全快堂の秋の治療で皆様にしなければいけないことが有ります。それは『呼吸』に重点を置いた治療です。秋は「肺」がダメージを受ける季節と東洋医学では言われています。夏の疲れに加えて乾燥も肺にダメージを与えます。またコロナ禍で運動不足やマスク生活も肺にはダメージが少なからず有る筈です。当然のことながら肺への治療はしますけど他には「姿勢」を真っ直ぐにする所謂「猫背気味」な姿勢を直す治療を暫くの間心掛けなくてはいけません。現代人の猫背は深刻です。パソコンに車の運転、座る時間が長くなったことも猫背を助長します。当然のことながら猫背は肺を圧迫しますから深い呼吸が出来ません。また猫背は消化器も圧迫しますから腹圧が上がり逆流性食道炎をも原因になり兼ねません。秋とは言わず年中「猫背治療」をすれば肩こり・頭痛・腰痛等々の改善も期待出来ますから必要ですが普段なら言われて対応ですが暫くは「言われなくても」猫背治療をします。最後にこのブログは治療関係者の方も読んでおられるので専門的になりますが「私の秋の猫背治療」は『小胸筋』を中心にするつもりです。
帰省したら両親や祖父母、もしかすると兄弟や友人の中でも「あれ、性格変わったなぁ」と感じた人が居たかもしれません。コロナ禍で生活が一変したことで性格が変化しても当然と言われればそれまでかもしれませんけど、もし病気の影響で性格が変化しているとしたら早期に対応しなければいけません。最近は水疱瘡のワクチン接種の影響でヘルペスウイルス感染からの帯状疱疹が高齢者を悩ませています。ヘルペスウイルスが脳炎を引き起こしたりヘルペスウイルス6型が「うつ病」の原因になるという研究報告がされていると聞きます。ヘルペスウイルスが原因だけでは無く脳梗塞や認知症でも性格が変化します。この場合は往々にして「怒り易くなる」変化が有ります。少し会ってないと些細な変化を感じ易いものですから「何かおかしい」と感じたら刺激しないように検査へ誘導しましょう。
毎日コロナ感染者数の発表が有ります。初めの頃は一喜一憂したり驚いていましたが、現在では慣れてしまい良くないですけど恐怖よりも「ああ多いなぁ」くらいの感じになってしまいました。その感染者数も今後は発表が有るのか無いのか不透明に。しかし繰り返しになりますけど『志村けん』さんが亡くなった頃と違い衝撃度が遥かに小さくなってしまいました。もう国民誰もがいつ感染しても驚かない状況です。総理大臣さえ感染する、ジャニーズのメンバーさえ感染する、長渕剛さんさえ感染する現在、明日いや今日私が感染しても不思議では無い状況です。コロナウイルスは「志村けん」さんが亡くなった頃に比べて弱毒化されているとの印象を受けますが、それは「たぶん」間違ってはいないでしょうけど真相究明には至っていません。もう二年ほど前になりますがブログで書いたようにウイルスは強力で直ぐに宿主の生命を奪うようなことが有れば自分たちも生き残れなくなってしまうので「生かさず殺さず」の匙加減に到達しているのが現状です。だから決して人類がウイルスを支配しているのでは無く「ウイルスが」自身を調整しているのが現状です。ワクチン接種もPCR検査も「全く」機能していない=誰がいつ感染しても不思議では無いのです。失礼な表現ですけど正に「運が良いか悪いか」「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の『占い』の域に到達した無力の人類です。またまた大変失礼な発言をしますけど厚顔無恥とはコロナ感染症の為に呼ばれた医師のコメンテーターのことで、何も分かっていないのに喋って高額な出演料を貰うのは呆れるのを通り越して尊敬に値すると思います。分かっていれば、正しい理論なら世界中の感染者数が減る筈ですから現在の考え方「間違っている」ことは一目瞭然です。結局昔から「睡眠・運動・栄養」と言われていますが、それに尽きるのです。大谷翔平氏がインタビューで睡眠を特に重要視していることに気が付きました。彼ほどの選手なら能動的に出来る運動と食事は調整出来ますが睡眠は寝具や部屋の照明・室温に細心の注意をしたとしても熟睡出来るとは限りませんし、目的である疲労回復が達成出来るかは分からないのです。大谷翔平氏に勿論直接質問したことはありませんけど、もしかすると敢えて睡眠・運動・食事で一番重要視しているものを尋ねれば「睡眠」と応えるかもしれません。寝苦しい夏も終わりが近づきつつあります。夏の疲労を秋の夜長で回復して下さい。
