筋肉は3日間(72時間)動かないと落ち始めると言われています。某テレビを見ていたら『20代の人が2週間、動かないと50年分の筋肉が落ちる』と言ってました。真偽は分かりませんが運動しないと凄い早さで筋肉が減少するのは確かです。『私は歩いているから大丈夫』という方がいますが『歩いても筋肉は付きません』。正確に言えば『内側広筋』『腸腰筋』等の最も衰えて欲しくない筋肉が落ちてしまいます。『そんな事ないでしょう』と疑いの人もいると思いますが走っても筋肉は最低限しか付かない程です。マラソンランナーは毎日何十キロも走っています。もし走って筋肉が付くならマラソンランナーはムキムキの人ばかりになる筈ですが、トップランナー達で太い人はいません。勿論トップランナー達は体重管理も徹底しています。1㎏増えるとフルマラソンでは3分遅くなるとも言われているからです。話しが反れましたが出来る限りの筋トレ習慣を付けましょう。例えばトイレに行ってきたらスクワット、CM中は腹筋、メール中は片足立ち等。他に生活の中に筋トレを組み込むのも効果的。椅子や便座に座る、立つ時にゆっくりすれば人体の60%を占めると云われる臀部と大腿の筋トレになります。『全身の筋トレなんて出来ない』人には①臀部、大腿の筋トレだけでも(スクワット)。もしも余裕が有れば②体幹トレーニングをやれば言うこと無しです。一緒にやりましょう。
久々に健康から離れて人生航路@の本領発揮のボヤキです。私は電話が嫌いです。だから必要最小限しか使いません。LINEもやりません。連絡はなるべくメールでします。極端な言い方をすれば電話は相手の時間を奪います。でもメールだと空いた時間で対処出来ます。実は昨日、非常に大事な人から重要な要件の電話が掛かってくる事になってました。相手の方は忙しい方でわざわざ前日に秘書の方から『明日の○時ごろに電話致します』と言われたので待っていたのにセールスの電話が立て続けに2件も。全快堂には入り口に『休憩時間に電話しないで』と書いて有ります。その時間に治療以外の雑用に専念したい(寝てる時も有ります)のです。だから『不機嫌に対応します』とも書いて有りますがセールスの電話への対応が正にそれでした。セールスの方は事情も知らないし仕事なので何も悪くないです。でも昨日は余裕が有りませんでした。だから私個人に限っては用件が有ればメールが有効です。勝手言ってすいません。
和食は本来、温かい食べ物と思いますが意外と冷たい食べ物が多いです。『それは出す人の心配り』と言えばそれまでですね。でも旅館の朝御飯はごはんと味噌汁以外は冷たいかも(最近はバイキングが多いですね)。寿司、刺身、漬物、冷奴、焼きナス、とろろ、ざるそば等。『そりゃ調理法では!?』と言われそうですが、では中華料理はどうでしょう!?『熱い』イメージ有りませんか?何故でしょう。中国は地理的に寒い地方が多いので熱い料理は当然です。でもそれだけの理由でしょうか!?実際に熱い料理が多いですが、実は中華料理は油が多いので冷えれば固まるし味も酷く落ちます。だからこそ熱くなければ困るのです。偉そうな言い方をすれば『冷めても美味しい和食』です。高級!?中華料理の最後に熱い烏龍茶が出ますが消化器に付いた油を洗い流してくれます。烏龍茶は痩せるかもしれませんが更に効果的にするには熱いのを食直後に飲むのが効果的です。和食は『焼く、蒸す、煮る、生』で『揚げる、炒める』は本来の和食には無いに等しいです。『天麩羅は!?』大陸から伝わった料理です。だから日本人は油に弱いんですね。
感染症の季節です。ウイルスは湿気に弱いので加湿が有効ですが手洗いとうがいをしても感染してしまいます。以前書いた通り『うがい』で洗い流せない喉~胃に付着したウイルスは白湯を飲めば流せるので有効ですが、それでも感染症から逃れる事は難しいです。実は感染症の感染経路は口ではなく目や鼻、それも空気感染でない事が多いのです。吊革やドアノブから手に付着したウイルスは目を擦(こす)ったり鼻を触ったりして粘膜から侵入します。ですから手洗いは有効ですが洗い方が問題ですね。指の間や手の甲、手首までしっかり洗って下さい。アナタが感染すれば同僚や家族、友人にも拡がってしまいます。
