『Eテレ』で初めて桝野俊明氏(禅僧、庭園デザイナー)を知りました。話を聞いていて全快堂治療との共通点を勝手に多く感じました。庭園を設計すると『これを置きたい』『これを植えたい』と付け加えてしまいそうです。しかし日本庭園に関して言えば究極の美は現代でも多くの人々を魅了する『枯山水』に代表される無駄を省く考え方です。削ぎ落とし限界まで物を無くして残された物の美しさに人は惹かれてしまうのです。削ぎ落としは『禅の教え』そのものです。ここで少し話が逸れますが今、巷で物を持たない主義の人が増えているとか。掃除、整理整頓のブームから始まり断捨離に移行して最終的に物を持たない。某有名な第一人者はネットではカリスマ性を高めているらしいですが住まい周辺では結構、評判が良くないとか。調味料や様々な道具を近所に借りに来るらしいです。いくらなんでも最低限の必要な物は置いとかないとねぇ。逆に物が有り過ぎる究極は『ゴミ屋敷』ですが、どちらも出来るだけ周辺に迷惑を掛けないようにしなければ駄目ですよね。話を元に戻して以前『現在の健康ブームはプラスする健康』として批判させて頂きました。「アレを食べれば」とか「コレの代わりにアレをプラスする」とかです。それは企業が商品を売って儲ける必要が有るので当たり前になっています。しかしマスコミ主導(スポンサー企業、視聴率)の健康と別れて『本当の健康』=『マイナスの健康』を取り入れる時期に来ていると思います。現在の日本に限って言えば生活習慣病と言われるものは食べ過ぎが引き起こしています。アルコールも呑む必要は無い。喫煙も。それだけで日本の国民は5分の4は健康になると思います。ただし間違って欲しくないのは『1日1食にする』とか『炭水化物を食べない』とかでは無くて『1日30品目食べて腹八分目にする』という身体に必要な食材は摂りつつ偏らず食べて満腹にはしないのが理想です。そしてゆっくりよく噛んで食べる事。つづく
感染症が本格的に流行ってきました。何度も書いていますがウイルスは粘膜から侵入するんですよ(『ですよ、ですよ、で・す・よ』って芸人居ましたよね)。乾燥する→目が乾く→目を擦る→ウイルス侵入→感染完了。『腸が健康なら免疫力で跳ね返します』。しかし目の粘膜から侵入してしまえば免疫力が強くても限界が有ります。食べ物に付着したウイルスは口から入ります。胃酸がいくら強くても、よく噛んでいないと食材がドロドロになるまで消化出来ないので全てのウイルスに胃酸の滅菌力は浸透しません。よく噛み砕いて胃酸に晒され腸に入って来れば免疫力は効力を十分発揮出来ます。ここでもよく噛む理由が有りますね。消化器とは『口から肛門まで』ですから噛んで第一消化液であり殺菌力のある唾液を沢山出して胃に送り込む噛んで唾液を沢山出すことは口臭予防、歯周病の予防、ドライマウスの予防、肥満予防に繋がります。勿論口から入るのは食べ物ばかりで無く『口呼吸』でも侵入します。ボーッと口を開けとくと唾液が乾燥しますから最悪です。『口と財布の口はしっかりと閉じましょう』ね。男性は『チン入注意』(以前のブログ見返して)。鼻毛が出ているのは嫌だけど鼻毛も立派な役目が有ります。チリや埃をブロックしています。他に鼻の粘膜を触る時は手洗い後にお願いします。『乾燥なら加湿でいいんじゃないの?』そうなんです。マスクは良いです(ただしウイルスのブロックは出来ません)。加湿器も良いです。しかし加湿器を活用してもウイルスに水分が付着して重くなりウイルスは床に落ちるだけで死滅しません(乾燥すれば再び空気中に浮遊します)。ですから加湿して暫くしたら床に向かってアルコール系消毒液をスプレーして拭き取って欲しいです。それでもノロウイルスには効きません。最後に『クドイ!』と言われそうですが、やはり『腸』。風邪予防から『がん予防』に至るまで、とにかく腸に始まり腸に終わると言っても過言ではありませんので快腸にして下さい。
