子供の肥満は親が原因なのか？と質問されて調べてみました。私の考えの結論は「濃厚」となりました。というのは「父親が太っていると子供が肥満体型になる確率は40％」「母親が太っていると子供が肥満体型になる確率は60％」「両親が太っていると肥満体型になる確率は80％」というデータを発見したことです。最初は半信半疑でしたが考えてみれば遺伝子や腸内細菌の影響が大きいことに加えて生活習慣が決定的に影響していると考えると十分信憑性が有ると思ったからです。まだまだ一般的な家庭では母親が料理を作ることが多いですから最低限思春期迄は母親の手料理、母親の好きな食べ物を多く摂取する筈です。その成長期は身体がつくられるので似てくるのは当然です。また父親が運動していると、それを見たり子供が運動する機会が増える傾向にあると考えられます。逆に親がゴロゴロしてテレビの前で菓子を食べている光景が日常的になれば子供たちも影響を受けると考えられます。したがって食べ物と環境要因から両親の影響を受けると考えました。冬は寒くて外に出たくないのは分かりますけど子供の視線が有ります。年末年始に豪華な食事、不規則な生活習慣で太るのは「あなただけ」ではありません。無理は駄目ですが自身の為、延いては子供の為に規則正しい生活を心がけたいものです。

現代人、特に日本人は世界的にみても寝不足民族です。それは「勤勉な日本国民で長時間労働だから」と思っていませんか？しかし本当は濃度が薄い集中していないダラダラ仕事が多いのかもしれません。「私は違う！」というなら否定はしません。但し多くの日本人の効率が悪いことは事実です。その代表例は海外の人が驚く無駄な？会議。回数は多いし会議室には椅子が有る。だからなのか会議時間が長い。日本人は世界で最も長く座る民族でもあることが分かっていますが各自の仕事以外に長時間会議が『座る民族』を決定付けているのかも(何だその名称は？)。会議が多く長時間座っているだけ？いや仕事をしているのに日本の世界的な地位は下がる一方。これでは長時間勉強しているのに一向に受からない浪人生みたいです。他国はバカンスが有るほど労働時間が短いのに日本よりも裕福に暮らしている(確かに色々問題は有るが)。座る民族の日本には、もう一つ名前があります。それは『睡眠負債超過民族』です(私が勝手に付けてるだけですけど)。通勤で寝て会議で寝て、ボーっとしながら仕事したって効率向上は望めません。睡眠時間を増やす努力は必要ですが寝る直前迄の携帯では深い睡眠は得られません。また頭ばかり使っていても良い睡眠には無理があります。少し運動する、とはいえ時間が無い。それなら通勤や社内で階段を積極的に使う。エレベーターやエスカレーターを減らし歩けばSDGSになり肉体疲労➡️深い睡眠➡️生産性向上が期待出来、医療費削減にも繋がる。身体を動かすことに抵抗が無くなったら休日にも軽い運動をしてみましょう。これから続くイベントに浮かれてないで良い子は早く寝ましょう(サンタさんが来てくれないよ)。

11月29日午後4時半前に東京都立大学教授で社会学者の『宮台真司』氏が切りつけられた事件。記憶に新しいと思いますし犯人にまだ逃走中と言われています。そして事件から13日後に犯人と見られる男の画像を公開して情報提供を呼び掛けました。私のような素人が捜査に関して口出ししてはいけないことは百も承知の上で敢えて言わせてもらえば「何でもっと早く画像を公開出来ないのか？」と言いたいです。犯人か決定的証拠が無い時点では色々と不都合が有るのなら既に行っている「何らかの事情を知っているであろう人物」という形で公開すれば良いと思います。13日後に公開って犯人が同じ服装で彷徨きますか？特徴的な帽子だったら尚の事その帽子を着け無いと考えられます。現代では殆どの国民が携帯を持っていますから「この人を探しています」と通知すれば確保出来るタイミングは一気に上がります。そして事情を聞いて現場が荒らされて無く証拠が新しい時点で証言に不審な点が無ければ「無関係でした」で冤罪は防げて早期に真犯人を探せます。それは無駄な経費の削減にも繋がります。犯人しか知り得ない情報、追い詰める時の決め手を公開出来ない等々の理由は沢山有るかもしれません。しかし小さな子供が消えた捜索願とかでも警察の意向なのか両親の意向なのかは不明ですが公開捜査に踏み切るのが少し遅いように感じます。国民が一致団結すれば発見率も格段に上がり早期に解決すれば捜査員も他の事件に当たることが出来て治安維持にも繋がると考えるのは素人ですかねぇ。フェイク情報も正しい情報が出ないから「らしいよ、知らんけど」から断定的に発展する傾向が有るので尚更早期に正しい情報を出して誹謗中傷コメントを抑える為にも努力はされてるとは思いますが出来る限りの早期情報公開を考えてしまいます。

