太鼓持ちのように調子のイイ奴って信用出来ないですよね。私も軽蔑していました。でも最近は考え方が変化して自ら『調子のイイ奴になりたい』『調子のイイ奴を目指そう』と思うようになりました。テレビで『相づち』について語られていました。相づちは好印象を与える半面、一歩間違えると薄っぺらな不快な印象を与えてしまいます。相手を気分良くさせる事はリラクゼーションに繋がり治療が効果的になります。また治療している側もリラックスして疲れないで治療が出来るのです。これは仕事でも学校でも人間関係においても日常的に使える事です。NHK『あさイチ』では『あいうえお』で『あ:ありがたい、い:いいですねぇ、う:運がいいですね、え:縁がありますね、お:恩にきます』『さしすせそ』で『さ:さすが、し:知らなかった、す:凄い、せ:センスいい、そ:そうなんだ』が紹介されていました(さ行はオーバーにすると接客業の女性が使う事が多い言葉です)。『山崎が来る~っ』アンタッチャブルのザキヤマさんは素晴らしい。『長いものには巻かれろ』で先に正反対の意見を発言しておきながら『ですよね~っ』の一言で正反対の相手の意見に賛同してしまう。恥ずかしがりやで口ベタの私にはとても出来ない高等技術です「キビシイ~っ」何をおっしゃる「頑張ってチョーダイ!」(財津一郎)。でも私は形振り構わず山崎さんを目指します。最後に全く関係ないですが財津一郎氏の『タケモトピアノ』のCMが流れると泣いていた子供が泣き止むって知ってましたか?不思議です。
掟破りの1日2投稿をします。20世紀最高のボクサーが亡くなりました。私が皮肉にも『パーキンソン病』の投稿をした日にモハメド・アリ氏がパーキンソン病で亡くなりました。皆様はあまり知らないかも知れませんが非常に残念で堪りません。彼の逸話は数々有りますが有名なのはオリンピックで金メダルを獲って帰国してレストランに入ると黒人だという事でオーダーを拒否された。(「アリ氏自身が川に投げ込まれた」との逸話が有りましたが真偽は不明。ただし自分の買ってもらった自転車を盗まれ『盗まれたくなければ強くなれ』と警官に諭されボクシングを始めた事は事実。不確かな情報を載せた事を反省します)。そこで怒ったアリ氏はオリンピックで獲得した金メダルを川に投げ捨てたそうです。またアントニオ猪木氏との異種格闘技も話題になりました。今世紀最大の凡戦と揶揄されましたが猪木氏のローキックは威力が凄かったと後日冷静に応えたそうです。猪木氏がアリ氏のパンチの威力を認めていた事は言う迄もありません。やはり競技は違えど極めた者同士は分かり合えるんですね。その後はパーキンソン病を発症して人前に出たくないにも関わらず聖火の点火に参加するなど行動は限られていても影響力は絶大でした。私がこの場で力説しても伝わらないでしょうからこの辺で終了させて頂きます。アリ氏のご冥福をお祈りさせて頂きます。
合掌。
『はぁ?されるんじゃなくて「した」の間違いじゃないの?』とオッサンなので言われそうですが先日、地下鉄に乗っていたら斜め正面に座っていた女性の携帯が『ピカッ』と光りました。光ったのは事実ですが必ずしも私を撮ってないかもしれません。しかしクドイですがピカッと光ったのは事実で顎関節症の時も書きましたが携帯を操作する時は下を向かないで行わなければならないから光ったのが分かりました。下を向く動作は顎関節症を始め、頭痛、肩凝り、めまい等、良くありません。以前書いたように私はブログを整形外科の往復の地下鉄車内で書いています。集中してブログを書いていたので全く気が付かなかったのですが光らせた彼女は今にして思えば、やや短めのスカートを着用していましたが捲れない限り何も見えるとは思えない衣服です。でも本人は私が見ていたと思ったかも知れません。地下鉄で無ければ景色の撮影とも考えられますが真っ暗。確かに隣りには不自然な座り方をしていたオッサンが居ました。ん~っ、でも何かを撮影した事は事実です。反省材料が出来ました。今後は(今も)レンズを隠して携帯を操作するようにします。有らぬ疑いを掛けられて人生が狂ってしまうと聞きます。痴漢に間違われて人生がめちゃめちゃになる内容の映画も有りましたが所詮他人事でした(題名『それでもボクはやってない』)。最後に、若い女性を使って痴漢と騒ぎ金を巻き上げる卑劣な犯行をする輩が以前捕まりましたが模倣犯が出ないとは限りません。男性の皆様、冤罪に注意しましょう。
