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うつ病増える?

2020.10.20 | Category: 院長ブログ

コロナに感染すると後遺症になる人とスッキリと回復する人がいるそうですが、とにかくコロナの後遺症は苦しいらしいです。肺胞というガス交換をする末端が硬くなってしまうから「膨らまない=酸素が流入し難い」し、流入出来ても「ガス交換し難い」から息苦しいの極み。想像は難しいですけどイメージするなら酸欠だから「高山病」に長時間なってる感じ。頭痛、肩こり、吐き気に激しい倦怠感と想像するだけでも嫌だねぇ。でも後遺症だからと休んでばかりという訳にもいかないから調子が悪くても社会復帰せざるを得ない。すると今度は周囲の環境が本人を苦しめる。同僚や先方が白い目で実際見ているかもしれないし、単なる被害妄想なのかもしれないが精神的に追い詰められる事態に。世界的な経済不調は収入減という形で表れる。こうなると肉体的、精神的、経済的というトライアングルが出来上がってしまい抜け出すのは難しい。そうで無くてもマスクは息苦しいし化粧をしていれば化粧崩れが気になったりゴムが原因で耳が痛くなったり頭痛や肩こりに。感染が拡大し始めた頃から「新型肺炎で死ぬか金銭的ダメージで倒産し自殺するか」と言われたけど「大袈裟」と言っていたのに現実味を帯びてきました。だから「うつ病」迄は進まなくてもネガティブ思考の人が増えていると仕事をしていても感じます。こんな時でも悪い輩は詐欺に精を出しているから「たくましい」という表現は適当ではありませんが「それくらい強く暮らしていきましょう」と言いたい。生まれた時は裸一貫、何も持たずに生まれてくるんだから、死ぬ時だって何も持たずに逝けばいい。そう考えると少し気が楽になって「もう少し頑張ってみよう」という気持ちになりませんか?死ぬ気になれば何でも出来る。贅沢は無用。立って半畳寝て一畳、飯は喰っても二合半。綾小路きみまろ氏が言っている通り『駄目になったら戻るだけ』ですし、がばい婆ちゃんが言っている通り『人生は死ぬまでの暇つぶし。暇つぶしには仕事が一番ええ』と。人生を達観した人々は違うなぁ。今日も頑張りましょう!

己れを知らず

2020.10.19 | Category: 院長ブログ

今回精神的な話題です。患者様を含めて多くの人々に会って自分のことが分かっていない人の多さに驚きます。勿論私も例外ではありません。そのギャップは何処から来ているのか?それは「自分が思って行動、発言をしている」のと「他人の受け止め」は必ずしも一致しない点に有ると思います。相手の精神状態の状況が時として変化する場合も含めて評価が違ってくるからです。まず他人から見た自分は「大丈夫?」と言ったとすると、相手の精神状態が良ければ「優しい」と感じることが想像出来ますけど落ち込みでいる時には「お節介な人、放っておいて!」「気楽な人!所詮他人ごとなのよね!」と自分の意図するものと違う受け止め方をされる可能性があるからです。また勘違いが生じることも考えられます。先日私がコードレスのイヤホンをしていて開院準備をしていて肩を叩かれる迄、私に話し掛けていた患者様に気が付きませんでした。しかしその患者様は遠くから「おはよう」と何度も叫んでいたのですが私が聞こえていないので肩を叩いたのですけど、もしも患者様の精神状態が不安定なら「私のこと無視しているわ」と受け止めるかもしれません。他にも今ならマスク越しの笑顔は伝わっていないかもしれません。すると「無愛想な人」となってしまうかもしれませんよね。そんな時は日頃の発言やコミュニケーション、行動や発言が大事になってきます。次に自身のことは、常に安定した精神状態なら良いですが喜怒哀楽が有りますし肉体的にも睡眠十分で疲労感も無い時も有れば疲労感満載、睡眠不足の時も有ります。そして精神と肉体の片方または両方の時も有れば「映画を観た」「可哀想な話を聞いた」時のように強い刺激が加わった時の場合も考え方に変化が有ります。そこで注意しなければならないのが情報です。情報が真実なのか、正確なのか。時間的な誤差は?意図的に誘導されていないのか?ということです。誰でも自分が正しいと思いたいです。良い人と思われたいです。そこに間違った情報や悪魔の囁きが加われば人は簡単に変わります。今世間を騒がせている持続化給付金詐欺。巧妙に話を持ち掛けてくる輩がいます。犯罪の片棒を担がないようにしましょう。また一概に悪いとは言えませんけど不安だらけの現在『新興宗教』が流行るタイミングです。自身が「救われた」と満足していれば他人が口を挟む筋合いではありません。とにかく「私は騙されない」「私だけは影響を受けない」と思っている『あなた』が、結局は「最も自身を知らない」と思った方が良いでしょう。自身の評価は世間が決めるものですが間違って欲しくないのは「世間の評価ばかり気にして自身を偽って生きること」です。また時代が変われば評価も変わることも有ります。私は常々「自分が分からない」と思って生きています。