「飯を喰えば動くことが出来てクソも出るし眠くなる」んです。誰に教わった訳でも無く産まれたばかりの赤ちゃんでも野生動物でも出来ること。ところがヒトは欲望の塊だから自然の法則に逆らって行動した結果体調を崩す。自然に還れば健康になることが分かっている筈なのに。何故邪魔をするのか。この邪魔は欲望の裏返し。「もっと良い暮らしがしたい」から始まり「もっと楽したい」になり健康面では「もっと良くなりたい」「もっと楽に動けるようになりたい」で、それは「若返りたい」に繋がりますが、「養老の滝」じゃあるまいしそれは不可能、アンチエイジングも限度が有ります。ところで欲望が過大に有る人は騙され易いから痛い目に遭い易い。当然の如く欲望を利用して人が人を騙すし欲深い人ほど簡単に騙せる。「私は絶対に騙されない」なんて言っている人ほど簡単に騙される。騙されないようにするには冷静になることが大事なのは分かっている。でも高齢者に限らず騙される。そんな時に他人は正しい判断が出来ることが多い。何故なら自分は損得勘定が無いから。騙された人が「儲けようとは思わなかったけど損はしたく無かった。その心の隙間を突かれた」とニュースで聞きました。こじつけかもしれませんけど冷静な判断にも大いに腸の状態は関係していると治療していて感じます。イライラしていると必ずと言って良いほど腸が不調です。自律神経は腸を良くも悪くもします。それは恐ろしいほど精神状態に直結しています。別名「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは腸で9割産生されることからも分かるように快「腸」で有れば気分が良いのです。いつも快便の人は元気で明るく優しい人が「比較的」多く、逆に便秘や下痢気味の人は壮快ではありませんから気分が良い筈はありませんので言葉遣いや態度に出ます(これはあくまでも私の見解ですが快便だと誰でも気分が良いと思います)。その快腸にする手助けは自律神経・腸内環境・腸内細菌・食事内容を含む生活習慣に有ります。原点は腸だから腸を良くすれば身体が楽になり性格も良くなり明るくなる。幸せを感じるのは「脳」だと思っている人が居ますけど大きな間違い。腸が良くない幸せは薄っぺらな幸せだと思って下さい。一時的な幸せだとしても腸が良くなければ病気に成らなくても幸せを感じ難い筈。年末年始のイベントが数珠繋ぎでも羽目を外し過ぎないようにしましょう。年末年始は詐欺が多くなりますので注意・注意・注意！

珍しく今週は日頃予約が難しい木曜日と金曜日に空きが多いです。先週は異常なほど忙しく週間では95％を記録、また最近は横着して報告してませんですが日曜・月曜・昨日の火曜と満員でしたが本日は朝イチの患者様がキャンセル、朝イチのみ空きが出来て以降は満員でしたから日月火水と満員で木金に余裕と今週は珍しいです。こんな時は予期せぬ出来事が起こるかも。年末は人の動きが活発で事故も多発します。時間に余裕を持って落ち着いて行動しましょう。

二種類の薬が注目されています。一つは『葛根湯』で、もう一つは『小柴胡湯』ですが、今回の場合は『小柴胡湯加桔梗石膏』です。何度も繰り返しますが私は医師でも薬剤師でもありませんから調合は勿論、薬の服用を勧めたり止めさせることは出来ません。その上で以前『小柴胡湯』と『葛根湯』を各々投稿したことが有ります。葛根湯は落語があるほど「とにかく何でも効く薬」と江戸時代から重宝がられていました。何でも効くから医者に何か言えば葛根湯という笑い話です。小柴胡湯加桔梗石膏は笑い話では済まされません。前回投稿した時は『小柴胡湯加桔梗石膏』ではありませんでしたが小柴胡湯＋桔梗＋石膏の小柴胡湯が問題なのです。前回も忠告したのですが漢方薬本場の中国では『小柴胡湯』は慢性肝炎の特効薬的な扱いが正しく体調悪化の時に極々短期間の服用が指示される薬剤というものです。極々短期間だけど特効薬ということは『劇薬』を意味するので日本に蔓延る(はびこる)「漢方薬は優しく効く」とか「漢方薬に副作用は無い」なんて間違った考え方は直ちに修正して「漢方薬は指示通りに服用しないと恐ろしい薬剤である」と日本国民全員に周知して欲しいです。しかし残念ながら過去に小柴胡湯を数年間続けて処方して副作用により患者様が亡くなってしまった事例が数件発生して小柴胡湯の取り扱いを厳重注意することになりました。しかし今回COVIT-19に対する効果が期待出来ると話題になりネットでも手に入るので一般の方も気軽に入手出来る状態になりました。間違った服用により薬害が発生しないうちに薬剤の正しい服用と漢方薬と言えども乱用は危険と大至急周知するべきです。カネボウやツムラに漢方薬の指導をしているR氏が私に「あれだけ念押ししたのに」と悔しさを滲ませていた姿を私は忘れることが出来ません。

