれる【セロトニン】と「快適な睡眠」を促す【メラトニン】の材料になるのです。快適な睡眠と幸せな気持ちが「今日は何が有るのだろう?」とワクワクした最高の気分で新たな1日のスタートを演出してくれる。だから「勿論トリプトファンだよね」と応えたら「ふーん」だって。もう少し感動してくれると思っていたから少しコケそうになりました。「先生はそんな小学生みたいな気持ちで朝を迎えているんですか?」と、そちらの方が気になったようなのです。そう言われれば多くの人が「朝から疲れている」と聞きますが私は何故か朝からワクワクしていることに気がつきました。やっぱり大人にしては少し足りないようで、もう還暦だと言うのに落ち着きが無く平気で馬鹿しているのでので子供たちから逆に注意されています。他人から「明るくていいですね」「エネルギッシュですよね」と褒めてくれていると思っていましたが結局は「子供かよっ!」と、突っ込まれているんですね。そして究極の質問が「雨の日も走って来るんですか?」と怪訝(けげん)そうな顔つきで尋ねられたのです。「雨でも台風でも雪でも」と応えたら「濡れるの嫌じゃないんですか?」と再び怪訝そうな顔つきに。「全然、全く。だって走り出したら汗だくになるから雨か汗かの違いだけだからね」というと「理解出来ない」と言われました。今日もワクワク感がいっぱいでテレビから『小野リサ』の曲が流れてきました。「今日は小野リサさんと、1つならトリプトファン!」コレだよねぇ。P.S.腸が良くないとトリプトファンの活用はダウンします。

資金力

2024.06.18 | Category: 院長ブログ

メディアを含めて企業は儲かるものなら何でも飛び付きます。だから最近は「腸」の話題ばかりです。みんなが「腸」に注目することは喜ばしいことです、正しい理解なら。しかしみんなが同じ考えなら先行企業が儲かります。また資金力が大きい方が生産能力、販売活動で勝りますから大企業が儲かります。すると後発企業や中小企業は注目される為に極端な理論を取り上げたり誇張したり無理な販売活動に向かったりと利益追求のみが至上命令になり間違った情報を垂れ流して注目を集めているメディアや、良くない商品なのに売って利益獲得している企業が目立ちます。真面目にやっていたら莫大な利益獲得は無理なことは理解出来ると思います。腸内細菌は母親から貰うのですから遺伝とは言えませんが代々受け継がれています。ということは少なくとも100年程は同じような腸内環境であり同じような腸内細菌がベースです。過去は農耕民族だった日本人は野菜中心の和食が最も合っていることは理解出来ると思います。それなのに動物性のヨーグルトが売場面積の大部分を占めています(売れればいい)。大企業は植物性のヨーグルトも売り始めていますが人気はありません。これは「植物性が正しいが売れる物はもっと正しい」という理論で、市場がどちらに傾いても対応出来る資金力が豊富な大企業ならではの二刀流。ここで真面目な中小企業は撤退するか売れなくても植物性のヨーグルトを売ります。真面目で無い中小企業は動物性のヨーグルトを売り続けます(売れるのが正義【企業存続】で他社も売っているから)。腸は幅広い機能満載なので「動物性か植物性か」の一部だけでも長(腸)文になってしまいます。アナタは美味しい動物性?身体が美味しい植物性?それともアナタが美味しくて身体も美味しい植物性の○○?決めるのはアナタ次第ですね。

足趾

2024.06.17 | Category: 院長ブログ

昨日大阪に行ってきたのですが目の前で転倒する人を偶然見ました。若い人でスニーカーで何も段差が無い平らな所で転倒したんです。勿論誰も触れていません。予想通り携帯を見ながらだったんですけど「足が上がっていない」「足の感覚(センサー)の鈍化」が原因と考えられます。何処かの国の兵隊ではありませんから高く足を上げて歩く必要はありません。しかし最低限の高さと筋力が必要ですよね。結論は「裸足で歩く」ことが良いですが『頭寒足熱』の観点から5本趾靴下と千円程で売っています平らなエアクッション(全快堂に置いてある)を使ってバランスと足趾の力を日頃から強化しましょう。一般的には転倒→骨折→寝たきり→認知症という図式が非常に多いです。確かに運動不足やカルシウムや活性型ビタミンD3の枯渇も問題ですが転倒しない身体づくりをしましょう。

痛みの性差

2024.06.16 | Category: 院長ブログ

病院で働いていた時に救急車で運ばれて来る急患に数多く遭遇しました。それから現在に至る迄、ずっと「男性の方が痛みに弱い」「男性の方が泣き言を言う」と感じてきました。しかし今回「痛み受容器が男女各々違って存在する」という発表がされました。長くなるので原文を読んで頂くとして、その文では「受容器が違うから男性の方が痛みに弱く感じてしまうので有って性差は無い」というものでした。しかし現場で見てきて体感的には明らかに男性の方が「ヘタレ」「ポンコツ」です(勿論私を含めて)。面倒くさいのは「男だから泣き言を言ったら駄目だ」「男だから弱みを見せたらイカン」という薄っぺらい意地や、どうでもいいプライドが邪魔をして一層「痛みの性差問題」を複雑にしていることは確かです。治療の前後で簡単な検査をすることが多いですが「倒れない程度に」「フラつかない程度に」と伝えても男性は殆んどの方が「負けまい」と身体が震えるほど力んでしまいます。研究者たちの顔を立てて百歩譲って「痛みに性差が無く受容器の違いがそう感じさせる」としても男女の接し方は変えないと厄介なことだけは確かなようです。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三