寒い冬が来ました。それは日本だけで無く中国にも冬が来て暖房に沢山の石炭を使っています。工場からも有害な煙が沢山出ています。私は多くの中国の友人が居ますが『一年中、中国は煙っているけど冬の中国は特に晴れた日が無い』というくらいに青空が無いそうです。確かにサミット等の期間中に工場の操業停止や車での移動制限が有るのは大気汚染が有る事の裏返しですよね。しかし産業革命当時のイギリスや高度経済成長期の日本も公害が酷かったですよね。『だから黙っとけ』というのが中国の言い分ですが人口数が違うのと技術革新された物が有るのに、そんな時だけ『我々はまだ十分に発展してないから』と世界第二位の経済大国が言います。私は中国を責めているのでは無くて『地球規模で考えて欲しい』のです。温暖化が進めば日本だとか中国だとか言っている場合では無くなります。それぞれ言い分も有るでしょうけど地球規模で考えて欲しいものです。中国から日本に来るのは特に小さい粒子だから身体の奥の奥まで侵入してくるから最悪。勿論、四六時中有害物質を吸い込んでいる中国国民は将来必ず何らかの障害となって出現してくる事は間違いありませんから中国国民の平均寿命が延び続ける事は難しいと思います。恐い話、中国は人口爆発を抑えるのに都合が良いのでは?とも思えてさえしまいます。何故なら昔、中国の指導者のトップが欧米諸国の近代兵器に対して人民解放軍は人命の数で対抗する主旨の発言が有ったとか。その真意は定かでは有りませんが前述の通り『人類の為にキレイな地球を世界で目指しましょう!』ね。しかし人間の技術力は凄い!空気清浄器はPM0.1をゲットする世界に突入しています。お隣の国で以前『空気清浄器を背負って行動するオバチャン』が話題になって居ましたよね。あのオバチャンまだ背負っているのかなぁ。
昨日は少しシリアルじゃないシリアスな内容でしたので今日は少し砕け気味に。認知症予防に『回想療法』というのが有ります。昔の懐かしい物を思い出す事によっつ脳が活性化するという療法です。幾つからでも誰でも良いです。若い衆なら記憶力強化に良いからです。先日、患者様とお菓子の話になって私は、現在売られている菓子は知らないので昔の話になってしまって盛り上がっていたらカーテンの向こうからも話に参戦してくる強者も。今でも売られている菓子も有りますが需要が有る=人気が有るんですね。最もメジャーなのは『お菓子の缶詰め』で有名なチョコボールですよね。他にアポロ、エンゼルで有名な森永のキャラメル。現在の有無は定かではありませんが羅列すると『一粒で二度美味しい』とか『一粒100m』なんてキャッチフレーズがあったアーモンドキャラメル。何で100mなのかといえば消費カロリーの補給らしいです(200mだったかなぁ)。『貴方にもチェルシー上げたい』のチェルシー。キャッチフレーズといえば昔はアイドルを売り出す時に一人ずつに有りましたよね。『みんなの妹』とか『股下85cm』『お茶の間のアイドル』なんてのも。話を元に戻してマーブルチョコレートも有りました。端にゴムを付けて銀色の眼鏡になるタイプも。丸いオレンジのガムが4つ入った小さな箱の物やフィリップスのガム。パラソルチョコレート、ペコちゃんの棒のペロペロキャンディは現在、東アジアで爆発的人気らしいですよ。ペコちゃんならミルキーは忘れてはいけませんね。噛んだら駄目と言われているのに銀歯が取れたとか。ミルキーの千歳飴は現在も有りました。ペコちゃんのホッペ、飲み物で米屋さん限定販売プラッシー(ブラッシーってプロレスラーも居ました)。愛のスコール、ミリンダ、チェリオ、一時期ファンタグレープの色素が問題になってゴールデングレープって有りましたね。私はやってないですが500mlのコカ・コーラの自販機の硬貨入金口から横と下に指で測った位置を一蹴りすると硬貨を入れなくてもコカ・コーラが出てきました。これは某俳優が映画の中でやって広まってしまったのですが現在は警報器がついて出来ません。マミーは今でも有るけどパイゲンCは無いです。なんと言っても老若男女知っているのはクッピーラムネで名古屋で作られています。そうなんです。名古屋は駄菓子製造が脈々と受け継がれているんです。そうだ!京都に行けないから駄菓子屋巡りに行こう(何でやねん!)。
