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お茶会に行く 3

2016.04.07 | Category: 院長ブログ

しかしお茶の世界は奥が深いと思いました。礼儀作法の学ぶ事の多さが有り、何より心。例えば私が隣の見ず知らずのオヤジ(一期一会)との心の葛藤。そこでは心を落ち着かせて超初心者の私が生意気に大先輩であろうオヤジと張り合うのでは無く、己を殺して相手を尊重し思いやる心を感じ『何故あの時に「お先に頂きます」の一言が言えなかったのか』と深く反省しました。『道具1つで国が買える』というところまで茶道の地位を引き上げた利休、信長両氏が居なければ現在の茶道も変わっていたかも。さてはともあれ貴重な体験が出来て良かったですし外国の方々のほうが日本の心を理解しているかも知れませんね。世界では抹茶ブームですから。私もこれから少し日本文化を見直さなければと思いました。キッカケを頂きまして誠にありがとうございました。まだ続きが、お茶会も終わり何気ない顔をして立ち上がり、訳もなく暫くの間その場に佇む(正確には動けなかった)顔は似ていないが髪形だけムースの付けすぎで『神田正輝』の髪形の一人のジーンズ男が居たことをお忘れなく。そして、その男が帰宅した時の髪形は『宇津井健』に変化していた事を最後に報告してpart3を終了します。ありがとうございました。PS庭園の見事な枝下桜を携帯で撮影しましたので見たい人は治療時に申し出て下さい。とにかく綺麗でした!

お茶会に行く 2

2016.04.06 | Category: 院長ブログ

そのうちに栗きんとんで有名な『川上屋』の和菓子が登場(ちゃんと菓子の説明まで有ると始めて知りました)。全く無知な私は『飲みながらなら食べないんだ』と思いながら「パクッ」と一口で食べてしまったのでサァー大変。周囲は小さく切って上品にゆっくり(食べるのではなく)召し上がって(この表現が適切な感じ)いますのに私はやる事も無く皿を拝見していました(だから皿を下げるタイミングだけは周囲と一緒でした)。そしていよいよメインイベントお茶の登場!しかし『飲み方分からねぇ』顔を動かさないようにしながらも眼球だけは遠近左右、見える範囲全部を動かし情報収集。たぶんその時の注意力と洞察力は人生最大で有ったと思います。「隣のオヤジさえ居なければ『すいません、教えて下さい』と言ったけど」と呟きながら、お茶が来たら少し左に置いて『お先に頂きます』と断ってから飲む事が分かったけど左はオヤジだったので分からないフリをして少し茶碗を見てグッと飲んでしまいました。『あっ、お茶って美味しい』と思ったのは初めてで自分でも驚きました(ってそれほど回数飲んで無いし)。そんな事を思いながら、もはや脚はカラータイマーが点滅し始め、私に残された時間は長くないと悟りました(お前はウルトラマンか)。城に呼ばれた大名は謀叛の動きを封じる為に何時間も座らされて痺れてサッと立てなくなる頃に主人の登場。これでは下克上の暗殺は到底不可能。お茶を頂いた後は先生の話。『謀叛は起こしませんから一刻も早く私を解放して下さい』と心で叫んだ私でさえ、先生の話は心が落ち着くものでしたが、もはや私の脚は『義足では?』と思える重量感だけの物と化していました。この続きは全快堂ブログ始まって以来のpart3へ。

お茶会に行く 1

2016.04.05 | Category: 院長ブログ

先日、私とは永遠に行く筈のない場所に行ってきました。白鳥庭園で催されたお茶会に行ってきました。確かに桜を始め花が綺麗でした。こんな私でも行って良かったと思いました。しかしだいたい白鳥庭園に行く事が奇跡です。花を見るのは酒を呑む口実でしかなく日本庭園は好きですが京都や奈良への旅行も20年後に取ってあるような人間ですので家族の間では『こんな珍しい事があると悪い事が起こらないとイイけどね』と顔を見合わせてコソコソ話すほど。たまたまお誘いが有ったので『この機会を逃したら一生行かない』と思い行かせてもらいました。しかしやはり場違いな感は否めませんでした。仕事が有り、そのまま向かったのでジーンズですし最大の問題は苦手な正座。脚を崩して結構ですと言われても皆さん正座。かなりの人数だったので詰めた結果、身なりも所作も持ち物も完璧なオヤジ(私もオヤジでした)の隣で嫌な感じを悟りましたが時、既に遅し。全く知らない私の座った場所に(角でした)『そこには座らないでしょう』と鼻で嗤われ扇子を前に置かれて『君は持ってはいないだろうね』と言わんばかりの視線で下から上に二度丁寧に見られました。ですから意地でも正座は崩さないで頑張ろうと心に決めました。そのうちに栗きんとんで有名な川上屋の和菓子が来て『抹茶を飲みながら食べたいんだけど』と思いながらも周囲に合わせて和菓子だけ先に食べました(口の中に和菓子の甘味が残っている状態で飲むのが最高らしいのですが)。そしてお茶の登場『飲み方分からねぇ』とキョロキョロ、ソワソワ。と、ここからまだまだ続きますので今回は終了。明日をお楽しみに!