近年『パーキンソン病』の患者数が増えているように思います。私が接する人数なんて非常に少ないので日本全体を語るなんてチャンチャラおかしいと言われて当然です。しかし私のような者でさえも4名のパーキンソン病患者様に接しています。パーキンソン病はご存知の通り脳の黒質にある細胞が死滅して神経伝達物質ドーパミンが作られなくなります。神経伝達物質が少くなれば意志通りに筋肉は動きにくく筋ポンプは低下し血流は悪くなります。また現代人はストレスに晒され交感神経優位になっていて交感神経は血管収縮してしまいます。パーキンソン病には血流改善の為に副交感神経を優位にする事が望ましいと思います。本人がリラックスを感じる行為は副交感神経を優位にして血管を拡張させるので血流改善には最適です。また激しくない運動とリハビリも血流改善に良いです。パーキンソン病には症状を劇的に改善する特効薬と言われたLードーパーが有ります。少くなったドーパミンを補う作用が有る薬です。しかしヒトの身体は怠け者なので外部から必要物質が入ってくれば自ら産生しなくなり長期服用すれば効かなくなったり副作用も出現します。体内に電池を埋め込み脳細胞を刺激する方法も有りますが現在最も良い方法は以前投稿した山海先生が作製したHALです。しかしHALの恩恵をまだ受けれない患者様は上述の行為と血流を良くする鍼灸治療やマッサージや足湯を含む温めの入浴です(やっぱり全快堂は素晴らしいってか?)。パーキンソン病の患者様の共通点は真面目。本当の事を挙げると言葉が悪くなりますが症状改善のヒントになると考えて敢えて汚い言葉で表現しますと『頭が固い』『頑固』『思い込みが激しい(好き嫌いが激しい)』人が多いです(交感神経興奮)。またパーキンソン病が進行すると、この考え方、性格が更にパワーアップしますので家族もお手上げになります。HALの普及が進む事が他のリハビリ(脳卒中の後遺症等)にも有効と思います。無能な政治家がやるべき事は大幅な医療費削減!それならばHALの普及を勧めればイイんです。最後に参院選は効果的なCM作りが勝敗を左右します。勝てるアイデア有るんだけどね~っ。
今まで数多くの外科や整形外科で働いて来ました。生まれも育ちも愛知県で有りながら両親が静岡県だったので名古屋弁を聞いた事が殆ど有りませんでした。小学校もベッドタウン(死語だがや)で全国各地から集まった為に共通語が標準語で中学校の友人から三河弁(じゃん、だら、りん)を聞いた時は衝撃的でした。それが西区の病院でコテコテの名古屋弁に出会って全然意味が分からず「えっ此処は日本だよね」くらいの衝撃でした。短時間しか治療しないと『へゃー先生はうみゃー事ちょーらかしてだまくらかすでかなわんわ』と言われました。『まんだ夕食のまわし(準備)しとらんで、ちゃっと帰えらなかんわ』『まんだ、あの子こんで(来ない)まっぺん(もう一度)揉んでちょ。まっと強くしてちょーす』『コレいざらかさなかんで(動かす)、かんこう(工夫)して』『やっとかめ(八十日目=2ヶ月半くらい=久しぶり)だなも』『たわけ(田を分ける=細分化されて収入がへる=賢い行為ではない)だねぇ』『まっぺん言うてみーや、たーけた事こいとったら、おそぎゃあ事になってまうよ』『ちょうすい(威張る)とったらおおじょうこくよ』『そんなとこ、なぶらんで(触らないで)ここやってちょうす(お願いします)』『そこ行くと、かんしょ(袋小路、行き止まり)になっとりゃーすでね』本当に凄い。最後に患者様に聞いた最新作。名古屋弁でETCは何の略?『ええように通らしてちょ』名古屋弁に限らず、お国の訛りは大好きです。