絶滅危惧種

2020.10.18 | Category: 院長ブログ

先日「ディープフェイクポルノ」の件で摘発された事件が有りました。私は再三再四投稿していますが『超超アナログ人間』なので携帯電話さえ使いこなせません。だから今後生きていくうえで大変な困難に遭遇することは予想されます。しかしその困難とは捉え方が間違っていました。私の考えでは困難とは「便利か不便か」「時間の浪費か短時間か」という程度で考えていました。しかし元国営放送のアナウンサーが『アイコラ』という技術で他人の水着画像に顔を貼り付けられていた事を理由で大きな仕事を逃したと告白していました。勿論フェイクなのは会社側も承知していたのですが「イメージが悪い」との理由から外されたと。こんな理不尽なことが有りますか?他人の人生を狂わしてしまう技術には早急な法整備が必要と思います。やった側は軽い気持ちかもしれません。しかしもしも重要なポストの人々がフェイクによって発言内容を書き換えられて相手方が信じてしまえば商談等々が破談する可能性も有りますし、もしも各国のトップ級の人物のフェイクなら戦争に発展する可能性さえも有ります。写真が動画になり声紋さえ加工されて本人と疑う余地が無くなったら何を信じたらいいの?大変失礼かもしれませんけど、あまり興味の無い芸能人の不倫問題もフェイク?こうなると逆にトランプ大統領のように「それはフェイクだ!」と逆手に取って乗り切る手段も出てくるでしょう。しかし「おれおれ詐欺」だって「風邪引いて」と声を変えなくても、フェイク画像から堂々とテレビ電話での詐欺も将来発生したら、あなたは見破れますか?やはりアナログ人間は絶滅危惧種ですね。

皮膚こそ

2020.10.17 | Category: 院長ブログ

神経は体内に豊富に有ると考えている人が多い。それが一般人なら良くても治療する側に多いことには違和感が有ります。私のような立場の人間が医師の先生方に物申すのは恐れ多いことではありますけど医師の中でも皮膚を重視しない方がおられることは確かです。検査の目もレントゲン、CT、MRI等々の検査機器は体内を診るものに重点が置かれています。「皮膚なんて見れば分かること。検査機器は無用」ごもっとも。しかし皮膚を調べる機器を進化させれば医学は急速に進歩すること間違いないと考えます。先に述べたように神経がもしも体内に豊富ならば『がん』により蝕まれた病巣が広範囲に広がって手遅れになることが無い筈です。それほど体内の神経は手薄なのですが、一方「皮膚」は感覚が鋭いです。蚊などの「虫刺され」や熱い物に触れた時も瞬時に分かります。レースのカーテンが微かに触れても分かるのは神経が豊富=センサーが豊富ということで人体は「皮膚こそが大事」と考えて神により?創られていると思います。したがって治療のポイントも「皮膚」に有ると考えています。私が重要視しているのは勿論「腸」です。しかし治療ポイントは皮膚ですから鍼も症状によっては深く刺入しますけど殆んどが接触鍼か刺入しても1~2mmです。皮膚は非常に多くの情報をくれます。また皮膚への治療は驚くほど効果が有ります。乾燥の次は低温と皮膚には辛い季節が続きますがスキンケアをしてバリアを壊さないように注意しましょう。

座して死を待つ?