久しぶりにシビアな内容です。突然患者様から『私誤解されているんです』と言われました。状況を詳しく聞いてみました。要約すると彼女は信じていた人に一方的に距離をおかれたという事でした。私は直ぐに言いました。『一方的に信じていたけど、その人は信じるに値しない人だったんですよ、きっと。その人は不幸な人ですね。だって貴女から幸せなエネルギーを貰えなくなったんだから』『私は幸せなエネルギーなんて渡せません』と泣き出してしまいました。『人を想う。大事に感じるとは素晴らしいエネルギーなんですよ。それを与えていたんですよ、貴女は。その尊いエネルギーを彼は貰えなくなった不幸な人なんです。そんな負のエネルギーの持ち主には近付かない事。負のエネルギーを貰ってしまうから』と。彼は哀れで卑怯な人だと思います。自分の目と耳で確認して人の意見に左右されず自分で考え自分の口で発言せず一方的に距離をとる最低な人だと思います。しかしそんな輩(やから)は腐るほど居ます。来る人も居れば去る人も居ます。そんな輩とは付き合わない方が良いと思います。『人に左右されて自分の目で見て判断出来ない人とは別れて正解』と伝えました。
とうとう寒い冬がやって来ました!寒い時にやる事は沢山有ります。以前から投稿しているように首を暖める事や身体を暖める食材を食べる等々有りますが『直ぐに暖まる簡単な運動は無いんじゃないかなぁ』なんて思ってませんか?それが有るんです。またそれがめっちゃ簡単な運動です。ポイントは福田彩乃さんの『ニワトリのマネ』です。やり方は①手の甲をそれぞれ左右の腰に当てる②膝を少し曲げる③ここが最大のポイントです。肩甲骨の左右が付いたり離れたりするように肘を横から後ろに動かしながらその場を動き回ります。この動きを大きくする(横から前に動かす)と棘上筋、棘下筋、小円筋のストレッチにもなります④更に効果的なのは首を前後に動かします。以上です。肩甲骨の間には褐色細胞が有りますが動かすと発熱しますから身体が暖まります。それに嬉しい事に褐色細胞を発熱させると痩せますし猫背気味の方は改善に繋がります!また膝を少し曲げて歩くと人体最大の臀部と大腿の筋肉が働くので発熱はアップしロコモティブシンドロームの防止にもなります。⑤は行わなくても良いですが行えば更に効果的です。この方法は『⑤A首を前後だけでなく左右にも動かす⑤Bコッコッコッコッケッコッ、コケコッコー!と叫ぶ(ってマジかよ)』という追加項目をやると忘年会の『かくし芸対策』にも役立つという一石五鳥という美味しさも有ります(やるわけねぇべよ!)。暖まる、痩せる、ロコモティブシンドローム防止、五十肩のストレッチ③、忘年会芸に役立つ。さぁ今日から貴方も貴女もモノマネ芸人だ!
2016年5月21日に投稿しましたが全快堂の前に店舗共同駐車場が有り、ほぼ毎朝同じ高齢者の車(黒)が駐車します。それが今まで見たことの無いダイナミックな駐車の仕方なんです。斜めに駐車していて隣に停めたら危険な感じがして実際に当てられた患者様(白いボディ)がいて黒いスジが有り、黒いダイナミック車の同じ高さに白いスジが有りましたが何も言って来なかったので以降、その患者様はそのダイナミック車を避けて停車しています(大人の対応ですよね)。その投稿から半年が経過しますが最近『高齢ドライバーの事故』が多いですよね。驚いた事に高齢ドライバーほど『事故をしない自信が有る』と応えるそうです。とにかくドライバーはどの年代でも交通事故を起こさないように、また巻き込まれないようにしなくてはいけません。そして飲酒運転や運転中のポケモンGOは止めましょう!最後にアクセルとブレーキの踏み間違いの発生する原因に①履き物が弛い②座席位置が合ってない③バックの時に後ろを見る為に大きく姿勢をズラすとアクセルとブレーキの感覚がズレる④アクセルを離すと少し進む為に焦ってブレーキを踏み停車しようとする、というのが考えられるようです。寒くなってきて厚めの上着を着ると少し座席を下げないと駄目ですよね。自動車学校で車に乗り込むと毎回必ず座席位置とミラーを合わせたのに自分しか乗らないという慣れって恐ろしいですね。初心に還って安全運転で心の弛みにシートベルト!決まったね!