中村久子を思い出す

2016.04.04 | Category: 院長ブログ

先日、映画『奇跡の人』でヘレン・ケラーを演じられた『パティ・デューク』さんが亡くなられました。ヘレン・ケラー女史は偉大な方ですし彼女を教えたサリヴァン先生もまた偉大な方だと思います。しかし、そのヘレン・ケラー女史に『私よりも不幸で、そして偉大な人』と言わしめた岐阜県出身の『中村久子』さんの事を思い出しました。ご存知ですか?私が尊敬して尊敬して最も尊敬する人物の一人です。中村久子さんは幼くして両腕は上腕の半分、両脚は大腿の半分という身体になられて(失礼ですが乙武洋匡さんのような感じです。お許し下さい)、しかし包帯を巻いた両腕で日常生活は勿論、裁縫は職人技で着物や布団までも作り、書道も達筆で後に『見世物小屋』で大道芸人として役立ちました。それも全て久子さんの母親が心を鬼にして『自分が死んだ後も一人で生きていけるように』と仕込んだ結果でした。どれほど我が子の行く末を心配して亡くなられたかと思うと涙が尽きません。その気持ちに最初は気付かず恨んだ久子さんも後に感謝しています。彼女の人生は前半、不幸の数珠繋ぎでした。しかし母親の忍耐力と久子さんの努力と負けん気により考えられないような困難を乗り越え、世間から絶賛されヘレン・ケラー女史に会うという地位まで上り詰めます。そして人々に自分の人生について、どのように困難を乗り越えたかを語ります。しかしその瞬間『自分はなんて横暴なんだ。いつから自分は人を教えれるような偉い人間になったんだ』と自分の驕りに驚き、深く反省して帰らなくても良い見世物小屋に戻って行きます。日頃から少し忙しかったり、少し大変な事が有ると不平不満を言ったり人のせいにしたり私達は横暴です。久子さんやヘレン・ケラー女史や無名のうちに人生を終えた方々の苦労に比べれば私の苦労など苦労のうちに入りません。またハンセン病で今でも差別をされている人々が現在もいる事実を忘れてはなりません。ハンセン病は簡単には感染しないと分かった今でも彼等は死んでも家族の墓には一緒に入らせてもらえないのです。本当は最も味方になってくれる筈の家族から存在すら抹消されているのです。勿論、自分から家族に迷惑をかけたくないと縁を切ってしまう方々もいると聞きます。悲しい話ですね。日々の快楽に溺れ、少しのトラブルに怒りを覚えて恥ずかしい限りです。最後に私も直ぐ驕ってしまう為に壁や天井に文字を書き、私の机の横には久子さんの写真が貼ってあります。謙虚に、そして小さな幸せに感謝しましょう。長文お許し下さい。

治療をマンガに!

2016.04.03 | Category: 院長ブログ

鍼灸治療をマンガにして欲しいですよね。確かに無くはないんですけど真面目過ぎて難し過ぎて一般の人の人気を得るには少し無理な感じです(あくまでも個人的見解です)。お医者様のマンガやドラマは次から次に発表されるのにね。一気に韓国ドラマは凄すぎる。確かに天子様に手を触れてはならないのは分かるけど腕に糸を付けて離れた場所から糸の動きを診て脈拍を診るのは私には出来ません。それほどの名医だからこそ天子様の主治医にもなりうるのでしょうけど凄すぎる。でもドラマとしては面白い。日本も負けじと頑張って欲しいですよね。ちくしょーっ!(by小梅太夫)。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三