2020.10.16 | Category: 院長ブログ

日本学術会議のことを先日投稿しました。但し言葉足らずで誤解を受けたことが分かりましたので続編を投稿させて頂きます。森友問題で人命が失われているのに(他に加計、桜を見る会、自粛期間中の旅行等々)再調査しないという態度が政権に対する国民の不信感を与えているということは否めません。これは政権側に問題が有りますので始めに承知して頂き読んで下さい。さてメディアもフェイクニュースとは言わないまでも「情報操作」するかの如く国民を政権不信に先導しているように思えます。確かに6名は政権側とは意見の相違が有る、又は有った人物かもしれません。そして正式な政府見解が発表されていない現時点では、あくまでも想像でしかありませんけど「政府の方針に障害と成り得る見解の持ち主を除外した」と捉えられることは多くのメディアや国民の感じるところだと思います。結果任命せず問題になっているのですが、それならば「日本学術会議は過去に自分たちの意見に合わない人々を排除したり学問の自由を奪ったことは無いのか?」と問いたい。日本学術会議が発足(1949年)当時はまだ日本が戦争当事国で危険視されていましたので「軍事研究は行わない」という声明発表を1950年と67年にしました。しかし現在の世界情勢は激しく違っています。『眠れる獅子』だった筈の中国は今や米国を凌駕する勢いです。中東や北朝鮮も何時暴発するか分かりません。ロシアも共産圏の再構築に余念が有りません。では「日本の現状は?」となると北方領土は3000億円渡しても返還されず北からの脅威は未だに消えず、北朝鮮はミサイル発射を繰り返し尖閣諸島には引っ切り無しに中国船が迫っています。もし中国が突然実力行使をして「尖閣諸島」に上陸したら日本はどうするのでしょう?「尖閣諸島は無抵抗で渡しますから日本国民の自治権は保証して下さい」が通用しないことはモンゴルに対する政策、チベット自治区や香港への対応を見ていれば分かることだと思います。さすれば時代に対応して国立大の大学院での自衛に関する研究等も当然しなければ『座して死を待つ』ことに成りかねません。勿論専守防衛に徹して間違っても先制攻撃が有ってはなりません。しかし今日の世界情勢を見る限り永久平和などは「絵に描いた餅」でしかありません。自民党の独裁政治のような長期政権がメディアの「自民党憎し」という意識になり、報道の偏重を助長させているのかもしれません。しかしメディアがフェイクニュースや情報操作ではいけません。事実のみを正確に伝え、公平中立の立場を堅持し受け止める側に委ねることがメディアの指名だと考えます。長くなりましたが結論を申しますと「政権は不都合な人物の任命もする」「学術会議は時代に対応した研究もする」「メディアは社説等々は良いが社の方向性を押し付ける内容で多くの紙面を使わない」ということです。日本学術会議に言います。学問は日本国民を守る為に最良の方法を考える術です。戦争は絶対に避けるべきです。但し「抗う」ことも時には必要です。その衝突を回避する術と、衝突するなら最小限の被害で済む方法を考えることが日本学術会議に求められているのです。

腸 脳さえ支配する

2020.10.15 | Category: 院長ブログ

NHKのBSPでやってる『ヒューマニエンス』では今夜15日20時から「腸 脳さえ支配する?」という題名でやります。是非とも見て下さい!腸は偉いんです。脳よりも偉いんです。勿論内容は分かりませんけど題名から推察するに腸の素晴らしさを教えてくれる内容だと思いますので必見な筈です。

常識として

2020.10.14 | Category: 院長ブログ

昨日今日と全快堂の前の駐車場で浄化槽の工事が行われています。先日工事予定だったのが台風が来そうと前夜に「明日の工事は中止」と突然一方的に。でも前夜の天気予報で進路的には大丈夫と分かるものでしたから「何で?」と思いました。結局台風は来ずで工事が出来たと思いますけど、此方としては一ヶ月前からの予約患者様を全て割り振って移動してもらっているから大変でしたし患者様に多大なご迷惑をお掛けして大変申し訳なくて。でも今回の工事ですが「常識が無い」というのは上記のことではありません。全快堂の開院の8時には工事関係者は一切居ないのは結構です、たとえ駐車場を封鎖していても。しかし工事開始の時点(9時)でも、水道が使えないという9:30~13:00でも何の挨拶が無いんです。此方は「足湯」も「トイレ使用」も我慢しているのに何の伝言も無い始末。だから此方から「13時には水道は使えるんですね?」「明日は朝から水道は使えるんですね?」と質問する始末。水道使用禁止で困ることぐらい小学生だって分かると思うけど。「工事終了しました。もうトイレも使って下さい」と言えないかなぁ。あなたが「水道使えません」といわれ待ってる立場なら分かると思います。下請け?と云えども「人として」の常識は何処に行ったのか。入り口と工事の場所は5m離れていません。私も将来治療院を建てようと考えていますけど業者選定は慎重にしようと思いました。