シン・全快堂になって新患の受付には消極的でした。新天地で不慣れということも有りましたけど最大の理由は既存の患者様方に迷惑がかかる懸念からでした。しかし「いつまでなの?」と何度も突っつかれて重い腰を上げたのですが「やはり」ということが有りました。多くの患者様が午前中を希望します。また平日治療に来ることが難しい方も居ます。そんなこんなで旧全快堂で土曜の午前中は人気だったのでシン・全快堂では平日の夜を仕事終わりでも来れるようにと平日夜の治療時間を拡大したのと土曜午後の治療も行って土曜午前の集中を分散しました。とはいえ土曜午前の治療希望者は多いのは事実です。そこに新患を無理やり入れたら「濃厚接触者になりました」との電話です。濃厚接触者になるのは仕方ないです。でも予約時間直前になってからの連絡って何んだよ!分かった時点で直ぐに電話しろよ。朝から3件「今日(土)の午前中空きは無いですか?」って電話有っても全部断ってるんだよ!と言いたいけど混んでいるなんて新患は知らないもんね。結局は私のミスです。残念です。ヒロシです。
暑かった夏の終わりを告げるようにセミが鳴いています。夏バテの理由や夏の疲れについては色々なサイトでも盛んに取り上げられていますし、このブログでも投稿しましたので「今さら」と思わず読んでちょっ。暑い気温と火照った身体をエアコンの部屋と冷たい飲食物が急激に冷ましてくれると自律神経は冷まして良いのか、逆に体温を上げないといけないのか混乱します。職場や外出先や家庭が毎回「外気温」と同じような温度から身体に優しく徐々に気温を下げてくれれば自律神経も疲れませんけど、居間は涼しく廊下やトイレは暑くでは自律神経は対応が難しいです。それが引っ切り無しに繰り返された夏の終わりには疲労蓄積がピークに達して体調不良に陥ることが理解出来ると思います。ではエアコンも冷たい飲食物が無ければ良いのか?脳は42℃を超えたら変性しますから自律神経は40℃に迫る異常気象の現代、少し動けば体温上昇してしまう為に放熱作業に没頭します。だから人為的に冷やされ無くても疲労します。実際にはエアコンや冷たい飲食物で急激に直腸体温が下がり過ぎれば体内酵素が最も働く37℃前後の直腸体温を維持しようと今度は自律神経が体温上昇に転じますから疲労蓄積が著しい秋口は体力が乏しい高齢者は残念ながら倒れます。さてエアコンや冷蔵庫という恵みに包まれた現代人が快適な生活に決別出来るのか?それは暑くても一日に最低一回は汗を出し過ごしてきたか?に左右されます。快適な生活は自律神経の疲労蓄積を抑える一方、機能不全に陥らせる危険性も孕んでいるのです。これに慣れてしまうと使わない機械が錆びて動かないように色々な変化に急には対応出来ない身体になってしまいます。やり過ぎも駄目ですが過保護はもっと駄目です。そろそろ徐々に快適生活に決別してピークを過ぎた残り少ない夏を満喫しながら身体の徐行運転を始めましょう。
繰り返しになりますが今週小分け盆休みを貰いました。結果として今週は96%を超える予約状況で毎日の予約電話を断ることが繰り返されています。たった一日だけ2ヶ月前から予定し予約表に書き「突然の休み」では無くても予想外に予約が難しい状況に陥ったことは大変申し訳なく考えております。更に追い討ちを掛けるように断り続けている電話の中に「転倒時に胸を打って10日経過して急に胸の痛みを訴え一睡も出来なかった」という危険な電話が有ったので満員で時間外の掟やぶり対応をせざるを得ない状況になりました。ニュース等でご存知かもしれませんけど心臓付近に強い衝撃を受けると心停止の可能性が有ります。野球のボールが胸に当たり亡くなってしまった子供の話も有りますから慎重に対応しなくてはいけません。患者様の場合は転倒して手を出したのですがテーブルの角が胸を直撃。涙を流しながら七転八倒したらしいのですが、その後の日常生活には何も支障は無く動いていたらしいです。しかし10日経過して急に胸の痛みで一睡も出来ず電話をして来ました。病院ではレントゲンで「異常無し」の回答のみで湿布が出されたけど痛みが引かずの電話でした。