なんか『Tシャツと私』みたいなタイトルですが(若い衆は知らねえっつうの)電通の残業時間が問題になって各企業は残業時間の見直しに大忙しです。しかしバブルの頃は『24時間戦えますか?』が合い言葉のようになって、今でも私はカラオケで『勇気のしるし~リゲイン~』by牛若丸三郎太を大声で歌っています。少し空気を読まなければいけないので以後自粛します。さて言葉遊びのようですが『疲労』と『疲労感』は別物だそうです。疲労は脳下垂体の視床下部で、疲労感は前頭葉で感じるそうです。私のように『仕事が趣味です』なんて言っている馬鹿者は疲労感は感じ無くても確実に疲労は溜まっているんです。だから身体の『これ以上は危険』というサインを見逃して突然死に至る可能性が有るのです。因みに東洋医学ではストレス的なものは最初に肝臓を攻撃して更に悪化すると心臓が傷みます。『肝極まれば心に至る』のです。私も少し休んで疲労を無くすようにします。PSだから『今日は休診』ではありません。救心救心♪
全快堂に通院している患者様(82歳)が交通事故に遭いました。状況は夕方歩道を歩いていると駐車場からバックで道路に出ようと、歩道を通過した車が患者様にぶつかりました。患者様はその勢いで車道に投げ出され転倒。道路を走って来た車に間一髪、轢かれ無くて済みました。道路を走行していて突然歩道から高齢者が飛び出して来て急ブレーキをかけたドライバーは驚いて運転席から飛び出して立ち上がらせてくれたそうです。これは明らかに事故です。完全な交通事故で運が悪ければ大惨事です。患者様は右の骨盤~膝外側にかけて酷い内出血でした(全快堂来院前日発生の為)。加害者は40代男性ですが一応『大丈夫?救急車呼ぼうか?』と言われたらしいのですが同級生の孫の婿だったらしく騒ぎを大きくしたら同級生に迷惑になると思い断って警察にも連絡せず帰宅して家族にも報告せず。そして事故翌日に全快堂に送って来てもらう車内で長男に告白して激怒されたそうです。患者様は息子が近くに住んではいるものの一人暮らしの為に本人は頭は打ってないと言っていますが、頭蓋骨内で運悪く出血していたら最悪、人知れず亡くなる可能性も有ったと思います。またその方は糖尿病に罹患していて骨粗鬆症で筋力低下が著しく杖が無ければ歩行出来ない状態なのです。そんな人を本人が大丈夫と言ったからと『これ幸い』と走り去るドライバーの常識を疑います。当事者同士が納得しているのに私一人が騒いでも仕方有りませんが。今回は加害者が救急車の要請を提案したのでドライバーに責任が無いのかも知れません。しかし急変して数時間後に亡くなっていたらドライバーの責任は重大となります。だからやはり一応警察への連絡と病院への搬送は必要だったのではないでしょうか?今後は高齢化社会になり高齢ドライバーの過失、高齢者の歩行者の被害者も増えると思います。その時の事故対応も教育していく必要性を痛感しました。
おせち料理を作らない家々が増えていますよね。それに伴っておせち料理の食べ方を知らない人も増えていますよね。新年の挨拶回りに伺った先で、豪華に見せる為の鯛に平気で箸を付ける人には驚かされます。そして何段も重ねて有るおせち料理の作る側も一段目に何を入れるか分かってない人がいますよね。皆さんは分かっていると思いますが確認の為に壱の重には『砂糖を使った口摂り』が入ります。昔は砂糖が貴重でしたからね。弐の重には『酢の物』が入ります。参の重には『焼き物』が入ります。与の重には『煮物』が入ります。そして面白いのが五の重は空っぽなんです。しかし大変良い物が入っています。さて何でしょうか?ここには『福』を入れる為?入っている為?に空になっているのです。全ての重が保存の出来る物が入っていたのと、少し濃い味付けにして保存出来るようにしてあったんです。昔の人の知恵ですよね。そしておせち料理を作る理由には諸説有りますが特に有力とされてる説を2つ紹介します。1つは台所の神様が女性だったので正月早々台所に女性が入ると嫉妬して家を火事にするという逸話から三日間は女性は台所へ入ってはいけない。そこから地方では今でも三日間男性が台所に立ち食事の支度をする所が有ります。もう1つは日頃働いている女性を正月くらいは休んで下さいという意味でおせち料理を作ったという説です。あなたの家ではおせち料理を作りますか?