縁の下の力持ち

2020.10.13 | Category: 院長ブログ

季節の変わり目を何で判断しますか?暦ですか?この仕事をしていると患者様の訴える諸症状で秋の到来を感じます。エネルギー不足の人ほど敏感に季節の変化を察知してしまうのです。秋は乾燥の季節ですから再三再四投稿していますけど今年は特に「口呼吸は命取り」になります。スマホやパソコンによる姿勢の悪さからの口呼吸は気道の乾燥を一気に高めます。繊毛は潤っていてこそ効果を発揮しますからウイルスは簡単に関門を素通りしてしまいます。鼻呼吸なら鼻毛→鼻粘膜→扁桃腺と気道に入る迄に関門がいくつも有りますし鼻は口に比べて狭いから少しでも抵抗が大きくなりますが、口は食べる為にありますからウイルスのような小さな外敵に対応するように出来ていません。また一説によると「ヒトだけが口で呼吸出来る」と言われています。確かにチンパンジー等の一部の類人猿も少しは可能らしいですがヒトほど完全に口呼吸出来ることは不可能らしいです。だから進化がまだ未熟な為に器官が誤作動してしまう=誤嚥してしまうのです。高齢者は特に注意が必要ですが急いで食事をしていたり口に緊張感が無いと誤嚥の危険性が増します。しかしここで難しいのは「くいしばり」の問題です。歯と歯を常時合わせることは歯を痛めるだけで無く顎関節症、肩凝り、頭痛等々の原因にもなりますから「歯と歯は合わせては駄目」なのが本来の姿です。「じゃあどうすればいいんだよ」と文句を言われそうですが『口唇は閉じるが歯は合わせない』のが模範解答です。更に『舌を上顎に着けておく』のが大正解です。全快堂の患者様には舌の強化は全身の筋力の為に常に訴えていますが鼻呼吸で感染症にならない為に、誤嚥性肺炎にならない為にも、そしてコロナ等々の感染症に罹患しない為にも舌が重要です。「舌を出す」「舌なめずり」「舌先三寸」舌のイメージは悪いですが舌は重要な役目をしているんです。「縁の『舌』の力持ち」なんてね(上手い!)。

厄介な年

2020.10.12 | Category: 院長ブログ

陰(秋冬)から陽(春夏)になる時は「精神的」な症状が、陽(春夏)から陰陽(秋冬)は『肉体的』な症状が多いと繰り返し伝えてきました。しかし今年はコロナ禍で精神的な人が秋冬の陰が訪れても一向に減らないどころか年中多い厄介な年になりました。「私は大丈夫」という人でも「耳が詰まった感じがする」とか「フラフラめまいがする」とか日頃感じていない身体の不調を急に感じ始めた人が増えています。そんな時は可能であれば少し歩いてみて下さい。すると気分が変わると共に呼吸が大きく深くなるので不快感が軽減します。是非試してみて下さい。「明けない夜は無い」もう少しでコロナ禍から解放されると信じて笑顔笑顔。

摂生保健

2020.10.11 | Category: 院長ブログ

北里柴三郎さんが新札の千円に載ります。現在「北里」といえば病院?大学?細菌学者?少し詳しい人なら「第一回ノーベル賞最有力候補者だった。いや彼こそが第一回ノーベル賞の獲得者だったのだ」という人も居るかもしれません。私も詳しく北里先生の人物像と人生を知りませんが、私が目指している全快堂の基本理念である『摂生保健』を1878年という明治初期、まだ「予防医学」なんて世界中探しても皆無の時代に発想していた「偉人の中の偉人」であるということだけは分かります。現代でさえ病気になると「日頃の行いが悪いからバチが当たった」「何か悪いことしたかなぁ」という人が居るのに光学顕微鏡しか無い、150年も前に「人民に摂生保健の方法を教え体の大切さを知らせ病を未然に防ぐ」という基本理念を考えていたのは、やはり超人、私のヒーローで有ります。ここで飛躍しますが内務省管轄だった⚪⚪は文部省管轄になった時に「文部省管轄になると自由な研究が出来ない」と北里は研究所を辞職して私財(現在の金額で三億円相当)で明治26年に日本初の結核研究所『土筆ヶ岡養生園』(後の北里大学・病院)を造り、一緒に辞職してしまった数十人と運営しました。現在問題になっている「日本学術会議」の問題。全員で辞めて「『新』日本学術会議」という機構を作って政府に提言する資格は無くなりますけど「民意に最も近い、政府にとって最も厄介な学術組織」として存続して欲しいと思います。未だに縦割り行政の問題点を解決出来ないのに、150年も前に自らの力で解決した行動は「素晴らしい」の表現だけで済ますことが出来ないほど凄いことだと思います。まだまだ偉大な功績を残した北里柴三郎先生なので自分で調べてみては如何でしょうか?

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三