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伝える事の難しさ

2016.10.14 | Category: 院長ブログ

そんなつもりは無かったのに相手に言葉の真意が伝わらずに気まずい思いをした事は有りませんか?『もっと違う言い方をすれば勘違いさせないで済んだのに駄目だなぁ』と落ち込んでいる患者様が来院される事が有ります。最近相手の意図を汲み取れない人が増えたと感じます。それはやはり携帯の普及の影響が大きい事は分かると思います。メールに感情を絵文字で付け加えて送信すれば相手の気持ちが分かりやすいので便利です。でも便利に慣れてしまった結果、絵文字が無い人と人の感情を察するのが苦手な世代が増えてる感じがしますし、それは事実だと思います。医学も進んだので例えば20年前なら『アスペルガー症候群』なんてメジャーな病名では無かった筈が現在では周知されるようになりました。また以前は医師でさえ『気の持ちよう』と根性論を口にする方さえ居ました。しかし脳内の伝達や、海馬や扁桃体の異常が分かるようになりました。しかし『私はアスペルガーだから仕方ない』で良いのでしょうか?昔は理解されなければ本人は勿論、周囲も合わせようと努力したと思います。その1つが『呑みにケーション』(オヤジ!)。最近は『アルハラ』で控えめにしている人が多いですが人間関係を円滑にする、または空気を読む練習の場為には大事な事なんですけどねぇ(空気読むまえに漢字読め~)。そろそろ『忘年会』の予約が入る季節ですが『参加は積極、飲酒は消極』でお願い致します。アスペルガーに関しては、まだまだ原因も治療も完全に分かって無いですので時間が必要でしょう。本題に戻して以前も投稿しましたが全快堂で電気の調節の為に徐々に強くしていく時に適度な強さを探るのに『どうですか?』と尋ねると『大丈夫です』と応える人がみえますが此方にしてみると『まだ大丈夫だから強くして』と捉えるのが普通だと思いますが、なかには『大丈夫』=『ちょうどいい』人もみえるのです。難しいですよね。だから私は患者様に話す時には文章をクドイかもしれないですが短縮せず削らず話すように心掛けるようにしています。最後に若者よ、積極的に飲み会に参加しよう!それでコミュニケーションの練習、理不尽な命令、我慢、上下関係を学びたまえ。最近は部活やらない人や運動部でも厳しくない、フラットな上下関係が増えたから敬語が使えない人が多いです。社会人になって恥をかかないようにする為にも。

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全快堂

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院長宮木 謙三