うつ病の人に『頑張れ』は言ってはいけないと聞きます。全快堂にも精神的に疲れ果ててしまっている人が多く来ます。「うつ病」「引きこもり」「出社拒否症」「マタニティーブルー」「産後うつ」「サザエさん症候群」等の患者様です。でも思わず『頑張りましょう』と励ます言葉を言ってしまいそうになります。勿論悪気は無く心底『元気になって欲しい』との思いから発してしまいそうになる言葉を飲み込んで聞き役に徹します。私はマラソンを走りますがレース最中に沿道から『頑張れー』とか『あと少しだー』とか言われます。本当にありがたいと思います。揖斐川マラソンや東京マラソンは42k殆ど人が絶えません。何時間も声を枯らして身内以外のランナーにも声援を送り続ける体力と精神力とサービス精神には頭が下がります。冷静に考えれば本当にありがたいですし体調が良く自分が満足出来るレースの時には感謝感激で涙腺が緩む感動で胸が一杯になります。しかし人間は(私だけかも知れませんが)勝手な生き物で『頑張って』と言われると「頑張っているよ。これ以上どうやって頑張ればいいんだよ」とか『あと少しだから』と言われると「あと少しって簡単に言うな」と思ってしまう自分に驚きます。そのくせ自分が沿道から声援を送ると『頑張れー』以外に言えないって本当に私はバカ野郎です。その時に気が付きました。『あっコレが精神的に疲れ果てた人に励ましてはいけない状況であり精神状態なんだ』と。何事も経験しないと分からないものですねぇ。だから私はそれ以来どれだけ自分が体力的にも精神的にも駄目な場合、マラソンでも仕事でも日常生活でも励まされたら純粋に心から『ありがとう』と言ってマラソンなら沿道からハイタッチを求められればハイタッチをして頑張れと言われれば『ありがとう』と出来る限り応えるようになりました。最後に『グッドジョブ』っていい言葉ですよね。直訳なら『いい仕事してますね~』って鑑定団か?外国人的には『よくやってる、よくやった』くらいの感じだそうです。相手の事を先ず認めて誉めてプレッシャーを掛けず励ます。私も患者様からグッドジョブと言われるように励みます!
宮沢賢治氏の詩が全快堂に掲示してあるのをご存知ですか?『掲示物が多すぎて分かりません』と言われそうですね(すいません)。待ち合いから治療室に行く角に掲示して有ります(般若心経の現代語訳の下)。宮沢賢治氏の人物像は最近分かってきて色々言われていますが、それは置いといて『雨にも負けず』で始まる詩を読むと本当に私自身も『そんな人になりたい』と思い、きっと彼も『自分とは、かけ離れた理想の人物』として書いたのであろうと推測しています。たとえ理想と現実が違っていても『こうなりたい』といつも思っている必要があると言われています。成れなくても常に思っていれば成れる可能性は有りますが思っていなければ理想の人物には成れません。『理想が高過ぎる』『現実的でない』と他人は言いますが心に秘めて常に思って下さい。私も馬鹿げた理想を常に思って働いています。私の理想は今よりもっともっと治る治療院を造る事です。良い器械と設備には膨大な費用が必要です。でも夢が叶えば私が触れなくても多くの症状が改善して多くの病気が予防出来ると思います。今後、私も年齢を重ねれば体力が落ちる事は明らかです。その時に辞める事は簡単です。しかし出来る限り皆様に迷惑を掛けない為に上記の治療院を造ろうと考えています。宮沢賢治氏を見習って思い続けます。そうすれば甘い考えとは思いますが賛同者、良き理解者も出てくるんじゃないかと。『きっと明日も良い日が来る』と信じて前進有るのみ。今月も頑張るぞーっ!(青春ドラマかっ)。