魔法の草履(ぞうり)を作ってもらいました。凄い反響で「楽に動ける」と多くの喜びの声が届いています。しかし中には変化しない症例が有るのは当然で、それが器質的損傷で「壊れているから痛い」のです。例えば骨折していれば魔法の草履を履いても痛いという具合です。だから手術の必要な場合もあるでしょうし全快堂に通ってもらわなければいけない症例も有るでしょう。しかし私が言いたいのは「変な癖」の結果痛みを発症している場合は草履で改善するということです。だから草履を履いて少しでも変な癖を矯正して頂ければ幸いです。そして可能で有れば全快堂に自作草履を持参して治療に来たら全快堂入室時に自作草履に履き替えて移動して欲しいのです。そうすれば改善スピードが早くなり万が一草履に不都合が有れば指摘も出来ます。外反母趾、O脚X脚原因の膝の痛み、股関節痛、腰痛、五十肩、寝違い、肩こり、頭痛、めまい等々の原因が実は変な癖の歩き方かもしれません。その為に長い間苦しみ、あちこちで治療を繰り返し薬やサプリメントを飲んでいたとしたら？それも結果的に改善しないとしたら？死ぬまで続くとしたら？それが「たまたま」魔法の草履で治る症例だったら？無駄な金と時間は今後更に酷くなる不況には無い筈なのに浪費し続けますか？

世界的に人気の「当たり前体操」というギャグが有りますけど、昨日新患の方が来て話をしていると薬の多さに驚きました。というより「絶句」してしまいました。10種類以上の薬を毎日服用しているというではありませんか。「えっその数って当たり前なんですか？」と聞いてしまいました。「だって出されるから」と。私は医師でも薬剤師でもありませんから当然薬の服用を指示することなんて出来ませんし絶対にしません。但し治療するにあたり症状を聞くと同時に既往歴や服用している薬の話を聞きます。そこで判明したのが10種類を超える薬の数です。よく「お薬手帳」が無い時代は薬が多かったけど最近は少なくなったと聞きましたけど昨日の患者様は数枚のプリントに薬の写真と名前等が羅列されていました。これから通院して体調が少しずつ改善されれば薬の数が少しは減る可能性も。それを目指して治療してみますが患者様自身も生活習慣の改善をお願いしました。

私は凡人なので身体の声を聞かないと診察・治療が出来ません。全快堂で治療を受けた方なら分かると思いますけど鍼灸治療はソフトです。一部の患者様を除き殆どの患者様はササッと触る程度です。すると「こんなのでいいの？」「こんなんじゃやらなくてもいいのに」と感じる人も居るでしょう。ところが私の鍼灸治療は皮膚の僅かな変化を利用して行うので強い刺激は不要どころか逆に強い刺激だと気の流れが乱れてしまい分からなくなってしまいます。しかしたとえ微力な刺激で有っても身体には十分な効果が有ります。その証拠に治療ベッドに横たわる頃には内臓が動く音が聞こえ始めます。それは弱い刺激に効果が有る証拠なのです。強い刺激は交感神経を興奮させてしまい筋肉は硬くなり血管は収縮して血圧が上がり悪い部位を隠してしまいます。例えば上澄みは透き通っていてヘドロが沈殿している側溝に軽い物を落とした場合、ゆっくり優しく水の中に手を入れれば見えている落とし物も、乱暴に掬おうとすると一瞬にして水が濁ってしまい分からなくなるイメージです。同じように治療も優しく行うと悪い部位の変化が分かりますが強い刺激だと変化が分からなくなってしまいます。しかしこれは私が凡人だからで世間一般の先生方は強い刺激でも変化が分かるので強い刺激が悪いと思わないで下さい。次に皮膚への弱い接触は「私の場合は」情報収集に最適なのです。皮膚は非常に多くの情報を与えてくれます。彦摩呂風に表現すれば「情報の宝石箱やぁ」って感じです。だから鍼灸治療しながら情報収集を同時にさせて頂くことが「今日は此処を治す必要がある」と分かるのです。素肌で有れば情報が豊富で刺激も少なくて良いのですが衣服が厚くなれば情報量が減り刺激は強くなります。だから全快堂は室温に細心の注意を向けています。が、常に換気も同時に行っていますから人によっては寒いまたは暑いと感じる方もいるでしょう。また同じ人でも徒歩か車か、入室直後か暫く時間が経過した状態なのか、コート➡️Tシャツ➡️素肌と移ればまた違うので少しは我慢して下さいね。では今日も頑張ろう！って10時じゃあ遅い？

大掃除を計画的に進めている方も多いと思います。すると重い物を持ち上げたり、または無理な体勢になることも有ると思います。そんな時に海外では「魔女の一撃」と呼ばれるギックリ腰になってしまうかも。でもギックリ腰って意外に軽い物を取ったり体勢を変えただけで発症する方が多いのです。油断大敵とはこのこと。それを知ってか知らずか身体を動かすだけの時でも「ヨイショ」「ドッコイショ」が口癖の人がいますが実は理に叶っているのです。また重い物を持ち上げたり力を入れる時に息を止める人がいますけど、実は「息を吐きながら動く」方が素早く動けたり力が出るので声を出す「ヨイショ」は凄いんです(パワー！)。当然血圧が上がることも防げるので寒い季節には必ず言って欲しいです。「年寄りみたい」と恥ずかしいがらずに何か叫びながら動いて下さい。因みに篠原涼子さんはドラマの中で「ヨッコイショウイチ」と言ってました。