米国の高血圧の基準が変わる事により日本の基準も変わるかもしれません。そこで高血圧について。なぜ血圧が上がるのでしょう!?血管が硬いか流れにくい(狭くなっている、詰まっている)からそこから先の細胞に酸素や栄養が届かないので心臓が圧力を上げて血液を届けた結果です。確かに一刻も早く血圧を下げなければ危険です。ですから薬の処方は適切だと思います。しかし原因が確かでないのに血圧を下げたらどうなるのでしょうか!?もし脳の血管が流れにくくて血圧が上がっていたのに下げられたらどうなるのでしょう!?脳細胞は虚血になります(認知症助長)。心臓の血管なら狭心症、心筋梗塞になるかもしれません。他力本願でなく、まず自分で努力して下さい。治療に通ったりマッサージしたりゆったり入浴したりストレッチ、ウォーキング等を試みて下さい。勿論、病院にも行って下さい。これからの季節は入浴時は特に危険です。温度差に注意して下さいね。
私は腸、いやいや超アナログ人間だ。このブログ更新も毎日汗だくでやっている。だから最初のうちは慣れる為に数多く更新しています。先日も中学校で講演依頼が有って初めてパワーポインターを使いました。今まで講演をやってもホワイトボードに手書きをして『こっちの方がいい』と自分を納得させていましたが相手が大人でなく中学生だと話が違ってきます。昼食後の時間だから飽きさせたら the end 。そこで写真や実技、興味が有りそうな講演内容に絞って出来る限り分かりやすく話しました。やはり文明の力は偉大でした。アナログ人間は治りそうもないですが一つずつ覚えて行きます。
急に寒くなって強い風が吹いて冬本番。道路には葉っぱが散乱しています。しかしコレが厄介。葉っぱは滑ります。日頃は『歩幅を大きく速足で』なんて言っていますが落ち葉の上は慎重に歩きましょう。転倒する人が続発しています。落ち葉での転倒はアイススケートのリンクでの転倒のように勢いが違うので骨折する可能性が有ります。そして更に怖いのが他の人の転倒がぶつかっての転倒です。最近ウォーキングで一緒に歩いていますが、この季節は十分注意して歩いて下さい。勿論、自転車も注意して下さい。『葉っぱはそんなに多くない。64枚だけ(8×8=64)』なんてね。
冬になると風邪の人が増えます。それは乾燥と関係が有ります。鼻から胃へ毎日1.5リットルの体液が流れて常に粘膜が潤ってバリアを保っています。しかし空気が乾燥していたり口呼吸していると体液が乾きます。するとバリアが壊れウイルスや細菌が粘膜から侵入します。また風邪で体温が上がると粘液が蒸発して粘膜が乾燥する為に喉がヒリヒリ感じるのです。風邪予防には『加湿』が大事。加湿器は有効ですので外出時はマスクをして『独り加湿器』を活用して下さい。では薄着だと何故風邪になりやすいのでしょう。薄着だと鳥肌を立て少しでも保温しようとしたり体温が下がると免疫力も下がるので体温を上げようとエネルギーを使ってしまいます。エネルギー消費で免疫力が落ちたり、急激な皮膚表面だけの体温上昇が粘液蒸発につながってしまいバリアを壊してしまいます。過保護はダメですが長時間の薄着は更に良くありません。注意しましょう。
職業柄なのかボーッとしていても人間ウォッチングをしてしまう。役者じゃないので見るのは主に歩行動作。姿勢や膝の動かし方や足の運び。踵から着地している、爪先からの着地や膝が外に向いているとかです。思わず後先考えず見も知らぬ人に『あなた、将来膝が痛くなりますよ』とか『今、腰が痛くないですか!?』と言いたくなってしまう。無意識な姿勢は本来の姿が出たりする。片側ばかりに重心をかけて歩いたりバッグを肩にかける、物を噛む、歯ブラシを持つ、横座り、脚を組む、上着の袖に腕を通す、靴を履く等、書き始めたらキリがない。同じ方向(無意識の方向)ばかりやっていれば身体が歪むのは当たり前。家庭内で席替えも提案します。あなたのO脚、外反拇趾、巻き爪、扁平足は歩き方が原因かも。変なオジサンに思われる前に人間ウォッチング止めます。
まず大便から。『便』は『身体からのたより』です。ここで列挙する例は自覚症状の無い大きな病気で無い物です。万が一、強い自覚症状が有る場合は一刻も早く病院へ。便に鮮血が有れば消化器の下部に問題が、黒ければ上部に問題が考えられます(黒い食べ物を多く食べて無ければ)。また下痢なら腐った食べ物かウイルスや細菌等、一刻も体外へ排出しなければならない状態が考えられます。便秘は水分補給、食物繊維、運動が少ないか体内に熱がこもっているか生理2週間くらい前も考えられます(腹部手術経験者は腸が狭くなっている場合も)。小便は色が濃ければ水分補給が少ないし無色透明に見えるなら冷えが身体に入っている場合が考えられます。排便は大小限らず即流さないで毎日自分自身で身体からの『たより』を見て健康チェックして下さいね。