レントゲンは硬い骨の骨折は得意ですが軟骨の異常や特に硬い骨と軟骨の離解は大変苦手ですから何かある可能性は否定出来ませんでした。ましてや不整脈等の心臓や呼吸困難が有れば大事にもなりませんから直ぐに対応しました。患者様のカルテを見ると以前にも心臓付近では無い肋骨をやはり転倒時に強打しテーピングをしていました。その時に直ぐに痛みが無くなったので今回も来たとの事でした。当然経過観察は必要ですがテーピング等々の対応後の呼吸や体位変換に痛みは無くなり笑顔で帰られました。その場合は特別ですが都合の良い予約時間指定は難しい状況が続いていますので「どうしても」という患者様は9月1日から11月の予約を開始しますので早めな対応をお勧め致します。但し「キャンセル」「予約変更」の多い人は昨日も一名の患者様を『出入り禁止』にしましたので十分ご注意下さい。最後にお笑い芸人が胸を拳で強く叩くネタが心停止の危険が有り禁止になりました。ふざけて胸を叩くことは止めて下さい。
聞き流して頂いて結構です。何故なら「どうせ営業でしょう」と思う人に『最も聞いて欲しい内容』ですが、このタイプの人は「キリギリスタイプ」なので尻に火が着かないと分からないので本物のキリギリスと同じで冬が来たら死ぬタイプ。どれだけ周囲が注意を促しても「自分の人生なんだから好きにさせて」と、まるで一人で生きてきたかのような考え方、口ぶりで最後には「何が有ってもあなたには迷惑掛けないから」と開き直りに等しい捨て台詞を言う人が多いからです。そう言いながらも半身不随や寝たきりの方が「金はいくらでもやるから何とかしてくれ」と泣かれたことが何回も有りますが残念ながら『時既に遅し』です。確かにロボット技術の発展で麻痺側の回復も目覚ましい効果が期待出来ます。しかしまだまだ高額医療です。「支払っても保険だから戻ってくるだろう」と考えている人に考え方を改めてもらわなくてはいけません。以前「透析の人は引っ越してもらわなくてはいけません」という小さな街の話をしました。透析患者一人で一年間に500~600万円が必要になるので財政困窮の街では対応出来ないのです。逆の言い方をすれば「透析は儲かる可能性が非常に高いビジネス」なので透析患者の奪い合いが見られることが裏付けています。往復送迎は最低限で透析中は好きなDVDが見れるとかサービス満点。「ずっと働いて保険料払込んだから使ったっていいだろう!」と言う人がいますけど最低年間500万円を10年なら5千万円、20年なら1億円を払込んだんですか?それ以外にも多額の医療費が使われていることを知っているんですか?仕方なく病気になってしまう人には言いません。生まれつき身体が弱い人は仕方ありませんし家庭環境でインスタントやレトルト食品、食品添加物ばかりの食品を食べざるを得ない人もいますから。でも好き勝手な生活をし忠告を無視して国民の大切な医療費を使った結果、日本の財政は現在本当にヤバい水域に入ってきたんですよ。そうなると事故や現在の感染症等々で生命の危機に瀕した時に今後は医療が受けられない人も出てくるかもしれません。私を含め誰だって次の瞬間に脳や心臓の血管が詰まる可能性が0ではありません。しかし医療費が無ければ救急車も来ず病院に行ったとしても適切な処置を受けられないかもしれないのです。だから少しずつでもいいから国民一人一人が医療費を使わないように努力しなければいけません。「使わなきゃ損」という声をたまに聞きますけど『あなたは間違っていますよ』と言いたい。あなたの子供や孫が苦しむんですよ。「私には子供も孫も居ないから関係無い」という人。もう直ぐそこまで医療崩壊が来ているから老い先短いと思っていても影響を受けてしまうかもしれないんですよ。だから以前からスポーツ施設や一人で努力し医療費を使わない人に何か還元しろと訴えてきたんです。でも提供する側は病院に来なくなり重症になってしまうと取り合わない。しかし重症になって来院したら徴収される医療費が少し増えるペナルティを課す等々の工夫も検討するべきだったのです。既得権益を守るだけしか考えられない輩が国を支配しているから日本は腐ってしまった。龍馬の「日本を洗濯する」必要があるよなぁ。国葬に金を遣っている場合かよっ!