『えっまた何ですか?』突然ですが納豆を混ぜる時に貴方はどうしますか?タレを付けてから混ぜる、または醤油を付けてから、カラシを、卵を、という人が意外にも多くて驚きました。私は先ずは何も付けずかき混ぜる。コレが結構疲れるんです。信じられないでしょうが80代の方に私が『納豆は何も付けずかき混ぜて下さいね』と言ったら毎日納豆を混ぜて肩関節周囲炎になってしまいました。それほどかき混ぜると重く固いんですよ納豆は(納豆スクリューシンドロームなんてね)。何かを付けてから混ぜると納豆の表面がコーティングされて更なる発酵の邪魔になってしまいます。出来れば栄養価を高く完璧に近い状態で召し上がって頂きたい。だから混ぜる前に何か入れるのは発酵のジャマイカ、スルメイカ、ホタルイカ。納豆喰う(納得)?納豆だけに『いと(糸)おかし』いや御菓子じゃなくて納豆の話。しょーもなぁ。とにかく発酵食品は身体にイイ!ただし血液が固まりにくくする薬を服用している方は主治医や薬剤師に納豆を食べて良いか聞いて下さい。また痛風の酷い方や金属アレルギーの方も主治医に許可を貰ってから食べて下さい。納豆の良さが『分かるかなぁ分かんねぇだろうなぁ』(by松鶴家千とせ)。
私は読書家では無いので実用書は読みますが全くというほど小説は読みません。しかし大好きな作家が居ます。『藤沢周平』氏です。藤沢先生の小説は映画やドラマになる機会がありますので必ずと言って良いくらい観ています。韓流ドラマが今だに人気です。私も『心医ホジュン』の大ファンです。しかし日本のドラマも凄くイイですよ。5月13日からNHKBSプレミアムで放映されている連続ドラマ『立花登青春手控え』(全8回)をご存知でしょうか?とにかくイイ!本当にイイ!以前は若き『中井貴一』氏が演じた物語ですが、今回は溝端淳平君が古屋一行さんの甥っ子として治療所で働く設定です。とにかく本当にイイ(それこそ『もうイイ!』)。毎回感動しますが今回の投稿は第3話について。詳しくは観る方の邪魔はしたくないので『ありがとう若先生』と微かに動いた口の動きが、なんとも切なくて。話は変わって同じくNHKの長寿番組『ためしてガッテン』改め『ガッテン!』((水)19時30分)の次回放映分を是非観て下さい。「痛み&認知症に効く!『癒しホルモン』の驚きのパワー」ついてやります。6月1日19時30分~覚えてたら観て下さい。しかし最近NHKは連続テレビ小説や大河ドラマも頑張ってるなぁ。頑張れフジテレビ!
『全快堂ってイイ名前ですよね』と、よく言われます。「治りそう」「忘れない」「元気になりそう」とかも。専門家と相談しながら一緒に決めたのですが『桶狭間の怪』の続きみたいですが、名前を見ただけで人生を言い当てる方が考えた例の中から付けた屋号です。その方は生年月日と名前を聴いただけで今までの人生をピタリと言い当てしまいました。実は以前、知人を連れて行った時の事ですが兄弟で各々会社経営をしていた方の御兄さんと一緒に行きました。二人が早く父親と死別して母親と兄弟で暮らして各々が会社を起こし弟さんの会社は倒産してお兄さんの会社も『あること』をしなければ同じように倒産すると言っていました。私は弟さんの事や幼少期の事など全然知らなかった事ばかりで後で聞くと全て事実との事でした。私は全快堂を始める時で色々やる事がありましたので結果、言う通りにしました。一緒に行ったお兄さんは当時会社経営が絶好調だったので警告には従いませんでした。その後の事は言うまでもありません。私は色々信じません。でも『コレはやらない方がいい』と言われる事をわざわざやろうとは思いません。昔からの言い伝えは何かあるのです。東洋医学は過去からの蓄積の上に成り立っているからです。確かに間違った考え方も有りますが、それは自然と廃れていきます。風水学は分かりませんが『大地の風水学が身体の經絡治療だ』と言った治療家も居ました。データ蓄積、決して侮るなかれ。まだまだ分からない事ばかりです。