6月4日に移転開院したシン・全快堂ですが24年間の潜在的患者数は凄まじい数の為に全ての患者様に移転したことを周知させることは当然のことながら不可能です。その為に二ヶ月間の電話転送期間を設けて参りましたが「そろそろ」その転送も終了となります。新しい診察券に変わった方はQRコードも印刷して有りますのでHPも簡単に見れますが、5月の後半から電話しなかった特に遠方の患者様には大変ご迷惑をおかけしますがお許し下さい。「遠方」と断ったのは昨日も6年ぶりの患者様が突然来たり、通ったら全快堂って書いて有ったから予約しに来たという近郊ならではのパターンが有りますが、遠方では「豊明で一番大きな郵便局前」「前後駅近くの旧街道沿い」「知多新四国一番札所近く」と言っても偶然通る確率は0に等しいので電話は唯一の連絡手段でした。それが「そろそろ」終了となりますことは誠にご迷惑をおかけし申し訳ないことでございます。途切れた方は全快堂とは縁が無かったと割り切って頂き、また新しい医療機関を探して頂くことに専念して見聞を広げると思って励んで下さい。冷たく聞こえるかもしれませんが何でも限界は有りますので。ところで全快堂の電話番号を登録して頂かないと着信履歴を見て折り返し電話しても繋がりませんので宜しくお願いします。では最後に登録しない方へ全快堂の電話番号の覚え方を市外局番「0562」は覚えて頂き「85」は『屋号』と。「ー」は『は』と。「5973」は『極並み』と。「85-5973」『(全快堂の)屋号は(特別では無くて)極並み(です)』ヨロシク(4649)あっこれは覚えないでね。
24日(火)は休みです。お盆の休みを12日と24日に分けて取りました。気が小さいので長期間纏めての休みが確保出来ないので分けての休みになりましたから電話しても出ません、ごめんなさい。そして本日予約の空きは無いので御了承下さい。家族が感染して濃厚接触者になった患者様が泣く泣くキャンセルされましたので空きが出ましたけど瞬時に埋まってしまいました、ごめんなさい。因みに25日は現時点で18:45と19:30のみ空きが有りますが直ぐ埋まる可能性が有りますから埋まったらごめんなさい(謝ってばかりです)。
学生時代に「良い治療家は患者の気持ちが分かる人のことをいう」と教えられました。「患者の気持ちが分かる」とは経験するのが確実ですが「病になる」ことが理想(今ならコロナ?)でも罹患するのは危険なので「せめて熱中症ぐらい」と危険を承知で無謀な実験をしてみました(良い子は真似しないでね)。月曜は昼に終わるので先週月曜に急いで昼飯を摂って直ぐ炎天下を2万歩程歩き「軽い熱中症になってみよう」と挑戦してみました。もう一度言いますけど熱中症は大変危険で絶命する危険や後遺症の危険も有ります。絶対に止めて下さい。朝から水分摂取を控えめにして水分も持たずに歩きました。残念ながらというべきか幸いにもというべきか軽い熱中症にもなりませんでした。そこで学んだことは筋肉が水分を保持するダムで有ることは伝えましたが「こまめ」に日頃から水分補給をして全身に水分を保持させておけば直ぐには水分不足には「ならない」ということでした。直前に水分を纏めて補給しても正に「その場しのぎ」で脚がつったり、ふらついたりの軽い熱中症症状が発現する危険性が有ります。水分摂取を含め「何でも日頃から」です。